1日5組限定&完全予約制の贅沢ディナーに感動♡ 白金台の一軒家レストラン〈ステラート〉がリニューアルオープン!
白金台、プラチナ通り沿いにある一軒家レストラン〈ステラート〉が、2017年にリニューアルオープン。今回はリニューアルした〈ステラート〉の魅力をご紹介します!
まるでヨーロッパの古城のような美しい一軒家レストラン。
〈ステラート〉がオープンしたのは今から19年前。閑静な街並みに佇むヨーロッパの古城のような外観が印象的です。
エレベーターを昇った先で出迎えてくれるのは、ムード満点なバーカウンターと、窓の外に広がるプラチナ通りの煌びやかな街並み。今回のリニューアルで、結婚式やパーティーでも多く利用してもらえるよう、全面窓ガラスに改装したそう。
絵画が各所に飾られた廊下を進むと、メインのレストランフロアに到着。
そこはまるで中世ヨーロッパの貴族たちが集う舞踏会場のよう。大きく煌びやかなシャンデリアが天上からつるされ、優美でラグジュアリーな空間が広がっています。
どこにいても絵画を見ているような錯覚をおぼえる、こだわりの調度品に包まれた贅沢な空間です。
全面ガラス張りの天井からは自然光が降り注ぎ、東京の空とは思えない開放感。「ステラート」という名前の通り、夕方から夜にかけては美しい星空を望むことができます。
今回のリニューアルではアンティーク調のインテリアをそのままに、新たに花や緑を多く配置。ヨーロッパに多く建てられた“オランジェリー(温室)”を彷彿させる空間に生まれ変わっています。
料理はシェフおまかせの“コスモポリタンキュイジーヌ”。
料理は完全予約制で、“コスモポリタンキュイジーヌ”をテーマに、世界各地から厳選された食材を、ジャンルにとらわれないテクニックと独創性で昇華させたシェフおまかせコース(前菜3種、デザート2品、計8品程度)10,000円のみ。内容は1~2ヵ月に1回程度、季節に合わせて変化します。
Executive Chefの鈴木昌嗣氏は、フランス屈指の星付きレストラン〈ステラマリス〉や〈ジェラール・ベッソン〉などで3年間の経験を積み、本場フランスにて10年連続ミシュランスター獲得を誇る〈KEISUKE MATSUSHIMA〉の東京・原宿店〈レストランアイ(現ケイスケマツシマ)〉のスーシェフを務めた方。2017年3月、〈ステラート〉エグゼクティブシェフに就任しました。
シェフのおまかせ料理とペアリングワインが織りなす、至福のディナー。
まずはシャンパンで乾杯。メディア向けの試食会では「ルイ ロデレール ブリュット プルミエ」というフランスのシャンパーニュが振る舞われました。
そして一品目のお料理はハンガリー産のフォアグラを使った「モンブラン」。上からたっぷりとトリュフを削りかけてくれ、馨しい香りがにおい立ってきます。
秋の味覚・栗とフォアグラをムース状に仕立てたモンブランの中には、クルミなどのペーストが。栗の優しい甘さと濃厚なフォアグラ、そしてトリュフの華やかな香りで、シャンパンと相性抜群な一品でした。
2杯目のワインは、すっきりと辛口な「グレイス グリド甲州」という白ワイン。
合わせるお料理は、ガラスのお皿から白い煙が立ち込める斬新な前菜。北海道産の毛蟹をアボカドで包み、イタリア産オシェトラキャビアを惜しげもなく盛り付け、スモークのクリームエモーションソースに、パクチーを散らしたフレンチとエスニックが融合したようなお料理です。
アボカドと毛蟹、キャビアにスモーキーで濃厚なソースが口の中に広がり、パクチーの香りが後からやってくるという新感覚のお料理でした。
3品目に合わせるワインは、「Thicks as Thieves Sylvaner 11」というオーストラリアの白ワイン。ブドウのフルーティーな香りの後に、ハーブのような味わいを感じる一杯です。
そしてこのワインに合わせるのが、気仙沼産の極上メカジキを使用した「リビエラ野菜」。こちらは今回新たにマネージャーに就任したイノウエ・ローラン氏の出身地であるフランス・ニースのお料理。メニューもシェフと一緒に考えたのだそう。
生のメカジキの上には、にんじんやきゅうり、ズッキーニやラディッシュ、アーティチョークにトマトなど、すべて丸くかたどられたカラフルで可愛らしい野菜がたっぷり。ウズラの卵と、パプリカのソルベも添えられ、見た目の美しさだけでなく、野菜たっぷりでヘルシーなのが女性には嬉しいですね。
4杯目のペアリングワインは「ケラー エステート シャルドネ ラ クルーズ ヴィンヤード」というアメリカ・カリフォルニア産の辛口ワイン。
4品目は福岡県産アマダイの上にカラフルなお花が盛り付けられた魚料理。
こちらはテーブルにサーブされてから、緑色が鮮やかな春菊のソースをかけていただきます。皮目をぱりぱりと香ばしく焼き上げたアマダイに、菊の葉や穂じその華やかな香りが広がります。
メインのお料理は「宮城県産 ドライエージングビーフ サーロインの藁焼き」と「北海道産蝦夷鹿」から一品をチョイス。
じっくりと熟成し、藁焼きで仕上げたサーロインは、しっとりとしていて甘い脂がとってもジューシー。松の実のピューレにトリュフソースが秋らしい味わいで、つけあわせのアーティチョークやオリーブが、肉のおいしさを引き立ててくれます。
オレンジピールのパウダーで彩った、お月様のような半円が美しい北海道産蝦夷鹿のプレートは、蝦夷鹿独特の野趣あふれる香りで赤ワインがぐいぐい進むおいしさ。銀杏やビーツの葉、ビーツのピューレやペッパーソースが添えられ秋らしく、高たんぱく低脂肪な肉質でヘルシーなのも嬉しいところ。
合わせるワインはそれぞれフランス産の「シャトー オー ブランティ」と、スペイン産の「デスセンディエンテス デ ホセ パラシオス ヴィリャ デ コルヨシ」という赤ワイン。どちらも肉の臭みを中和して、旨みを引き立ててくれていました。
〆は、長野県産天然キノコをふんだんに使った和風な炊き込みごはん。
肉厚なものや食感の良いものなど、いろいろな味が楽しめるよう数種類のキノコが使用されていました。
お米一粒一粒にキノコから出る旨味たっぷりの出汁が染み込み、噛むたびに香り立つキノコの旨みと香りが後を引くおいしさ。お腹はいっぱいなのに、おかわりをしたくなるほどでした。
〆のあとは甘いスイーツ。今が旬の秋田県産の洋梨をキャラメルで味付けし、サクサクとした生地でサンドしたデザートが登場しました。
デザートに合わせて振る舞われたのが、「オチョア モスカテル」という甘いデザートワイン。
そして食後にコーヒー(もしくは紅茶)とともに、指輪ケースのような小さな箱に入ったジャックオランタン風のマカロンが登場。ハロウィンという季節にちなんだ、素敵な心遣いで最後まで大満足のフルコースでした。
天気が良ければ、デザートは開放感溢れるルーフトップで頂けるそう。周りに高い建物がないので、見晴らしの良い風景が楽しめます。
エントランスから外観、内観まで心躍る美しい空間で、行き届いた丁寧なサービス、そして極上のお料理をペアリングワインとともに頂ける〈ステラート〉。記念日や特別な日に是非利用してみてはいかがでしょうか?
〈Stellato ステラート〉
■東京都港区白金台4-19-17 3F
■白金台駅(南北線・三田線)1番出口から徒歩6分 JR目黒駅から徒歩10分
■03-3442-5588
■17:30~23:00
■http://www.stellato.jp