アート×詩×音楽を重ね、五感で想いを伝えるチョコレート。 〈MAISON CACAO〉2021年新作コレクションは、8つの物語をもつアロマ生チョコレート。
鎌倉発のアロマ生チョコレートブランド〈MAISON CACAO(メゾンカカオ)〉が、2021年コレクション「EMOTIONAL」シリーズを発表。8種の"感情"をテーマに多彩なフレーバーを展開。アートパッケージや音楽とのコラボで物語を感じさせる新作チョコレートを詳しくご紹介します!
2020年4月、〈ca ca o〉から“家族”を意味する〈MAISON CACAO〉に。
「チョコレートで日常を豊かにする文化を創りたい」と創設された〈MAISON CACAO〉。コロンビアに自社農園を持ち、カカオ栽培からクーベルチュールチョコレートへの加工までを現地で行っています。
もとは〈ca ca o〉というブランド名でしたが、2020年4月に“家族”を意味する名前に変更。創設者でありカカオディレクターを務める石原紳伍さんは、「お客様やパートナー、コロンビアのカカオ農家の方たちと一緒に、家族のようにみんなでブランドを作り上げていきたい」との想いを込めたといいます。
オリジナルの音楽と詩を添えて、想いを伝える8つの“感情”をフレーバーに。
1月15日より発売となる新作コレクション「EMOTIONAL」シリーズは8種を展開。このテーマについて代表の石原さんは「店頭でお客様と話すと、プレゼントにご自身の感情も込めて渡されていることが良くわかる。人生を豊かにするチョコレートを目指すメゾンカカオにとって、こうした感情は大切にしたい要素です」と話します。
まず目を惹くのは、あでやかなアートパッケージ。こちらは書家の中塚翠涛さんが手掛けたもの。
パッケージの中には生チョコレートだけでなく小さな手紙が添えられており、それぞれをイメージした詩が読めるようになっています。こちらはパリの最高級老舗ホテル〈ル・ムーリス〉でコミュニケーション部マネージャーを務める大岡陽子さんが担当。
音楽は、アルバム制作やライブ活動のほか、国内外のファッションショーの音楽を担当するマヤ・ムガ・モーランさんが担当。ダウンロードして聴くことができます。
ここからは、8つのテーマとフレーバーをひとつずつご紹介していきます。
ブランド名を冠した自信作。華やかなマスカット香の「MAISON」。
2020年に即位の礼で各国元首への手土産に選ばれた〈MAISON CACAO〉の「MUSCAT」。一番人気の商品が、ブランド名を冠する「MAISON」としてリニューアル。
テーマは"MAISON=家族"。「MAISON CACAOから最高の一粒を、大切なあなたへ」との意味が込められています。フルーティーなコロンビア産ビターチョコレートをベースに、山梨の自社農園で収穫されたシャインマスカット果汁を合わせて。アクセントにシャルドネワインが入っていて、甘く華やかな香りと一緒に楽しめます。
甘酸っぱさとビターな味わいが交差する「LOVE」。
“心を受け止めてくれる、愛しいあなたへ”。との想いが込められた「LOVE」。幻と言われる白桃品種「さくら」の果汁をピューレにし、ビターとミルク両方のチョコレートを合わせています。「完成した詩から、甘酸っぱさをイメージした」と石原さん。桃とチョコレートの最適なバランスを探るのに試行錯誤を繰り返したそう。
40日間熟成、高糖度の国産洋梨を使った「RESPECT」。
“尊敬”を意味する「RESPECT」。新潟県佐渡産の「ル・レクチェ」という西洋梨を贅沢なピューレにし、ビターチョコレートと合わせています。
収穫後、40日間追熟させている「ル・レクチェ」。糖度が高く、芳醇な香りとなめらかな舌触りが印象的。熟成された甘みや旨みが感じられることから、家族や恋人など、長く付き合っている人へのギフトにおすすめとか。
エルダーフラワーシロップを使った「DEAR」。
マスカットのような香りがほのかに楽しめるエルダーフラワーを、じっくり煮詰めてシロップに。さらに、ドライに仕上げた花びらをそのシロップに漬け込み、ビターチョコレートと合わせています。エルダーフラワーの花言葉は“思いやり”。「DEAR」の想いを込めて、いつもそばにいてくれる友人に贈るのも良いかもしれません。
幸せの泡をイメージして作られた「BIRTH」。
ヴーヴ・クリコのシャンパンとビターチョコレートを合わせた「BIRTH」。名前の通り、ハレの日などのお祝いのギフトに喜ばれそうな雰囲気。一口食べると、シャンパンの風味がしっかり。口の中にふわっと広がる柑橘の香り、力強いチョコレートのアロマが余韻に残ります。
強さと優しさを兼ね備えた「HERO」。
宮崎県産のグリーンレモンの果汁と皮から香りを抽出し、ビターチョコレートとミルクチョコレートを合わせた「HERO」。鼻に抜けるレモンの風味が爽やかで、強いビターとやわらかなミルクチョコレートが口の中でなめらかに合わさります。「グリーンレモンの突き抜けるような香りと優しい後味。酸味の先に甘みもある。イメージは“心の英雄”。私にとっては父の存在がヒーローです」と石原さん。
情熱をもって突き進む人へ贈りたい「PASSION」。
石原さんが「これまで60種以上作った中でも一番好き」という「PASSION」。南国のパッションフルーツとカカオは相性抜群。爽やかな酸味とフレッシュな味わいをビターチョコレートに閉じ込めています。スペインやコロンビアをイメージしたというパッケージもインパクトあり。併せた音楽もラテン系の曲調で、情熱が感じられます。
禁断の果実“リンゴ”をモチーフにした「EROS」。
国内製造の希少なシードルを使った大人向けのフレーバー。アダムとイブが焦がれた禁断の果実である“リンゴ”をモチーフに作られています。
「一番“ぬけ感”を意識した」という「EROS」。エロティシズムよりも、その奥にある愛しさを感じられるような味わいに仕上げたそう。
チョコレートとともに、届けたい想いを選んでみて。
「尊敬する人にありったけの愛を込めて」「頑張る人へ心からの応援を」など、相手への想いを一緒に届けることができる〈MAISON CACAO〉の「EMOTIONAL」シリーズ。
上記8種をセットにした「コレクションボックス」もあり。こちらには限定のオリジナルブランドアートブックが添えられています。
そのほか、「生トリュフ 6種ボックス」や「リッチ生チョコタルト」などバレンタイン限定商品も多数。店頭やオンラインショップでもチェックしてみてくださいね。
〈MAISON CACAO〉新作コレクション「EMOTIONAL」
■2021年1月15日(金)発売
■常設店、オンラインショップ、バレンタイン催事会場等で購入可。
■公式サイト