デンマーク王国皇太子同妃両殿下&ビジネス代表団が来日! ガストロノミーに北欧家具、デンマークの食とデザインが大集合!
日本とデンマークが外交関係を樹立して今年で150年。デンマークから皇太子同妃両殿下とビジネス代表団が来日した交流イベント「GATEWAY TO THE FUTURE 2017」が開催され、その一環としておこなわれた「デンマークの食とライフスタイル」PRイベントに行ってきました。大使館でおこなわれたイベントの様子、デンマークの食とデザインをご紹介します!
デンマーク大使館もお祝いムード!
今回のイベント会場となったデンマーク大使館。公道に面した窓は、フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃のお写真になり150周年仕様に!
大使館の中はデンマークデザインの数々が!
フィンユールデザインの〈ベーカーソファー〉。
デンマークを代表するデザイナー、ポール・ヘニングセンの名作照明〈アーティチョーク〉。
ポールクリスチャンセンによるデザインのランプも!
デンマーク家具のデザインは「芸術品として部屋の中心に置くことができ、部屋の一部として生活に溶け込むことができる」とスピーチされていたのが印象的でした。
そして、フレデリック皇太子、メアリー皇太子妃のご登場です!
大使や大臣のお話しを終始笑顔でお聞きになり、展示テーブルではゲストとの会話も楽しまれていました。
バラエティー豊かなデンマークからの食をご紹介!
デンマークの食料自給率はなんと300%!自国の人口の3倍もの食料を生産しています。日本はもちろん、世界中で毎日10億人の人々がデンマーク産の食材(成分も含む)を消費していることからも、デンマークが世界有数の食料大国であることがわかります。
ザ・和食ですが、甘えびやずわいがになどは北大西洋や北極海で獲れたもの。私たち、魚を食べる国の文化を長年に渡り支えてくれています。
現在12,700以上の酪農家が所属するという、ヨーロッパ最大の規模を誇る乳製品メーカー。世界40か国に牛乳やチーズ、ヨーグルト、バターなどの輸出販売をおこなっており、日本でもクリームチーズなどが人気です!
ひときわ華やかなスペースは、冷凍デニッシュペストリーの〈メッテムンク〉。冷凍とあなどるなかれ!そのサクサク感は、焼きたてと区別がつかない本格デニッシュペストリーでした。
ハロウィーンやクリスマスなど、プレゼントにぴったりなパッケージが並んでいたのは〈ヤコブセン・ベーカリー〉。
世界各国で特許を取得した「ブリューインザバッグ(Brew in the bag)」は、場所を選ばずに、熱湯を注ぐだけでコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを楽しむことができます!
日本にもファンの多いデンマークデザインの数々。
人にフィットするデンマークのデザインは、あらゆる分野で日本でも高く評価されています。「人のためになるものを作る。人が主役になるものを作る」そんな気持ちの伝わるデザインがたくさんありました。
この日展示されていたのは、アルネ・ヤコブセンデザインの「スワンチェア」。巨匠と評されるデザイナーから世界中の才能あるデザイナーとのコラボレーションまで、幅広いラインアップのブランドです。
日本でも根強い人気の〈ロイヤル コペンハーゲン〉は、デンマーク王室御用達製陶所として開窯しました。伝統のブルーと、やわらかいシリコン素材と磁器が一緒になった「フルーテッド コントラスト」が目を引きました。
世界最大の毛皮オークションをおこなう企業でもある〈コペンハーゲン ファー〉。個性あるデザインや色使いが美しく、世界のファー産業の中心にある企業です。
デンマーク人検眼医が掛け心地の重要性を意識したところから始まった〈リンドバーグ〉。その軽さは、世界最軽量ともいわれています。
“スポーツで世界を変える”ことが〈ヒュンメル〉のミッション。タウンユースにも使えそうなシューズは、色使いやスエードがこれからの季節にもぴったりですね!
ブースを回っているときに目立っていたのが、ブランドのアイコン的存在にもなっているレインブーツ!デザインだけでなく機能面でも優秀なレインブーツは、世界のセレブリティからも選ばれているそうです。
“トロール”とは、北欧の森の妖精のこと。最初のチャームが6種類のトロールの顔を組み合わせたデザインで、これがブランド名〈トロールビーズ〉の名前の由来になっています。
男の子だけではなく、女の子向けのシリーズも豊富なレゴブロック。レゴが100周年を迎える2032年までに、世界中の3億人の子どもたちがレゴを手にすることを目指しているそう。その多様性は、子どもだけでなく大人までもが魅了されそうです!
最高のライフスタイルを実現させるためには、寝ている間も贅沢に!皇太子同妃両殿下がブースを回られる際も、ふわっふわのフィリングを手にされていました。
機能性と美しさを兼ね備えるとはまさにこのこと。〈マグナス オルセン〉のデザインアイコンでもある8000シリーズ(写真右)は、この曲線の美しさだけでなくネジなどを使わないオリジナルの技術、軽くて高い強度、さらにスタッキングできるという優れもの!
一度は食べたい!デンマークの伝統食と最新食。
デンマーク・スタイル・ブレックファースト
デンマーク式の朝食といえば「ポリッジ(オートミールのお粥のようなもの)」や「スモーブロー(オープンサンドウィッチ)」。ほかには「ローストポークのパセリソース和え」などが伝統料理としてあげられていました。
デンマークのミシュランスターレストランでの料理人経験を持つ辻村直子シェフが、独自に解釈した「ニュー・ノルディック・ガストロノミー」が発表されました。
デンマークの首都コペンハーゲンは、ミシュランスターの獲得レストランが北欧で一番多い都市として知られています。伝統料理からニュー・ノルディック・キュイジーンまで、デンマークの食文化から目が離せません!
世界一幸せな国のひとつとたたえられるデンマークの食やライフスタイルは、知れば知るほど憧れてしまいます。これからの日本とデンマークとの交流も楽しみです!