スナック女の人生劇場 〈カラオケ松竹〉のマスターが語る、夫婦で店を続けていく秘訣。「感謝と思いやりの気持ちを忘れないこと」
LEARN 2020.10.15
マスター歴:10年
血液型:AB型
干支:丑年
星座:蠍座
趣味:カラオケ
カラオケの十八番:『あなたを口説きたい』
好きな女性のタイプ:天海祐希
マスターからの御言葉「大切なのは、思いやり」
今では“せり上がり舞台”なんていってお客さんに喜んでもらっているけど、元々ここは芸人である親父がスナック喫茶としてはじめた店。親父は松竹一郎という芸名で、コミック舞踊という踊りをやっていたから、当時は芸事つながりのお客さんで大にぎわい。1日3回転することもあったね。
若い頃は店を継ぐより自分で独立したくていろんな仕事を転々としたけど、どれも続かないし、大繁盛してる店の収入を超えるほど自分では稼げなくてね(笑)。徐々に親父の店を手伝うようになり、今のスタイルになったのは10年前くらい。僕は親父のような芸人ではないから、とにかくお客さんに楽しく歌を歌ってもらえる仕掛けを考えたね。まず思いついたのが照明。そこからスモークやシャボン玉の演出で舞台を盛り上げて、たどり着いたのがせり上がり舞台。ちなみにずらりそろってる衣装はカミさんの担当。喧嘩しながらも夫婦で切り盛りできる秘訣は、感謝と思いやりの気持ちを忘れないことだね。
今回のお菓子…〈カルディファーム〉の「タコスチップス」。
「スナック菓子はお酒のお供にピッタリだね」と純哉マスター。
今回のお店〈カラオケ松竹〉
カラオケ松竹せり上がり舞台、特殊照明完備。貸衣装あり。セット料金4,000円。カラオケ歌い放題。ボトルキープあり。
■東京都台東区竜泉3-13-3
■03-3875-7960
■19:00〜1:00 火休
■40席/喫煙
(Hanako1189号掲載/photo:Natsumi Kakutotext:Chisa Nishinoiri)