新しい趣味にもおすすめ。 おうちで挑戦できる「カリグラフィー」のキホン。上達するためにおさえたいポイントとは?

LEARN 2020.08.14

カードに添えたい「Hello」の文字。カリグラフィーの最初に習う「イタリック体」を習得しましょう。今回はカリグラフィー・サインペイントアーティストのLetterboyさんに「イタリック体」を教えてもらいました。

カリグラフィー

■用意するもの

カリグラフィー

・ペン(今回はPILOT 「Parallel Pen」の3.8mm)
・定規
・鉛筆

ペンは、蛍光ペンのような先が平らに なっているものを使う。上から、平筆、PILOT「Parallel Pen」、呉竹「ZIGメモ リーシステム ジャーナル&タイトル」、 鉛筆2本をテープで固定したもの。初 心者は、ペン先がスポンジ状のマーカーが使いやすくおすすめ。

1.基礎の書き方を練習する。

はじめて書く人は、紙の用意やペンの握り方からはじめましょう。基礎のフォーマットをうまく書くための基本とコツを教えます。

1.紙は凹凸のないつるつるしたものを使う。左ページに直接書いてもOK。切り取って使う場合は、ペンがスムーズに滑るように、下に紙を何枚か重ねて書く。

2.紙に対してペンが45度くらいの角度になるように握る。ペンを直角に持たないように注意。ペン先の平らな面が紙に当たるように調節して。

3.手は紙の上に固定し、ペン先だけを動かしながら書く。力を入れすぎたり、ねじるとうまく書けない。では、左ページのガイドに合わせて書いてみよう。

4.別の紙で練習する場合は、使用するペン先の4倍幅の印を端に付けてから、鉛筆で横罫を引く。その線をガイドラインに書いて練習しよう。

2.カードを描く。

上達するポイントは、毎日コツコツ同じように練習すること。

1.1つ目のポイントは、文字はすべて同じ角度にすること。慣れないうちは、斜め線をガイドに。

2.2つ目のポイントは、文字同士の間隔。狭すぎず、広すぎないようにしよう。

3.また、アルファベットには、同じカーブや線の部分があるので、なるべくそろえて書くこと。図の紫色の部分は「BASIC」で練習した「e」の下部分と同様に書ける。

4.最後に、無地のカードにお手本を見ながら自分で書いてみよう。慣れてきたら、文字に飾りをつけて。ルールはないので、いろいろ試してみて。

今回教えてくれたのは…Letterboy(レターボーイ)

カリグラフィー・サインペイントアーティスト。スウェーデン出身。アトリエではカリグラフィーのワークショップを定期的に開催。

letter-boy.com

(Hanako1187号掲載/photo:MEGUMI, Joji Koyama, Tomoya Uehara text:Kana Umehara, Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)

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