この夏、もっと楽しみたい! 2020年夏注目のお出かけスポット4選!【東京】リニューアルした話題のスポットも。
2020年の夏、遠出はできないけれど東京で思いっきり楽しむことはできるはず。アートや海の生き物を楽しむもよし、一泊してゆっくりおこもりステイを楽しむもよし。今年オープン&リニューアルした注目お出かけスポットをご紹介します。
1.水に入る豊洲のミュージアム〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM〉に新パブリックアートが誕生。
アート集団「チームラボ」が手掛ける豊洲のミュージアム〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM〉に、新しい屋外パブリック・アート「空から降り注ぐ憑依する滝」が誕生しました。また、裸足で水の中を歩き体感する作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」が、向日葵の咲く夏季限定バージョンに衣替え。
ゆりかもめ線・新豊洲駅の前に建つ〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM〉は、超巨大な4つの作品空間と屋外作品など計8作品が鑑賞できる“水に入って楽しむ”ミュージアム。今回新しく誕生したパブリック・アート「空から降り注ぐ憑依する滝」は、施設の外にあり、入場せずとも無料で鑑賞できます。パブリック・アートは、ゆりかもめ線の駅のプラットフォームや電車の中からも見えることから、地元や通勤中の人々にとって身近な存在となりそう。夏季限定の向日葵バージョン「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-infinity」は、水面を泳ぐ鯉たちが人々にぶつかると、向日葵に変化し散っていきます。花々は季節ごとに変わり、向日葵の花が現れるのは7/16(木)から8/2(日)までの夏季限定。
〈チームラボ〉
アートコレクティブ。2001年から活動開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など様々な分野のスペシャリストから構成されている。
〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM〉
■東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
■開催中〜2022年末
※向日葵バージョンの「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-infinity」は8/2(日)まで
■10:00〜19:00、土日祝 9:00〜※最終入場は閉館の30分前
■大人(18歳以上) 3,200円、大学生・専門学生 2,500円、中学生・高校生2,000円
小人(4歳 〜12歳) 800円、 シニア(65歳以上)、2,400円、障がい者割引 1,600円
※料金、開館時間が変更になる可能性あり。HPをご確認ください。
●さらに詳しい記事はこちらから。
2. 〈すみだ水族館〉に約500匹のクラゲが漂う水槽型水槽「ビッグシャーレ」が登場!
今年8年目を迎えた、東京スカイツリータウンの癒しスポット〈すみだ水族館〉。7月16日、開業後初めてとなる大規模リニューアルオープンをしました。リニューアルでは、クラゲエリアを約2倍に拡大し、水槽型水槽「ビッグシャーレ」と「ドラム型水槽」を新設。リニューアルの目玉は“クラゲエリア”。約2倍の広さになったほか、2つの水槽が新設されました。まずは長径7mを誇る巨大な水槽型水槽「ビッグシャーレ」。約500匹ものミズクラゲがゆらゆらと水の中を漂っています。これまで大きな水槽は横から見るのがスタンダードでしたが、こちらの水槽は上から“覗き込んで”見られるという新しい体験ができます。
また、水面をガラスなどで覆わず開放することにより、クラゲの質感や水面の動きなど、繊細な部分まで観察できるのも魅力です。さらに驚きのポイントが、なんとこの500匹のミズクラゲたちはすべて〈すみだ水族館〉生まれだということ!スタッフさんたちは自分たちが愛情をこめて育てたクラゲなので、クラゲがよりキレイに見える・映える水槽作りに力を入れたそうですよ。もうひとつ新設された水槽が、こちらの「ドラム型水槽」。通常クラゲはそれぞれに毒を持っているので、他の種類のクラゲと一緒に展示することができません。そこに着目し、こちらの水槽は種類の異なる3つのクラゲの水槽をつなげることで、一緒に泳いでいるように見えるよう工夫されました。泳ぎ方や模様など、いろいろなクラゲを見比べられるのが醍醐味です!
水族館内にある〈ペンギンカフェ〉では、リニューアルにともない海に漂うクラゲを表現したゼリー×かき氷や、食用クラゲが入った(!)シェイク、カラージェリーフィッシュをイメージしたハンバーガーなど、ユニークな新メニューが登場しています。
さらに、ショップでもクラゲモチーフのかわいらしいオリジナルグッズが満載!クラゲに癒されたあとは、お土産や思い出作りに、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
〈すみだ水族館〉
■東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
■03-5619-1821(営業時間内)
■10:00~19:00、土日祝9:00~21:00(最終入場は閉館1時間前)
※コロナウイルス感染拡大防止のため、上記営業時間に変更しています。
■無休
※価格はすべて税込み。
●さらに詳しい記事はこちらから。
3.原宿に新ビューティースポット〈資生堂ビューティ・スクエア〉がオープン!サロンゾーンで美のお悩みを解決。
JR原宿駅前に誕生した複合施設〈WITH HARAJUKU〉に〈資生堂ビューティ・スクエア〉がオープン。「SHISEIDO」のほかミレニアル世代に向けたブランドを取りそろえた、〝ビューティーを発見し・遊び・シェアする体験・発信型スポット〞。サロンゾーンでは、資生堂のヘアメイクアップアーティスト育成アカデミー〈SABFA〉を卒業した新進気鋭のアーティストの技術とセンスを堪能できる。アーティストセッションメニュー(60分6,000円〜)では予約した時間の中で自分だけのメニューを組んでくれる。使用したアイテムはそのまま購入も可。眉や前髪カットなどのクイックメニューも。予約はウェブ(beautysquare.tokyo)で。
〈資生堂ビューティ・スクエア〉
■東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1F
■11:00〜20:00 不定休
(Hanako1186号掲載/photo:Kaori Ouchi text:Kahoko Nishimura)
4.〈KAIKA 東京〉でコンテンポラリーアートを感じる旅を
ローカルの新しい魅力をシェアするリノベーションホテル「THE SHARE HOTELS」が墨田区に誕生させた、〈KAIKA(カイカ)東京 by THE SHARE HOTELS〉。今回のコンセプトは、アートストレージとホテルの融合。落ち着いたグレートーンに馴染むアートは、美術館にいるのか、はたまた倉庫に迷い込んだのか?!ホテルという概念にまた新しい風が吹き込む感覚を味わってきました。
浅草駅より徒歩8分、蔵前駅より徒歩9分、スカイツリーまでは徒歩15分という立地は、墨田エリアの観光を楽しむのにうってつけ。1階、地下1階に6つあるアートギャラリーは、公開保管スペースとして宿泊客にも開けた空間。段ボールが積まれている様子や、無造作に立てかけられた作品など、普段は見ることのできない “アートの裏側” を間近に感じられます。1階のフロント近くにある〈BAR KAIKA〉は、ここに泊まるなら必ず利用したいバー。7種類の日本茶カクテルは、〈EN TEA〉が厳選した薫り高い茶葉を使用しています。
8月16日まで開催中の〈KAIKA 東京〉のオープン記念企画展示は、舘鼻則孝の「FORM AND COLOR」。舘鼻則孝といえば、レディー・ガガのヒールレスシューズを作ったことで一躍脚光を浴びたアーティスト。〈KAIKA TOKYO AWARD〉の審査員も務めている彼の感性を、美術館でもギャラリーでもなく、ホテルで堪能するという贅沢を味わって。館内を歩くと、自然と目に入ってくるアートの数々。エレベーターを降りたとき、朝食を食べながら…お気に入りの作品や、忘れられないアートがきっと見つかるはず。この夏は、“東京から東京へ” のショートトリップなんていかがでしょう?
〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS〉
■東京都墨田区本所2-15-6
■03-3625-2165
■2名1室(食事なし)9,000 円~
※宿泊料金は季節、曜日により異なる。
■公式サイト
舘鼻則孝 個展「FORM AND COLOR」
■〜8月16日
■8:00〜20:00
●さらに詳しい記事はこちらから。