お気に入りの雑貨でお家時間をもっと楽しく! スウェーデン在住・北欧雑貨販売を営む日本人女性に聞く。「愛用したい北欧アイテム」4選
冬が暗く長いこともあり、自宅でゆっくりと過ごす時間を大切にする文化が根付く北欧。友人を自宅に招いてホームパーティーを行うことも多く、ここに住む人たちは自分好みの空間づくりがとっても上手なんです。
2006年にスウェーデンに移住し、北欧雑貨の通販サイト「sopiva-hokuou」の運営を始めたダールマン容子さんも、北欧に住んでから「自分らしいアイテムを見つけるのが楽しくなった」と話します。
自宅で過ごす時間が増えている今こそ、身の回りのアイテムを見直してみませんか? 今回はsopivaで扱う雑貨の中で、「自宅での時間を豊かにしてくれる4つのおすすめアイテム」を教えていただきました。
色合いの変化も魅力的な「木製バスケット」
天然の木材を使って、一つひとつ丁寧にハンドメイドで作られた木製バスケット。ナチュラルな風合いと木の香り、そしてやわらかい触り心地も魅力です。天然素材を暮らしに取り入れるのは、北欧ならでは。1つお部屋にあるだけで、一気に北欧らしい雰囲気に近づきそうですね。
「カバノキ科の広葉樹であるアルダー材を使用したバスケットは、経年劣化による色の変化を楽しみながら末永く愛用してほしい一品。空気に触れるとだんだんと紅褐色になり、オイルを染み込ませながら、長年使うことでキレイな飴色になりますよ」(ダールマンさん)
<木製バスケット>
全6種類
https://sopiva-hokuou.com/?pid=128503974
窓辺に飾ってほっこり「北欧オブジェ」
発売以来、変わらぬ人気を保っているという北欧のオブジェは、北欧の民族衣装を来た人形のほか、羊やサンタクロースなどバラエティも豊富。写真は、最近できたばかりのフィンランドの民族衣装を来たペアドールです。玄関口や窓辺に飾ると、なんともいえないほっこり感が演出できるのだとか。プレゼントにしても喜ばれそうですね!
「エストニア人のデザイナーが手掛けたオブジェシリーズは、とにかく愛らしくて、どこにでもフィットするのでインテリアに最適なんです。私のオススメは窓辺。観葉植物と一緒に並べてもかわいいですよ。憩いの空間がほしいときに、ぜひ」(ダールマンさん)
<北欧のオブジェ>
全12種類
https://sopiva-hokuou.com/?mode=cate&cbid=2372020&csid=0
ヴィーガン素材のソイワックス100%「アロマキャンドル」
石油系の原料を使わず、植物由来のソイワックス100%で作られたアロマキャンドルは、環境に良いだけでなく、香りの良さと空気清浄効果が魅力的! ソイワックスは燃えるほどに空気中の不純物を減退させ、空気を洗浄すると言われていて、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
「スウェーデンブランド『Torplyktan』が手掛けるアロマキャンドルは、スウェーデンの四季をイメージして作られています。どれも心地よいナチュラルな香りで、お部屋でリラックスしたいタイミングに最適。キャンドルの原料だけでなく、ガラス容器も環境にやさしい100%再生ガラスで、サスティナブルを追求したブランドです」(ダールマンさん)
<アロマキャンドル by Torplyktan>
全6種類
https://sopiva-hokuou.com/?pid=142500966
100年の歴史を伝える「フィンランドポスター」
ポスターを使った空間演出が得意な北欧。この「COME TO FINLAND」シリーズは、1900年代初めから1980年代までに作られた旅行ポスターのデザインが、復刻版としてポスターに生まれ変わったもの。独特のレトロな雰囲気は、1枚飾るだけで北欧仕立てのお部屋に早変わりしそうですね。
「家具を変えたりしなくても、壁に張るだけで季節感やビンテージ感が出る手軽さがいいですよね。原色の色使いと自然由来のモチーフが多く使われているのがフィンランドらしさ。旅行に行けないときでも、北欧を感じられるアイテムです」(ダールマンさん)
<「カムトゥフィンランド!」ビンテージ旅行ポスター>
全35種類
https://sopiva-hokuou.com/?mode=grp&gid=1736370&sort=n
移住して気づいた「自分らしい」空間づくりの楽しさ
現在、スウェーデン人の旦那さんと2人のお子さんと一緒にストックホルムで暮らすダールマンさん。東京に住んでいた頃は忙しく予定を詰め込んでいたけれど、北欧に移住してからは、「何もしない時間も大切にするようになった」と言います。
「子供ができたこともありますが、スウェーデンでは時間がゆっくり流れている感覚があって、日常に“余白”のような時間が増えました。ゆとりを持たなきゃっていう社会的なプレッシャーもあるんですけどね(笑)」
余白を作ったことで、自分や家族がより心地よく過ごすための空間づくりについて考えを巡らせる時間も増えたのだとか。
「インテリアは、そのときの私たちらしいモノを選んでいます。どんなアイテムにも共通しているのは、素材の質が良く末永く愛用できるもの。地球全体のトレンドにもなっているように持続可能であることを大切にして、身の回りに置くアイテムも一緒に歳を重ねていけたら幸せかなって。ぜひ、お気に入りの北欧雑貨を見つけてみてくださいね」(ダールマンさん)
※価格はすべて税込表記です。
<取材協力>
sopiva-hokuou
■https://sopiva-hokuou.com/