生産者とつながる、おうちでマルシェを体験。 おうちでマルシェ体験!全国の農家から届くお取り寄せ新鮮野菜&フルーツ4選
コロナ禍で真っ先に支援を求めたのが全国の生産者たちだった。作り手から直接買える気持ちよさ、新鮮な食材が手に入るうれしさはこの期間に改めて気づかされた豊かさだ。そこで今回は、全国の農家からお取り寄せしたいおすすめの新鮮野菜やフルーツをご紹介します。6月27日(土)発売『2020年の今こそ取り寄せたいもの。』よりお届け。
1.ピカピカの野菜がセットに。〈伊都菜彩〉の糸島産旬の野菜セット
全国のJAの中で一番の売上高を誇るという、福岡県糸島市の直売所〈伊都菜彩〉から、農家直送の野菜セットが。この日は、じゃがいも、ズッキーニ、ほうれん草、キャベツ、しいたけ…と、日々の食卓に欠かせない野菜が網羅されていた。通常4,400円が30%オフ。
オンラインで福岡名物をお買い物。〈博多うまかショップ 岡県ウェブ物産展〉
JA全農ふくれんが運営する「JAタウン博多うまかショップ」内で、今年5月から福岡県ウェブ物産展を開催中。掲載商品は、定価より3割引で購入できるお得さがうれしい。商品は定期的に入れ替えがあり、定番のお茶や肉製品に加え、旬のフルーツなどが登場する。福岡県ウェブ物産展はしばらく続く予定。
■〈博多うまかショップ 岡県ウェブ物産展〉:www.ja-town.com/shop/c/c2O12
2.新鮮なパクチーで新しい料理に挑戦。〈江口農園〉の パクチー
夏の料理に欠かせないパクチーをどっさり産地直送で。海藻や牛糞などの有機肥料と綺麗な山水で育てられ、茎まで美しい高品質。エスニック料理の添え物としてだけでなく、サラダやかき揚げ、きんぴらに大活躍だ。500gから注文でき、写真は1kg。1,414円〜。
3.真っ赤なトマトにうっとり。〈デ・リーフデ北上〉の愛・ある・トマト、ミニトマトセット
宮城県石巻でパプリカとトマトを栽培する生産者。大玉の「富丸ムーチョ」とミニトマト「ダルタリー」がたっぷりなセット。冷凍すると皮剥きや加熱調理が楽になるトマトは、まとめ買いしても問題なしだ。大玉トマト約2kg、ミニトマト約450gで2,592円。
3.九州の太陽をたっぷり浴びた柑橘を。〈天草さんたファーム〉のあまくさ晩柑
熊本県天草で約50年以上みかん栽培に取り組むファーム。撮影の時期は、天草でブランド化された河内晩柑を取り寄せられた。分厚い皮を剥くと爽やかでジューシーな果肉が。ジュースやゼリーに加工するのも楽しみ。写真は4.5kgの量で、2kg961円〜注文可。
全国各地の生産者から直接届く新鮮食材を。〈ポケットマルシェ〉
全国の農家、漁師などの生産者と直接やり取りしながらお買い物ができるオンラインマルシェ。摘みたて、採れたての食材が、早ければ翌日に届く新鮮さや、おすすめレシピも気軽に質問できるのが魅力だ。「新型コロナで困っています」のタグで検索すると、支援を求める生産者を見つけることができる。
■〈ポケットマルシェ〉:poke-m.com
生産者とつながる、おうちでマルシェを体験。
全国の小中高校への臨時休校要請や緊急事態宣言が出されると、余剰生産物への支援を求める声が出始めた。一方、ステイホームの私たちは買い物に出かけるのも一苦労。お取り寄せの素晴らしさを再認識しているところだった。
自治体のホームページを覗いてみると、コロナの影響を受け困っている生産者の現実があった。物産展が人気の博多ではウェブ上で物産展を開催。札幌商工会議所のページでは、過剰な在庫を抱えていたり売り上げが低迷したりしている生産者のウェブサイトがまとめられている。購入などのステップは生産者に直接連絡するのも特徴的だ。これは産直サイト「ポケットマルシェ」でも同様。生産者が直接出品したものだから彼らの思いを受け取れるし、新鮮な状態で届けられるのが何よりうれしい。全国各地の生産者が、消費者と近い存在になったといえそうだ。通販以外には、ふるさと納税も支援の手段。新しい暮らしの中で、頼りにしたい生産者がたくさんいる。
※価格は全て税込、送料別です。
(Hanako1186号掲載/photo:Natsumi Kakuto text:Kahoko Nishimura)