神田愛花さん×銀座、ドライブ旅行など新連載まとめ12選|ひとりで見るべき映画、子連れカフェほか
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今、目が離せない現代美術家。 「銀座の壁はすべてギャラリーだと思っています」世界中で活躍する現代美術家・笹田靖人さんに聞く、銀座とアートへの想い。

LEARN 2020.05.25

古い画廊やギャラリーが並ぶ銀座は、もともとアートの街。けれど今はジャンルの垣根を越えて、美術に興味のない人もエキサイトする、新しいスタイルのアートが銀座から発信され始めた。今回は0.3ミリペンを使い細密画を描く現代美術家・笹田靖人さんにお話を聞きました。

これで終わっていいのかよと、語り掛けてくる作品に背中を押されてきた。

「僕が最初に銀座で作品を飾ったのは、ギャラリーではなく飲食店の壁だったんです」と笹田靖人さん。0.3ミリペンで時間をかけ、情熱の全てをペン先に注いだ緻密な絵は皆のド肝を抜いた。アート界のみならず、ファッションや音楽界からも脚光を浴びる今、目が離せない現代美術家だ。

現代美術家・笹田靖人

そんな彼がブレイクするきっかけをくれた場所は銀座だったという。飲食店の壁の絵を見てすぐに「気に入った」という凄腕営業マンと出会うと、彼を介して次々に顧客が増える。その期待に応えようと必死で作品への想いを伝えると、今度は様々なジャンルの人と繋がる。遂にはファッション界の巨匠・山本耀司氏の目にも留まり、ヨウジヤマモトとコラボレーション作品を作るまでに飛躍。

「自分の作品を喜んで買ってくれる人が目の前にいて、分かち合える。これって画家の喜びのほとんどを占めていると思いました」現在は、画家としては異例のレコード会社と契約し活動する。作品に対する熱い想いを乗せたアーティスト活動に「彼は単なるアーティストじゃない。人生を切り開くクリエイターだ」と支持するファンも多い。そんな彼が月に銀座で個展を開催する。「世界中の人が来日するこの場所は晴れ舞台。ライブ演出家ともコラボして、従来にない全く新しい美術展を計画中です」

Profile/笹田靖人(ささだ・やすと)

1985年、岡山県生まれ。0.3ミリペンを使い細密画を描く現代美術家。創造と破壊を繰り返し、発想力と技術力から生み出される独創的な絵には誰も真似できない圧倒的なパワーがみなぎり、アート界のみならずファッション、音楽など様々なフィールドで世界から注目を浴びている。

(Hanako1183号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Kimiko Yamada)

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