音楽好きに聞く、好きな音楽。 〈LOVE PSYCHEDELICO〉がおすすめするレコード6選!おうち時間にレコードデビューしませんか?

LEARN 2020.05.10

お部屋でお気に入りの音楽を聴くのもいいけれど、時間があるならいままで聴いたことのなかったような、新しい作品に出合ってみるのはいかが?そこで今回は、〈LOVE PSYCHEDELICO〉のお二人がレコードライフをはじめるのにおすすめしたいレコードをご紹介します。

家にいるなら、レコードを始めてみよう。

NAOKI・MA-1ブルゾン45,000円(wjk 03-6418-6314)/Tシャツはスタイリスト私物、デニムとブーツはNAOKI私物 KUMI・ロングシャツ33,000円(ブーリエンヌ)、 ジレ21,000円(ギャルリー・ヴィー―共にギャルリー・ヴィー 丸の内店 03-5224-8677)デニムパンツ、ブーツは本人私物
NAOKI・MA-1ブルゾン45,000円(wjk 03-6418-6314)/Tシャツはスタイリスト私物、デニムとブーツはNAOKI私物 KUMI・ロングシャツ33,000円(ブーリエンヌ)、 ジレ21,000円(ギャルリー・ヴィー―共にギャルリー・ヴィー 丸の内店 03-5224-8677)デニムパンツ、ブーツは本人私物

NAOKI:最近、楽器の売り上げが伸びてるんだって。それなら、ギターを始める感覚でレコードを聴き始めることもおすすめしたいな。
KUMI:楽器はエネルギーがいるからね。
NAOKI:CDやサブスクは暮らしの中に今あるけど、より日常の中に音楽が欲しいっていう人には、レコードプレーヤーをすすめたい。盤面に針を落とすのは立派な演奏だと思うよ。
KUMI:大きなジャケットを眺めながら聴き、A面が終わったらB面にひっくり返す。そんなフィジカルな行動がいいんだよね。
NAOKI:LPレコードの片面って25分くらいじゃない?集中して音楽に向き合うのにもを起こし、それをビニールに焼き付けて印刷”ちょうどいいんだけど、お皿洗う時とか、家事の最中に聴く時にもピッタリだよね(笑)。
KUMI:私も、自宅ではリビングのレコードプレーヤーで聴いているかな。70年代の独特の埃っぽさのある作品は、レコードで聴くと本当に心地いい。
NAOKI:70年代のオリジナル盤は最高だよね。レコードはマスター(演奏を録音したテープ)から、盤面に溝を刻印するスタンパーを起こし、それをビニールに焼き付けて印刷する。最初に作るスタンパー(20,000〜30,000枚ほどでダメになる)って、ミュージシャン本人も同席するから、作品に対する本人の意思も刻まれてると思うんだよね。だから、お気に入りのLPはできればオリジナル盤で聴いてみたくなるんだよね。

NAOKI’S SELECT

LOVE

1.『レッキング・ボール』エミルー・ハリス
ボブ・ディランに見出され、70年代から活動するカントリーロック・シンガー。1995年発表のモダンカントリー作品。

2.『タイガーリリー』ナタリー・マーチャント
10,000マニアックスを脱退後ソロ転向。1995年のファーストアルバム。名曲「Wonder」が聴きどころ!

3.『ボーン・イン・ザ・USA』ブルース・スプリングスティーン
「このアルバムは1984年のUSオリジナル盤で聴いてほしい!」とNAOKIさん。

KUMI’S SELECT

LOVE (1)

1.『ソングス・オブ・レナード・コーエン』レナード・コーエン
1967年に発表されたカナダ人シンガーの名作。中でも「ソー・ロング・マリアンヌ」がKUMIさんのお気に入り。

2.『イン・マイ・オウン・タイム』カレン・ダルトン
幻の女性シンガーソングライターが、1971年に残したセカンドアルバム。

3.『カム・オン・アップ・トゥ・ザ・ハウス:ウィメン・シング・ウェイツ』V.A.
トム・ウェイツの名曲を、女性シンガーたちがカバーした2019年の作品。

Navigator/LOVE PSYCHEDELICO

ラブ・サイケデリコ/KUM(IVo&Gt)、NAOKI(Gt)の二人組。デビュー20周年を記念したシングル集『Complete Singles 2000-2019』のほか、ライブ映像集、レコード、そしてBOXセットが好評発売中!4月15日には1年4カ月ぶりとなる新曲「Swingin’」を配信リリースした。

(Hanako1184号掲載/photo:Kenta Aminaka styling:Yoshiyuki Shimazu, Yumiko Miura hair&make:Kenichi Yaguchi text:Katsumi Watanabe)

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