フォトグラファー:Kat(ケイト)さんの場合。 台湾人女性の暮らしの中のウイルス対策が知りたい。「天然素材で清潔にそして、規律性のある生活を」
コロナウイルスの出現で生活がガラッと変わったのは台湾でも同じ。特にSARSを経験している台湾は、コロナウイルスへの対処は早かったようだ。政府がマスクを誰もが買えるようにシステム化したり、日本など海外からの帰国者の自己管理政策など、次々と現実的な対策をとる台湾。そこに暮らす女性たちの暮らしぶりは私たちにも参考になるだろう。2回目はフォトグラファーのKatさんです。
外撮影の時以外、自宅兼オフィスで一日を過ごすことが多いKatさんの生活も、新型コロナウィルス感染症の流行により暮らし方が変わったそうだ。
「帰宅後はすぐに部屋着に着替えて毎日洗濯を行い、ジャケットは風通しの良い場所に干して外で浮遊しているウィルスを自宅に持ち込まないようにしています」と徹底派のKatさん。
外出の回数を減らすためや、人が大勢いる市場に行かなくても良いように、規律性のある食品購入アレンジリストを自分で作成し、一週間に一回はこのリストを基に実行するようにしている。「以前購入した『台味便當』というレシピ本は、簡単に作れてしかもおいしいメニューがいっぱい、自炊生活に大いに役立っています」。
反対に、忙しくて時間が無い場合はUber Eats(ウーバーイーツ)を利用し、お気に入りのパン屋〈Purebread Bakery〉(ピュアブレッド・ベーカリー)でパンをたくさん購入し、冷凍保存をして食べたい時に解凍している。
そして、病気知らずの身体づくりのため、きちんとご飯を食べて早寝早起きをして、天気が良い日には猫といっしょにベランダに出て太陽の光を浴びて免疫力を高めている。
予防のためのtips
外出する際はアルコール消毒液、ウェットティッシュ、マスクを必ず携帯するようにしている。マスクは自分が使用するものと、仕事仲間や友人がマスクを持ち合わせていない時に提供できるように何枚か予備のマスクもカバンに入れておく。
マスクの収納方法は封筒など小さな袋に入れ、外す必要が有る場合、(自分の手がマスクの外側を触れないように)マスクをこの封筒の中に入れて収納し、また着用する際に取り出す。一度使用済みのマスクを入れた封筒はその日に処分し、また新しい封筒を用意する。
(Text&Photo: KM Leung,translation Shan)