世界遺産神社のご神犬も。 かわいい動物に会える!奉献された動物に癒される全国の神社。【埼玉・静岡・和歌山・奈良】
参拝者を和ませる人気者!神社やお寺に奉献された動物たちに会いに行こう。
1.〈丹生都比売神社〉世界遺産の神社で会う母になったご神犬。/和歌山
世界文化遺産にも登録されている丹生都比売神社。2017年にご神犬として奉献された紀州犬・すずひめ号(メス)は、毎月16日の月次祭の日に神前に参拝、その後一般公開される。
2019年9月には3匹の子犬を出産。いずれ親子で参拝する姿も見られるかも。
〈丹生都比売神社〉
■和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野230
■0736-26-0102
■常時参拝可能(授与所は8:30~16:30)
2.〈三嶋大社〉40頭の鹿がお出迎え。楽しい餌やり体験も。/静岡
商売繁盛や家内安全などのご利益で知られ、本殿が国の重要文化財に指定されている三嶋大社。1919年に奈良の春日大社から雄雌8頭の鹿を譲り受けたことから、境内の「神鹿園(しんろくえん)」で現在40頭近くが暮らしている。悠々と歩く姿やつぶらな瞳は参拝客の癒し。有料の餌を購入して餌やり体験も楽しめる。
〈三嶋大社〉
■静岡県三島市大宮町2-1-5
■055-975-0172
■8:30~17:00
3.〈久伊豆神社〉美しく広げた羽にうっとり。願いを孔雀に託して。/埼玉
安産祈願や縁結びのご利益で知られる久伊豆神社。1938年に朝香宮殿下から3羽を奉納されて以来、同神社のシンボルとして愛されている孔雀は、現在境内の小屋で約20羽が大切に飼育されている。お守袋に孔雀の羽根が入った「救邪苦(くじゃく)」のお守りも人気。
〈久伊豆神社〉
■埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55
■048-756-0503
■常時参拝可能(祈祷斎行時間は9:00~16:00)
4.〈丹生川上神社下社〉神社と馬の関わりをつくった社。神馬が参拝者を出迎える。/奈良
日本最古の水神を祀る神社。雨を祈り黒馬、晴れを祈り白馬を献上したことが神馬・絵馬の起源となる。東日本大震災・紀伊半島大水害の復興の祈りを込めて、560年ぶりに神馬奉納祭が復活した。現在、月毛の「白龍」と黒毛のミニチュアホース「黒龍」の2頭が境内で仲良くくつろぐ姿が人気となっている。
〈丹生川上神社下社〉
■奈良県吉野郡下市町長谷1-1
■0747-58-0823
■8:00~17:00
(Hanako1180号掲載/text : Naomi Haga)