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手土産からご褒美デザートまで。 本当においしいパン&スイーツ店16軒!グルメ通に聞く『MY BEST GOURMET 2019』
本誌で振り返った2019年のグルメは、ひとりでふらりと入れたり、店主の個性が光ったり、お財布にも人にも優しいことが際立っていました。グルメな皆さんの最高の幸せとは?Hanako『1000円の幸せと、6000円の悦びと。おいしい店!』「100人に聞いた、私の幸せ。」よりお届け。
浅本 充さんリコメンド〈APOC〉/表参道
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こだわり素材のパンケーキ専門店。「店主・大川雅子さんのパンケーキが世界で一番おいしいと思う」と、フードディレクターの浅本さん。そのお味とは? 「薄くてしっとりで、香り豊か。口に運んだ瞬間に、次の来店を決めたくなるほどです。ホエー豚の無添加ベーコンや自家製ソースなど、トッピングもいろいろありますが、僕は『シンプルにパンケーキ3枚』(コーヒーまたは紅茶がセットで1,800円・税込)をバターで食べるのが好きです」
■03-3498-2613
梅村実礼さんリコメンド〈teaven 鎌倉店〉/鎌倉
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11年前にタピオカにハマり、飲んだタピオカドリンクは累計1,300杯以上というタピオカナビゲーターの梅村さん。強者の彼女をも唸らせるのが、この店の抹茶を使ったタピオカドリンク「宇治の初雪」(M 550円・税込)だ。「使用する食材はすべて天然素材で無添加。ハーブやジュースで色づけされたカラフルで体に優しいタピオカと、注文のたびに一杯ずつ丁寧に点てる抹茶がなんとも贅沢。3層のドリンクにリスのロゴが映えてキュート。鎌倉散歩の時にぴったり」
■非公開
白井里奈さんリコメンド〈最高級食ぱん はせがわ〉/北品川
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スポーツメーカーのPRとして、週3~5回の会食をこなす白井さん。そんな彼女が最近、朝の一品に欠かせなくなったというのが、北品川の住宅街に10月にオープンしたばかりの新店〈最高級食ぱん はせがわ〉の食パンだ。「小麦から水、練り込む素材にいたるまで、こだわりがすごい。中でも、ふんわりもちもちの食パンに、こし餡を渦状に練り込んだ『十餡(とうあん)』がおすすめ。朝出かける前には、これを食べないと始まりません」。
■03-6712-0016(北品川)
鈴木純子さんリコメンド〈cookie girl〉/白金台
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〈タテルヨシノ〉〈エスキス〉〈レフェルヴェソンス〉などにパティシエールとして勤務したオザキリエさんが始めた、昼間だけの間借り店。ここではお菓子、デザート、サンドイッチも販売する。数々の名レストランのPRを手掛ける鈴木さんいわく「私が好きなのは朝イチで仕込む自家製フォカッチャを使い、その日届く新鮮食材とともに楽しめるフォカッチャサンド(1,650円・税込)。じんわり優しい味」。鈴木さんの大好きな自然派ワインとの相性もバッチリだ。
■なし
竹内ももこさんリコメンド〈Boulangerie Bistro EPEE〉/吉祥寺
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俳優の竹内さんは無類のパン好きで毎日パン食。フレンチレストランを経営する両親のもとに育ち、おいしいものには目がない生粋のグルメだ。なかでも「少しご機嫌な日に」選ぶという〈EPEE〉では、「店内から見えるオーブンで焼かれたパンたちをおいしい料理と一緒にいただく瞬間はまさに至福の時……。私はパテやリエットなども大好きなのですが『鶏白レバーペースト』(680円)もとてもおいしかったです」
■0422-72-1030
たぴりすと。華恋さんリコメンド〈茶咖匠〉/野方
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「たぴりすと。」の愛称でInstagramを中心に活動している華恋さん。やはり、“一日一タピ”は欠かさないという。その中でも特にお気に入りなのが〈茶咖匠〉の季節限定メニューだ。「私の場合、必ず黒糖タピオカに変更して飲むのが好きです。ほかのお店にない、とろっとろで黒糖がぎっしり詰まった大粒やわやわタピオカと、果物をまるごと使ってるフレッシュジュースの相性が良くて、飲んだ瞬間から感動できます」。今の季節限定メニューはさつま芋ラテ 550円。
■03-5356-4650
たぴりすと。奈緒さんリコメンド〈THE ALLEY〉/渋谷道玄坂
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華恋さんと共に、「たぴりすと。」の愛称で活動している、奈緒さん。全国のタピオカを自身の目線でレポート、SNSで発信している彼女がタピオカ好きに勢いをつけたのが、鹿のマークでおなじみのティーストア〈THE ALLEY〉の「黒糖タピオカラテ」650円だ。「私がタピオカをさらに好きになったきっかけでもあるドリンクです。シンプルですがバランスがいいので、普段色々なタピオカ店を回っていても、いまだにお気に入りで時々飲みに行きます!」
■03-6712-7607
chicoさんリコメンド〈Yama〉/恵比寿
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スイーツのトレンドに精通し、雑誌やwebを中心にスイーツ記事の執筆、最近ではECサイトやギフトセレクトショップの監修も手がけるchicoさん。そんな彼女は、いま〈Yama〉に夢中だ。「これまでの当たり前にとらわれない食材の組み合わせ方や使い方が大胆で緻密! まだこんな知られざるデザートのおいしさがあるのかと、カウンターで驚きとワクワクの連続です」。
■03-6456-2971
寺山奈保子さんリコメンド〈PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI〉/等々力
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「地図アプリへのお店マッピング歴4年」という会社員の寺山さん、仕事の合間のグルメ探究に余念がない。ジャンルを問わず食べ歩くが、スイーツのお気に入りは〈パティスリィ アサコ イワヤナギ〉のパフェだそう。「食べ終わるのが惜しいくらい多幸感に包まれるので本当に最高です。パフェ専門店はほかにもあるけど、濃密で繊細なパーフェクトなパフェを知ってしまったので、ほかだと物足りなく感じてしまいます。」季節ごとにリリースするパフェは2,700円~。
■03-6432-3878
中村 優さんリコメンド〈BAGEL STANDARD〉/中目黒
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世界37カ国、100人以上の“オーバー80おばあちゃん”から料理を教わっている料理家の中村さん。〈BAGEL STANDARD〉のベーグルは、彼女にとって思い出の味のよう。「ニューヨークにいた頃、食べていたベーグルそのもの。むっちりどっしり感と粉の味が大好きです。近所に住んでいた時に毎朝食べていたのですが、こちらのお店の立ち上げに携わっていたのが、偶然にも今の旦那だったんです(笑)」。プレーン 190円(税込)など、8種類のベーグルを展開している。
■03-5721-2012
中山路子さんリコメンド〈パーラーローレル〉/自由が丘
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お菓子好きの父の影響で、幼い頃から老舗のクラシックな作りをしたお店が好きだという〈MUVEIL〉のデザイナー中山さんは、親子2代のケーキ職人によるお店〈パーラーローレル〉を推薦。「オススメは、繊細な花の絵のバターケーキ。アートのようなケーキは見るも美しく、すべての人の心を一瞬で乙女に変えてしまいます。花の絵は注文もできるので、お誕生日やクリスマスに、日頃の感謝の言葉を加えて贈りたいですね」。
■03-3701-2420
野地秩嘉さんリコメンド〈満寿屋商店 東京本店〉/都立大学
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飯倉のイタリアン〈キャンティ〉や、新橋の京料理店〈京味〉など、高級店を題材にしたノンフィクションを生み出してきた作家の野地さん。意外にも普段、高級店に通うことはないという。「〈満寿屋商店〉で食べられる『白スパサンド』が好きですね。パンや野菜だけでなく、パスタも北海道産という、北海道づくしのサンドイッチです。マヨネーズとからしの味付けがいいアクセントに。たまに食べたくなると買いに行きます」。
■03-6421-2604
平岩理緒さんリコメンド〈Libertable〉/赤坂
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「学生時代が史学専攻だったため、歴史・風土に基づく食文化にキュンとします」と話すのは、スイーツジャーナリストの平岩さん。そんな彼女は、〈Libertable〉の季節のプティガトーを毎シーズン心待ちにしている。「このお店には数週間でなくなってしまう超期間限定のものもあったりするので、いつも目が離せない。夜遅くまでやっている赤坂店で、ベルベーヌのハーブティーと合わせてイートインして帰るのが私の定番です」。
■03-3583-1139
村田倫子さんリコメンド〈256nicom〉/千葉
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「週3、4は外食です!特にカレーとお酒が好きですね。あと、甘いもの…」というモデルの村田さんが愛するカフェでは、シーズンごとに変わる「カレーとパフェのコース」3,200円(税込)~(季節により異なる)が味わえる。「パフェがサーブされる時、カウンターに頼んだ全員分のパフェが並ぶのですが、その景色が幸せすぎて…! 好きなものを一度で味わえる私得な場所です。お店の空間も可愛らしい」。写真は栗を使った10月のパフェ。
■043-356-3027
森枝 幹さんリコメンド〈Patisserie ease〉/東京
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食文化研究家の父親の影響で幼い頃から世界中の食べ物を与えられ、食への探求心旺盛なシェフの森枝さん。休日は釣りやキノコ狩りで自ら食材調達するのが趣味という彼を、今一番幸せにするのが〈Patisserie ease〉のバターサンド。「ほろほろしたクッキー生地に挟まれたキャラメルのほろ苦さと、ラムレーズンの香りのバタークリームの調和が絶妙過ぎる」。2020年1月末より銀座三越7階バレンタイン催事場にて購入可。注文はInstagram(@keisuke_oyama)へ。
安原伶香さんリコメンド〈パティスリーシュシュクリエ〉/三軒茶屋
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家業が和菓子屋さんということで、物心がついた時から和菓子や和文化が身近にあったという安原さん。今でも1日に3品以上のスイーツを食べて研究を続けている。「〈シュシュクリエ〉は以前からファンで、定期的に通っているお店です。カスタードがたっぷりの『三茶de シュー』200円は、ハードなシュー生地と黒ごまがアクセントに。レモンの輪切りがトッピングされた『ケークシトロン』1,000円や、『なめらか壺プリン』380円もオススメです」
■03-3413-5570
Hanako『1000円の幸せと、6000円の悦びと。おいしい店!』特集では、おすすめグルメを多数ご紹介しています!
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(Hanako1179号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi, Tomo Ishiwatari text : Kimiko Yamada, Wako Kanashiro, Ami Hanashima, Yuya Uemura text & edit : Kahoko Nishimura)