北海道の秋を満喫!よくばり自然とグルメ。 シメパフェからワイナリーまで!ドライブで巡る札幌1泊2日の女子旅プラン【前編】
羽田空港から約1時間半のフライトで辿り着ける、五感が研ぎ澄まされるような雄大な自然と、おいしい海や山の幸グルメがいっぱいの北海道。北海道の中心部である札幌は、街と自然がバランスよく交差する、緑豊かな街です。今回は、週末旅におすすめの1泊2日で自然とグルメを満喫できる女子旅プランを前編・後編に渡ってご紹介します!
機内から北海道を感じる〈AIRDO〉で旅気分を高めて
旅行は、目的地に到着する前、家を出た瞬間から始まっています。空港の中でもひときわ可愛らしい、水色と黄色のラインが描かれた〈AIRDO〉の飛行機。遠いようで近い北海道へは、およそ1時間半のフライトで到着することができます。
〈AIRDO〉は、札幌—東京間を結ぶ便をはじめ、北海道と各地を結ぶ10路線を運航している北海道の航空会社。この日搭乗したのは、2019年3月に導入されたばかりの「ボーイング767型機」。”北海道”らしさにこだわり尽くした機内空間にパワーアップしたとか。
新しく導入された「ボーイング767型機」の特徴でもある薄型シートは、足元のスペースが広く、着席時の快適さに驚き。そして、USB電源は〈AIRDO〉として初めての導入!ちょっとした原稿書きに追われていた私も助けられました♪
無事離陸。写真を撮りたくなるような可愛いドリンクの紙コップや、北海道の魅力が伝わる素敵な機内誌『rapora(ラポラ)』に、目的地に到着する前から旅の気分は高まります。
充実の機内販売グッズも見逃しません。とはいえ、まだまだ旅は続くのでちょっとコンパクトなものをチョイス。
運よく「ボーイング767型機」にも搭乗でき、あっという間のフライトに。早めの予約でお得な運賃になる「AIRDOスペシャル」など、ぜひチェックして見てくださいね。
〈AIRDO〉
■公式サイトはこちらから。
(text & Photo : Tsushima Ai)
北海道上陸!〈奥芝商店〉で北海道産の食材を生かしたスープカレーを。
空港に着いたら、北海道の雄大な景色とおいしい空気をお腹いっぱい堪能できるレンタカーを借りての移動がおすすめです。まずは飛行機移動でお腹が空いたので、北海道の食材をふんだんに使ったスープカレーを堪能しに〈奥芝商店 白石オッケー丸〉へ。
北海道内に8店舗ある〈奥芝商店〉の中でも、海賊船を思わせるインテリアやユニフォームが可愛い〈奥芝商店 白石オッケー丸〉。北海道苫前町の農家で生産されたお米や、洞爺湖町にある佐々木ファームの野菜を使った店舗限定のスープカレー「道産もち豚しゃぶシャブと洞爺佐木揚カリーの旅(1,430円)」など、スープカレーを通して北海道の味覚をたっぷり味わえます。
スープは3種類から選ぶことができ、中でも〈奥芝商店〉の代名詞ともいえる「海老スープ」は創業時からのファンも多い人気のスープ。濃厚な海老の旨味がぎっしりの海老スープは、一度食べたら忘れられないおいしさです。
〈奥芝商店 白石オッケー丸〉
■札幌市白石区菊水元町9条2丁目2-29
■011-839-0061
■ランチ:11:00〜15:30(ラストオーダー15:00)
ディナー:17:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
■不定休
■29席
■禁煙
お腹いっぱいになったら、モエレ沼公園でアートさんぽへ。
北海道グルメでお腹が満たされたら、札幌中心部から車で30分ほどの〈モエレ沼公園〉へ。〈モエレ沼公園〉は、彫刻家イサム・ノグチが手がけた公園で、季節の自然とアートが融合した美しい景色を楽しむことができます。〈モエレ沼公園〉の広さはなんと東京ドーム40個分。外周は3.7kmほどで、公園内は徒歩1時間ほどで回ることができるそう。園内ではレンタサイクルの貸出も行われているので、公園の散策に利用するのもおすすめです。
公園の中央には直径48mの大きな噴水「海の噴水」があり、グリーンシーズンには1日3〜4回のプログラムが実施されます。噴き上げる水の高さは最大25mで、生き物のように刻々と姿かたちを変える水の彫刻は、プログラムの最初から最後まで目が離せません。夜はライトアップされ、光と水が織りなす美しいアートを楽しむことができます。
〈モエレ沼公園〉
■北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
■011-790-1231
■7:00〜22:00(入園は21:00まで)
■無休(各施設は定休日あり)
■入場無料
〈八剣山ワイナリー〉で大自然とワイン造りを見学!
次は定山渓方面へと向かいましょう。秋になると紅葉が綺麗な八剣山には、十数種類のブドウを育て、醸造方法を研究している〈八剣山ワイナリー〉があります。
札幌中心部から車で30〜40分ほどの場所にも関わらず、周囲を山に囲まれた〈八剣山ワイナリー〉は空気も新鮮!水はけの良い南向きのこの場所は、ぶどうを作るのに適した土地なんだそう。場内には、すくすくと育ったブドウが色鮮やかに実っていました。
場内は自由に散策することができ、研究のために育てられているブドウは、「一粒ほどなら味見をしても大丈夫」と代表の亀和田さん。試飲や試食ができるコーナーもあり、美しい景観を眺めながらワインを味わう贅沢な過ごし方も可能です。(※運転される方の飲酒は、もちろんNG!)
直売所には、ワインだけでなくジャムや調味料などの加工品もあるので、お酒が苦手な方でも立ち寄って楽しめます。
〈八剣山ワイナリー〉
■札幌市南区砥山194-1
■011-596-3981
■9:30〜17:00
■4〜10月:原則無休/11〜3月:月曜日
神秘的な自然×プロジェクションマッピング「定山渓ネイチャールミナリエ」
支笏洞爺国立公園の森や川、渓谷を光や音で幻想的に演出する「定山渓ネイチャールミナリエ」。今年で4年目を迎えるアートなイベントは、北海道の五大紅葉エリアながら、夜出歩く人が少なかった温泉街で、豊かな自然をより体験してほしいという想いから始められたそう。
渓谷一帯が紅葉し始める秋は、「定山渓ネイチャールミナリエ」が最も美しく観られるシーズンとなり、川のせせらぎを聴きながら、自然と触れ合い、五感が研ぎ澄まされリフレッシュできます。
「定山渓ネイチャールミナリエ」
■札幌市南区定山渓温泉西4丁目
■011-598-2012(定山渓観光協会)
■2019年6月1日(土)〜10月20日(日)※2019年は終了
■19:00〜21:00(6〜8月)/18:00〜21:00(9〜10月)
■入場無料
隠れ家居酒屋〈晩飯 でら〉でやさしい料理にほっこり。
大通公園近くにある、レトロな雑居ビルの3階にまるで隠れ家のようにひっそりと佇む〈晩飯 でら〉。目の前で料理を作ってくれる人と会話をしながら楽しめる空間は、肩の力も自然と抜け、身も心も委ねてほっと安心できる場所です。
メニューは「あさりの酒蒸し」や「いぶりがっことクリームチーズのぐるぐる」、釧路のローカルフード「スパカツ」などバラエティ豊か。「自家製ハスカップヨーグルト」などのここでしか飲めないドリンクや、料理が盛られる可愛いうつわも見逃せません。
〈昼飯晩飯 でら〉
■札幌市中央区南1条西1丁目2 大沢ビル3F
■011-252-2502
■〈昼飯 でら〉11:30〜16:00(月〜土)
〈晩飯 でら〉17:00〜23:00頃(月〜土)
〈餃子・中華 でら〉12:00〜22:00(日・祝)
■無休
■13席
■全面喫煙可
札幌の夜の定番!映えるシメパフェを堪能しよう。
札幌といえばシメはやっぱりパフェ。大通公園近くにある夜限定の〈パフェ専⾨店 幸せのレシピ〜スイート〜Plus〉は、映えるビジュアルと美味しいパフェで、ひと飲み終えた21時半頃から終電までお客さんが絶えない人気のパフェ専門店です。
ボリューミーながら、絶妙に引き算された甘すぎないパフェは、さっぱりと食べ進めることができ、夜ご飯を食べた後でもぺろりと食べられてしまうから不思議。メニューは旬の食材に変わるので、何度訪れても楽しめます。
〈パフェ専⾨店 幸せのレシピ〜スイート〜Plus〉
■札幌市中央区南4条⻄3丁⽬ 第32桂和ビル5F
■011-512-6566
■20:00〜25:00(ラストオーダー24:30)
■水曜日
■34席
■禁煙