新橋にオープンしたホテル〈THE BLOSSOM HIBIYA〉の和食ダイニング。 絶好ビューの〈十十六〉でいただく厳選された食材と伝統が作る和の味。
2020年を来年に控え、東京の街には続々と新しいホテルが誕生しています。和食ダイニング〈十十六(そとろく)〉は、新橋に誕生したばかりのホテル〈THE BLOSSOM HIBIYA〉内にオープン。日本各地から厳選した素材を使った料理とおいしいお酒を揃える〈十十六〉のオープニングレセプションにお邪魔してきましたので、その魅力をご紹介します。
都会の緑も見渡せる素敵なロケーション。
〈十十六〉があるのは2019年8月20日にオープンしたばかりのJR九州グループが運営する〈THE BLOSSOM HIBIYA〉の中です。
日比谷通りにほど近いビルの18階にあることから、北側には日比谷公園や皇居、南西側には六本木のビルや東京タワーも臨めるロケーション。店内には白木のカウンターもあり、真新しくも風格と高級感が漂う空間です。
〈十十六〉ではホテルの中という場所がら、さまざまなスタイルで過ごせるようコース、アラカルトのお料理はもちろん、お酒を中心に提供するバースペースも用意されています。また、〈十十六〉は明治30年創業の割烹・木更津〈宝家〉の味と技を受け継いでいて、〈宝家〉名物のお料理もいただくことができます。
天ぷらからお蕎麦まで!お酒とのペアリングも楽しめる。
試食会用の食前酒としていただいたのは「九州柚子蜜ロワイヤル」。グラスを持ち上げた瞬間、柚子の香りを感じるスパークリングのお酒です。香りとは裏腹に甘みの少ないすっきりした飲み口が印象的。
お待ちかねのお料理は、〈宝家〉の味でもある、「アサリのかき揚げ」を中心とした献立です。
揚げたてで運ばれてきて「アサリのかき揚げ」からは、玉ねぎの香りがふわっ。アサリは一度ボイルしてから揚げることで風味が閉じ込めているのだそう。
新鮮さがうれしいお刺身は、ヒラメ、カンパチ、マグロの3種類。〈十十六〉では日本各地から厳選した新鮮なお魚が用意されます。
このほか、ミルクとチーズを混ぜ込んだ「嶺岡豆腐」や、しっかり味の「アサリの佃煮」と、〈宝家〉の味を引き継いだお料理が並びます。香り高い鰹出汁がたっぷり使った「海老茶碗蒸し」もさすがのお味です。
お料理をいただいていると、持ってきてくださったのが日本酒。この日は秋田県の「阿桜 超旨辛口」をいただきました。ワイングラスに入れていただいたせいもあって、残暑の夜にぴったりの辛口。
そして締めにいただいたのは冷たい「九州産そば粉の自家製十割蕎麦」。細めの蕎麦は、大分、宮崎、鹿児島のそば粉をブレンドして、香り高く仕上げられています。
ランチでもディナーでも楽しめる和食の細やかさ。
和食の魅力は、いろんな味を少しずつ食べられるところにもありますね。「十十六特製 彩華 箱膳」(4,200円)は、天ぷら、お刺身、炊き合わせ、八寸に茶碗蒸しなどなど、ちょっと贅沢なランチメニュー。
他にもランチには「自家製蕎麦膳」(1,400円~)や〈宝家〉名物の「あさり膳」(2,700円)も準備されています。
ディナーはコースの他にも、和食のアラカルトメニューも。取り揃えられた日本全国の日本酒の中には入手の難しい銘柄もあるのだとか。興味があれば、お料理にぴったりな銘柄を教えてもらえるかもしれません。
都心の眺望が望みながら、素材と調理法にこだわった食事がいただける〈十十六〉。きちんとした和食を日本酒と合わせていただきたいときはもちろん、会食や外国からのお客様との食事にも活用できそうです。
〈十十六〉
■東京都港区新橋1-1-13 THE BLOSSOM HIBIYA 18F
■03-3519-8116
■朝食6:30~10:00(9:30LO)、ランチ11:30~15:30 (14:30LO)、ディナー17:00~22:30 (21:30LO)、バーエリア11:30~24:00(23:00LO)
■無休
■102席
■禁煙
■公式サイト