1176号『LOCKER ROOM』はみだしレポート 【ラグビー・田中史朗選手】日本ラグビー界のスーパースター。素顔は気さくな癒し系!
Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1176号から、ラグビー・田中史朗選手。
今回、『LOCKER ROOM』に登場してくれたのはラグビー日本代表の田中史朗選手。代表メンバーの精神的支柱であり、日本ラグビー界の顔でもある田中選手はラグビーの普及活動も積極的に行い、オフのたびに幼稚園や小・中学校を回り、子供たちと触れ合っている。本誌取材が行われたのも神奈川県の幼稚園などを回られたあとで、それでも疲れた顔は一切見せず、取材中は終始ニコニコ。「撮影には慣れてきましたが、顔がコレやから恥ずかしいですよ。(日本代表の)田村優や松島幸太朗みたいにキリッとした顔じゃないですから(笑)」と周りを笑わせ、和ませる。
私物紹介コーナーに掲載するものを相談していると、バッグに手を突っ込みガサゴソ…。出てきたのは、本誌で紹介したグミ(「HARIBO」)の小袋。撮影が終わると、「よかったらどうぞ!」と小袋を差し出し、プレゼントしてくれる。スーパースターなのにとっても気さくで、どんなときでも周囲への気配りを忘れない。
自身3度目の出場となる「ラグビーワールドカップ」がついに9月20日、開幕。母国開催で目指すは日本史上初のベスト8以上。「年齢的なことを考えると、僕はこの大会がラストになると思います。今後も日本代表に呼ばれるならば行きたいですが、ずっと呼ばれ続けるわけではないし。逆に、僕がずっと日本代表に入っているようでもダメ。日本のラグビーが成長していないことにもなりますから」日本代表のバックスでは最年長となる34歳。桜のジャージを着て、力の限りに戦う姿を目に焼き付けたい。
Birthday 1985/1/3
Blood type O
Height 166cm
Birthplace KYOTO
たなか・ふみあき/ポジションはスクラムハーフ。伏見工業高校の1年次に全国高校ラグビーで優勝。2012年、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のハイランダーズに加入。日本人初のスーパーラグビー選手に。「ラグビーワールドカップ2019」日本代表メンバー。
(photo : Emiko Tennichi text&edit : Naoko Sekikawa)
■前回の【テニス・ダニエル太郎選手】はこちら。