地元アーティストのオリジナルグッズは、お土産にもおすすめ。 広島・尾道の文房具ショップ兼カフェ〈綴る。〉で、旅の思い出を手紙に込める。

LEARN 2019.08.12

旅先から出す手紙って、なんだかロマンティック。SNSで済ませてしまうのは簡単だけれど、尾道に来たら4月にオープンした〈綴る。〉で誰かに手紙を書いてみては。

お茶と文房具を扱うカフェ兼ショップが、4月にオープン。

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店主の河村優美香さん。もともとバーだった店内を改装した。
店主の河村優美香さん。もともとバーだった店内を改装した。

「お茶と文房具、それに手紙を書くこと、あと尾道の街が好きなんです」。そう話すのは、〈綴る。〉の店主・河村優美香さん。前ページでモデルも務めてくれた彼女は、隣町の福山市の出身。4月にオープンしたここは、お茶と文房具を扱うカフェ兼ショップだ。

河村さんがセレクトした文房具がショーケースに並ぶ。
河村さんがセレクトした文房具がショーケースに並ぶ。

文房具スペースに並んでいるのは河村さんがセレクトした文具のほか、地元で活動するアーティストと「尾道」をテーマにして作った「オリジナル便箋セット」(918円)や、海や山などをイメージした「尾道カラー」の別注インク(1200円)など、この店でしか手に入らないオリジナルグッズ。

ゆっくりお茶を飲みながら、旅の思い出を手紙に込める。

美しい茶器でいただく台湾烏龍茶(700円)。
美しい茶器でいただく台湾烏龍茶(700円)。

文房具を選んでいると、河村さんが注文したお茶を淹れてくれた。

オリジナルの便箋と、オリジナルのインクを使って手紙を書く。前の客が残していった「尾道はどうでしたか?」といった手紙に返信を書いていく、リレー書簡も楽しめる。
オリジナルの便箋と、オリジナルのインクを使って手紙を書く。前の客が残していった「尾道はどうでしたか?」といった手紙に返信を書いていく、リレー書簡も楽しめる。

カウンターに腰掛けてお茶を飲みながら、この街で感じたこと、食べたものを振り返る。旅先で手紙を書くって良い時間だ。

〈綴る。〉

不定期でイベントも開催。8月からは台湾の朝ごはんも提供する予定だという。
■広島県尾道市久保1-4-6 
■12:30~20:00(19:30LO)※変動あり。インスタグラムやFBにて要確認。 不定休 
■5席/禁煙

【information:尾道】

東京・羽田空港から広島空港まで約1時間20分、空港からはリムジンバスか高速バスを乗り継ぐか、路線バスとJR在来線を乗り継いで約1時間で尾道駅へ。新幹線ならば広島駅からJR在来線で約1時間40分。

(Hanako1174号掲載/photo : Yoshiki Okamoto text : Rio Hirai)

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