人気美容師YU-Uさん直伝!「Ban-Yan」で夏もさっぱりセルフ頭皮ケアと、巻かずに簡単ヘアアレンジ術
夏本番を迎え、頭皮のベタつきやニオイなども気になる時期に。頭皮ブラシやヘッドスパといった頭皮ケアにまつわるニーズは年々高まり、より一層正しいケア方法や対策などはしっかりおさえておきたい人も多いはず。そこで今回は、人気美容師のYU-Uさんによる特別講座を開催! YU-Uさんがマッサージの監修を務めるヘッドスクラブ「Ban-Yan(バンヤン)」を使って、プロから教わる頭皮マッサージレクチャーと、簡単&すっきりヘアアレンジ術を教わりました。
フォロワー6万人超えの人気美容師。恵比寿のヘアサロンで15年間スタイリストを担当後、2022年に独立。現在はフリーランス美容師として活躍中。Instagramで発信されたトレンドとセルフならではのコツをおさえたヘアアレンジ投稿が話題となり、『しないヘアアレンジ』(サンマーク出版)など著書多数。Instagram:@nyan22u22nyan
いま、“頭皮ケアは当たり前”の時代に突入!?
コロナ禍以降、ホームケア用品の需要も高まる中で急成長をしているのが頭皮ケア市場。ヘアケアアイテムの中でも頭皮ケアに特化した商品数はここ10年で約2.3倍、口コミ件数は5倍以上に増えており、「シャントリ」「スクラブ」「インバス」などトレンドワードもランクインするほど、注目マーケットになっているようです。
そもそも、頭皮ケアはなぜ必要なのか。YU-Uさんによると3つの理由があると語ります。

頭皮ケアの理由1:これから生えてくる髪の毛に対して健やかな環境を作る
既に生えている髪の毛はトリートメントなど外から保護をして栄養を入れるのに対して、これから生える髪の毛を元気に生かすためには頭皮の環境を100%にして整えておくことが大切だそう。
「特に、現代のヘアスタイルは毛先をしっとりさせる傾向にあるので、普段使っているヘアオイルやスタイリング剤が落としきれておらず、ベタついて重くなっている人が多い印象。実際に私が美容室で施術をしていても、髪にお湯をかけると、炒め終わったフライパンに水を注いで油が弾くようになる人が結構いらっしゃいます。“その日の汚れは、その日の内に落とす”を、まずは心がけてみましょう!」
頭皮ケアの理由2:髪のクセ毛対策&頭皮〜顔までトータルプレエイジングケア
40代になるに連れて、ヘアケアの悩みで上位に入るのが髪の毛のうねり。その原因の多くは、年齢とともに訪れる頭皮の毛穴変形によるもの。
「本来は丸い毛穴に丸い毛根=直毛になるのですが、毛穴に皮脂が詰まったり頭皮〜顔が弛んでくると楕円型などに変形し、そこから生えてくる毛根が曲がってしまったり隙間ができてねじれてしまう=髪のうねりなどのクセ毛に繋がるんです。ケア不足により、後天的にクセが増えている可能性もあります」
頭皮ケアの理由3:頭皮の状態=自分の体調や健康状態のサイン
頭皮は顔よりも反応が出やすい場所。頭皮の色や硬さによって、体調不良、寝不足、緊張状態などのサインの目安になりやすい、とYU-Uさん。
「顔とは逆に、頭皮が青白いと健康な状態です。赤みや、ぷつぷつしたできものなどがある場合は気をつけましょう。自分で確認しにくい部分だからこそ、意識的なケアが必要になります。お風呂上がりや鏡のある環境などで、分け目や生え際などの見えやすい部分以外も気にしてみてください」
まずは頭皮のセルフチェックから

ヘッドマッサージの前に、まずは自分の頭皮の状態を確認することに。「シャンプー以外で頭皮に触れたり気にする機会が少ないから、見直してみると意外に当てはまる項目が多いかも…」とハナコラボメンバーも真剣にセルフチェック。


・ドライヤーの時にシャンプーで洗った時と違う匂いがする
・乾かしているけど乾いていない気がする(オイリーっぽい)
・頭皮に赤みがある
・シャンプーが泡立ちにくいと感じる
・頭皮を掴む(つまむ)ことができない

ドライヤーをする時はセルフチェックのチャンス! 皮脂汚れが落ちず酸化した匂いがしたり、髪の毛がサラサラ&パラパラの状態にならず手ぐしをしても湿っているので、いつまで乾かせば良いか分からない…など、気になる部分が見えてくるはずです。
頭皮の赤みは日焼けしている可能性もあるので、分け目以外のところもチェックしてみてください。
「Ban-Yan」を使って、セルフヘッドマッサージを実践
今回は、6月に発売したばかりのヘッドスクラブ「Ban-Yan」を使い、YU-Uさんが監修したオリジナルヘッドマッサージ法を実演! マッサージとの相性を考えて作られたという商品の特徴にも触れながら、丁寧に解説をしてくれました。

「Ban-Yan」はマッサージに特化したスクラブとあって、密度も高く、手に取っても伸びやすいテクスチャーなので一箇所にボテっと付きにくい設計。粒子の細かい鳴門塩を使っているので、マッサージの最後までしっかりと塩の粒が残り、でもお湯で流すと綺麗に溶けてすっきりとした使用感です。

①お湯で髪をすすぎ、顔のアウトラインに塗布
②髪が多い部分は、猫の手でかきあげて
③顔の横の筋肉からヘッドマッサージ

まずは顔の横の筋肉を先にほぐさないと、リフトアップに繋がりません! 最後に頭頂部でホチキスを止めるようにロックするイメージです。これだけで頭皮のクレンジング、マッサージ、つぼ刺激まで叶います。この後シャンプーをしてみると、泡立ちの良さに驚くはず。シャンプーの量も半分以下で済むんです!
“巻かない”お団子ヘアアレンジにも挑戦!
頭皮をしっかりケアした後は、これまでヘアアレンジ本を5冊出版しているYU-Uさん直伝! 髪を巻かずに簡単にできる、おしゃれなまとめ髪アレンジも教えてもらいました。



アレンジする時のヘアゴムは透明なPUバンドがおすすめ。
まずは、まとめたい位置を決めてお団子を作りますが、後から崩しやすくできるようになるべく小さめに作ることが大切です!


残った髪は好きな方向にねじって(または三つ編み)、再度お団子を作るように戻してもう一本のゴムでまとめるだけ!髪の長い人は屏風畳みのように折り曲げてまとめるのもOK。
耳周りは少し残すか、暑い時は耳にかけてスッキリさせても良いと思います!

もう1アレンジ加えたい場合は、ハーフアップを最初に作りましょう。結び目に穴を開けて通す“くるりんぱ”をするのですが、やや横向きに穴を変えて通すことがポイントです!

代官山の隠れ家シェアサロン。南フランスの古い家具で統一された落ち着いた空間。プライベートルームもあり。
住所:東京都渋谷区猿楽町2-7シャトウソフィア401
HP:https://www.tricoantique.com/
photo_Hikari Koki text&edit_Ami Hanashima



















