ここにしかない味だから。 厳選!東京で愛され続ける、老舗喫茶店と名物スイーツたち。
FOOD 2019.02.16
そこに行かなきゃ食べられない!とっても魅力的なスイーツが食べられるレトロな喫茶店を集めました。今回のおやつは懐かしいあの味やちょっと変わったスイーツまでご紹介します。
1.東京最古。紅茶専門店の草分け的存在。〈Tea House TAKANO〉/神保町
コーヒーブームに沸いていた1974年。紅茶のおいしさを広めるために、オーナーの高野健次さんが都内初の紅茶専門店を誕生させた。
とろける食感。
インドやスリランカの茶園を巡り、茶葉の直輸入に成功。現在も産地から摘みたての茶葉のサンプルが届き、高野さんがテイスティングし、気に入ったものだけを仕入れている。
2.アルコール分は一切なし。カラフルな色使いに感激!〈ルーブル〉/東中野
昭和25年、パン屋として始まったこの店に喫茶スペースが誕生したのは41年。店内は絵画が印象的で、ナポリタンなどフードメニューも豊富。
中でもクラシックなフォルムの「フルーツポンチ」は、メロンソーダの入ったグラスにリンゴやバナナ、パイナップルなど果物がぎっしり盛り付けられたフォトジェニックな一皿。季節で果物が変化するのも楽しみ。
3.器の可愛さにもきゅん。珈琲を引き立てるスイーツもぜひ。〈古瀬戸珈琲店〉/御茶ノ水
瀬戸の窯元と縁深いオーナーが1980年にオープン。カウンターの壁一面に並ぶカップは世界の一流メーカーの品から日本の作家モノまで200客以上。これらを選んでコーヒーを楽しめる。
自家製の「シフォンケーキ」は独特のしっとり感が人気。温かい皮に冷たいカスタードを詰めた「シュークリーム」480円(写真)はラム酒を効かせた大人の味わい。
(Hanako1150号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)