神社の近くにあるお店も。 早めの「年越しそば」もありかも?【都内】おすすめ蕎麦専門店。
大晦日に食べるものといえば、年越しそば。今回は、少し早めではあるけれど、年内最後の年越しそばデートにぴったりなお店をご提案。いつも家で食べるものとは一味も二味も違う、深い味わいをぜひ堪能してみてはいかが?
1.〈鴨蕎麦 尖〉/自由が丘
蕎麦で一番おいしいのは鴨蕎麦、との結論に至ってオープンした路地裏の店。店主・阿部浩二さんのノリよく話す軽妙な人柄に反した、繊細で見事な手さばきが光る。
唯一にして勝負メニューの「鴨蕎麦」1,550円は、蕎麦と鴨汁、鴨肉の3 点セット。別々に盛られた産地違いの2種の蕎麦は、店内の石臼で挽いた自家製粉の手打ちそば。まずは塩とおろしたてのワサビで蕎麦自体の風味を味わって、次に特製鴨汁で食べる。
(Hanako1120号掲載/photo:Yoichi Nagano text:Junya Hirokawa)
2.〈明神そば きやり 神田明神前店〉/御茶ノ水
神田明神の参道にあるため、お参りとの連携もばっちり。
かえしを使うコク深い味わいは、ご飯との相性も抜群。そば粉はすべて国産で、オリジナルのそば焼酎も展開。
(Hanako1125号掲載/photo:Mie Morimoto, Kenya Abe, Shinichiro Fujita text:Toyofumi Makino, Chisa Nishinoiri)
3.〈蕎麦シカモア〉/上町
世田谷通り沿いにある上町を代表する名店。ご近所の〈亜細亜食堂サイゴン〉にインスパイアされて考案したという「海老とパクチーの水餃子 蕎麦つゆ仕立て」900円や、〈工芸喜頓〉で購入した器など、この町と店主・小川亮さんの関係性から生まれたものは数知れず。
旬の食材を使った肴も充実し、蕎麦まで辿り着けないほど。「長崎県対馬産の真サバすだち〆炙り」1,200円と日本酒を楽しんで、香りとのどごしが抜群の茨城県桜川産の「十割そば」750円を〆に(各税込)
(Hanako1143号掲載/photo: Ikuko Yamada, Yutaro Tagawa, Jiro Fujita text: Kayo Yabushita, Makoto Tozuka, Rio Hirai)