たまにはひとり会議。 スマホデトックスしたい時に!【都内】おひとりさま時間をゆっくり過ごせるカフェ3軒
開放的なカフェで友達とおしゃべりする時間も好きだけど、1人考え事をしたい時に探すのはゆったり過ごせるカフェ。今回は、おひとりさま時間にぴったりな都内のおすすめカフェをご紹介します。
1.摘みたて、スリランカティーの新茶が飲める貴重な店〈マザーリーフ東銀座店〉
ディンブラ、ヌワラエリア、ルフナといったスリランカ産紅茶(575円〜)は、紅茶研究家・磯淵猛氏が監修。摘んで24時間以内に加工した新茶が年3回入荷するので、香り高さは格別だ。アフタヌーンティーセット(2名2,686円)や、スコーンとミルクティーのクリームティーセット(1,139円)など、紅茶好きにはたまらないラインナップ。ディナーはワッフル食べ放題も。
(Hanako1165号掲載/photo:Tomo Ishiwatari text:Hiroko Yabuki)
2.本と喫茶の街の、紅茶の最古店〈Tea House TAKANO〉
オーナーの髙野健次さんが、大好きな紅茶を毎日飲むためにはどうしたらいいかと考えた末に出した答えは、脱サラして自ら店を開くことだった。これが1974年、都内初の紅茶専門店誕生の所以だ。そのために英語と貿易を猛勉強し、茶葉を個人で輸入するなど実はすごいことを実現してきたのだが、紅茶を楽しむのに細かい嗜みやこまっしゃくれた気取りは不要とさらりと言う。
アイスラビー茶園のウバ(BOP、620円)はエクセレントクオリティ。シトラスシホンケーキ(320円)と好相性。最低限のおいしい淹れ方だけ守って、あとは自由にゆっくりお茶の時間を楽しんでほしいというシンプルな想いは変わらない。
(Hanako1145号掲載/photo : Tomo Ishiwatari text : Mick Nomura (photopicnic)
3.店内に流れる音楽とともに、心豊かなひとときを。〈音楽喫茶 acacia〉
声楽科の教授だった父に、ピアノを教えていた母と、音楽一家で育った渡邊啓吾さん。両親から受け継いだ店を、現在は奥様と一緒に 切り盛りしている。店内には希少なクラシックのレコードや、足踏みオルガン、〈タンノイ〉のスピーカーと、オーディオマニア垂涎の品も。午前中は愛唱会などカルチャー教室を開催。古伊万里やマイセンなどの素敵なカップが並ぶ。好みのものを選んで。
(Hanako1150号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Mikiko Okai)