北欧食器、インテリアが主役。 洗練された北欧デザインとこだわり料理。【東京】ゆったり過ごせるハイセンスカフェへ。

FOOD 2018.12.11

今回は、北欧デザイン・スタイル好きの方に訪れて欲しい、都内にある北欧を感じるインテリア、メニューが魅力のカフェをご紹介します。洗練された北欧空間は、「一人でのんびり」を叶えてくれる場所です。

1.北欧テイストの食堂でいただく、優しい味付けの肉じゃが。〈食堂まきの〉/中目黒

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日常の贅沢は、押しなべてシンプルなもの。それを思い起こさせるモノ選びに徹しているのが〈食堂まきの〉だ。木の風合いが清々しいカウンターやテーブル、座り心地のいい北欧デザイン〈カール ハンセン&サン〉のYチェアが白い漆喰の壁の店内に映える。割烹のようなシンプルで気合の入った内装の店が、食堂の定番料理を出すから、新しい。

中目黒 食堂まきの

彩りも美しく、薄めの味付けがうれしい肉じゃが。ポテトサラダとラタトゥイユを添えた生姜焼き。どちらも日替わりの小鉢2品(「梅風味の筍」、「スナップエンドウと菜の花の辛子和え」)とご飯、味噌汁付きの定食で1,100円~

人気の定番、肉じゃがを供す小サイズの〈ストウブ〉の鋳物ホーロー鍋が並ぶカウンター。
人気の定番、肉じゃがを供す小サイズの〈ストウブ〉の鋳物ホーロー鍋が並ぶカウンター。

そのエスプリは器にも。肉じゃがは〈ストウブ〉の鋳物鍋で熱々を卓上に届け、盛りのよい豚の生姜焼きは〈ロイヤルコペンハーゲン〉の白いディナープレートに盛りつける。

湯のみや急須も〈ロイヤルコペンハーゲン〉製。
湯のみや急須も〈ロイヤルコペンハーゲン〉製。

ほか、ビールの旨さが際立つ〈木村硝子店〉の薄グラスなど、オーナーの槇野健さんが選ぶ器でいただく料理は目にも新鮮な上に、定番料理が一段とおいしく感じられるから不思議だ。「普段の料理こそ、いい器で」。そのこだわりに、時代の食堂の姿が垣間見える。

(Hanako1156号掲載/photo : Ayumi Yamamoto text : Chiyo Sagae)

2.北欧デザインになじむ、日本の用の美〈moi〉/吉祥寺

コアなデザイン好きや北欧ファンに信頼されているカフェ。

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フィンランドで留学経験のある建築家が設計した店舗。

おやつセット520円、ホットコーヒー570円(各税込)
おやつセット520円、ホットコーヒー570円(各税込)

オリジナルのカップ&ソーサーはフィンランドで活動していた日本人デザイナーに依頼し、合わせるカトラリーは柳のものに決めた。

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省スペースを考えられ、独特な丸みがあるカップ&ソーサー。「使いやすくシンプルなフィンランドデザインは、柳宗理の理念と近いのでは」とオーナーの岩間洋介さん。

(Hanako『まるで自宅のように居心地の良い店、 そこから学ぶ自分の部屋づくり。P45掲載)

3.時間を忘れる空間で〈オーケストラ吉祥寺〉/吉祥寺

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ひとつひとつ形やサイズが違う椅子は、アンティークや北欧のものが中心。座り心地のよさに、時間を忘れてしまう。ランチは予約が確実。

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カウンターでひとりごはん、テーブル席でランチ女子会など、自由に楽しみたい。

(Hanako1151号掲載/photo:Shin-ichi text:Riko Saito)

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