特等席はカウンター。 コスパも最高な一皿料理が美味しい!都内のおすすめ小料理居酒屋3軒
おいしい料理を少しずつオーダーして、好きなお酒を飲んで。少人数で飲みに行くときには、そんな使い勝手の良さがうれしいですよね。今回はそんなお店を探しているあなたにおすすめしたい小料理屋をご紹介。居心地の良いカウンター席も魅力です!
1.懐かしいけど新しい、お洒落な現代版の小料理屋〈1988 KORYORI-YA〉/池尻大橋
1988年生まれの女性ふたりが切り盛りする〝小料理屋〟が、中目黒にオープン。切り盛りするのは河野絵里さんと藤田奈都子さん。お酒を飲みながらおいしいものをちょっとずついろいろ食べるのが大好きなふたりが、ずっとやりたかったお店なのだそう。
1階はひとりでも居心地のいいカウンター席。和をベースに、アジアや洋の要素を加えた創意工夫あふれる大皿料理が並ぶ。「ふたりでずっと小料理屋をやろうと話していたんです。でも、1988年生まれの私たちがやるからには、昔ながらのザ・和食の店じゃなくて、今の小料理屋にしたいなと思って、この形になりました」(河野さん)
上から時計回りに、たくあん入りクリームチーズポテトサラダ、いかの自家製ラー油和え、ワカメとセロリのナムル、ニンジンのトムヤム風ナムル、なすのピリ辛揚げ出し。中央は海苔とわさびで和えたもずく。
(Hanako1143号掲載:Photo:Kanako Nakamura text:Riko Saito)
2.昭和の雰囲気と優しい料理に落ち着く〈お酒と料理 えいよう〉/武蔵境
旬の食材を使った体にやさしい料理を食べ、日本酒を飲みながらゆったりと過ごすなら、〈お酒と料理 えいよう〉へ。
手塗りのモルタルの壁に、店内に灯る平電笠の照明、布を張り替えた昭和時代の椅子、古材のカウンターの上にずらりと並べられた器たち。ここにあるのは店主の清水峰夫さんが自分の手で少しずつ集めてきたモノばかりだ。「収納するスペースがなくって(笑)」という器たちは、カウンター上に並べることで味のあるインテリアの一部に。
華美ではないけれど味わい深い料理を、と決めている。手書きのメニューにはおでんや旬の魚、野菜をたっぷり使った料理が並ぶ。「いちごと干しいちじくとほうれん草の白和え」700円は、現代作家の小野象平さんの器で。「だしまき卵」750円
(Hanako1152号掲載:photo : Satoshi Nagare text : Etsuko Onodera)
3.フランスに大衆居酒屋があったら、こんな感じ!?〈Lanterne〉/代々木上原
「パリ11区に居酒屋があったら」という「妄想」から生まれた。日本とフランスのよさを融合した形のお店。
メニューは40品ほど。「鶏もものから揚げ」600円に感動。「肉味噌きゅうり」600円のおしゃれな盛りつけにまた感動。「ポテトサラダ」550円の大人味にキュンとなる。
(Hanako1152号掲載:photo : Norio Kidera illustration : Itsuko Suzuki text : Michiko Watanabe)