早朝まで営業しているお店も! 飲んだあとには優しい〆グルメを。知っておきたい都内の美味しい〆グルメ3軒
とことんお酒を楽しんだあとは、やっぱり麺で締めたいですよね。旨みが詰まったスープを飲むだけで、体がほっこり落ち着きます。今回は、飲み会終わりにぴったりな麺料理が人気店をご紹介。お酒好きなら絶対に知っておきたいお店ばかりです!
1.山形郷土の味とともに優しい余韻のラーメンを。〈麺ダイニング ととこ〉/神保町
中でもイチオシは「ととこしょう油ラーメン」。自然循環型農業で育った米沢牧場の鶏、山形のマルセイ醤油を用いた味は奥深く、さらにトッピングの山形産リンゴ酢を加える優しい味に。
ここは山形出身の女性店主による郷土料理とラーメンの店。カウンター奥には地酒がずらりと並び、メニューには玉こんにゃく、冷やっこだしのっけ、いも煮から真室川の天然鮎やイワナの炭火焼きまで、山形郷土の味が驚くほど充実。
(Hanako1120号掲載/photo:Kenya Abe text:Kota Shizuka edit:Kei Sasaki)
2.シンプルなかけうどんにほっこり。〈慶〉/根津
ミシュラン掲載の名店〈釜竹〉の姉妹店で、3年前に移転リニューアル。天ぷらや鴨焼きなど日本食初心者でもハードル低めな一品料理もたくさん。うどんは4種類あり、王道はシンプルなかけうどん。麺は本家よりも細麺で、つるっとのどごしがいい。ランチタイムは季節の創作うどんもいただける。元和菓子屋店の建物を改装。懐かしかわいい窓ガラスにキュン。
(Hanako1146号掲載:photo : Michi Murakami text : Yoko Tajiri)
3.大阪から上陸した話題店で〆の一杯。〈龍の巣〉/新宿三丁目
ここ〈龍の巣〉はなんとびっくり朝8時までの営業。〆のかすうどんをお代わりしても良し、焼肉を始めちゃっても良し。店は17時のオープン直後から満席が続く。早い時間はなるべく予約しておいたほうがいい。
名物の「かすうどん」600円は〆におすすめ。かすとは油かすのことで、ホルモンをじっくり素揚げして細かく刻んだもの。大阪南部では昔から庶民に親しまれている食材で、高タンパク・低脂肪・コラーゲンたっぷりというパワーフード。しかも〈龍の巣〉は油かすも自社製造。丁寧に下処理をすることで特有の臭みをなくし、サクサクの食感を残しているからホルモン嫌いの人にもオススメ。カツオの風味が効いたダシと油かすから出る肉の旨みが加わったスープは絶品!
(Hanako1121号掲載:photo:Satoko Imazu text:Mariko Uramoto)