どこも名店! グルメもおしゃれな下北沢。ディナータイムに行きたいワインが美味しいお店って?
おしゃれさんが集まる古着の聖地・下北沢。そんなおしゃれタウンは、グルメもやっぱり今どきです。今回は、ディナータイムに行きたい、ワインが美味しくいただけるお店をピックアップ。おしゃれな彼と、デート帰りにふらっと寄ってみては?
1.〈ゲレロ〉の「マルゲリータ」でヴァンナチュールを楽しんで。
一枚ずつ生地を伸ばし、大きなドーム窯で焼き上げるピッツァが大評判。水牛のモッツァレラチーズと、オリーブオイル、トマトソースなどで作るマルゲリータ1,200円は、もっちりとした香ばしい生地と、フレッシュなトマトの甘みにノックアウト。ボリュームは十分なのにペロリといける。
グリーンピースのスープ1,200円など前菜も大充実で迷ってしまう。
カウンター席があり、女子ひとりでも入りやすい雰囲気もうれしい。ピッツァとの相性の良いヴァンナチュールも種類豊富。
2.ニュートラルな感性で挑むTokyo styleの仕掛け人の店。〈salmon & trout(サーモン&トラウト)〉
オーナーシェフは30歳になったばかりの森枝幹さん。シドニーの名店〈テツヤズ〉で修業し、帰国後は和食やモラキュラー料理を勉強。屋台を運営したことも。作る料理もキャラが立っている。「秋刀魚とむかごのフィッシュ&チップス」に、手掴みで皮ごといただく「キウイとコリアンダーのサラダ」、「フランボワーズソースが彩るアートのような鹿カツ」。その振り幅に驚かされる。
ペアリング込みで10,000円の基本のコースより、「根セロリと牡蠣」と「カ・デ・ノーチ デフラテッリ(2010)」。厚岸産の牡蠣にファーマーズマーケットで買い付けた有機栽培の根セロリ。赤ワインビネガーと胡椒が効いたスパイシーな口当たり。合わせたのは熟成感と酸味が心地よいスプマンテ。
「フィッシュ&チップス」と「PUNK IPA」。根室産の秋刀魚は骨を抜いて、身を特殊な手法で密着させている。クリスピーな歯ごたえは、小麦粉に、あるものを混ぜているから。季節ごとに魚の種類が変わる。
「〇〇料理って括られたくない」と、炭水化物は出さない。場所も、銀座でも青山でも、代々木八幡でもなくて、下北沢から15分の代沢の住宅街。それでも連日満員、行きたい人がわんさか。
(Hanako1123号P22掲載/photo:Kazuhara Igarashi edit&text:Hiroko Yabuki)
【閉店情報有り】3.二軒目は、ワインとパフェのマリアージュ〈Neue〉
店主は、“渋谷の名ビストロ〈リベルタン〉出身の尚也くん”といえば食通ならピンとくるはず。デザートとヴァンナチュールを柱に2016年6月にオープンするや、女性客で盛況との噂。人気のパフェはアイスやソースなど全て手作り。やさしい甘さに癒される。
パフェは季節によって変化する。「無花果のパフェ」1,700円。ワインはグラス950円~楽しめる。赤、白、泡が各2種。
(Hanako1121号掲載:photo:Kenta Aminaka,Shin-ichi Yokoyama,Masanori Wada,Kenya Abetext:Mutsumi Hidaka,Shizuka Horikawa,Nami Hotehama edit:Kei Sasaki)