休日の朝活に。 美味しい朝ごはんでパワーチャージ。【鎌倉】朝のおすすめカフェ・定食屋さん5軒
人気観光地・鎌倉で、続々オープンしているゲストハウスに比例するように、朝ごはんを出す店が増えているとか。一日のはじまりにエネルギー源をしっかりと摂り、朝からアクティブに行動して充実した鎌倉ステイを。
1.体の中が目覚める発酵ずくめの朝食。〈福日和カフェ〉/長谷
細い路地の奥、築70年以上の木造家屋は和と洋がほどよく混在した居心地のいい空間。「一日の始まりに体にイイものを」と、登場したプレートは発酵ずくめ。
ミルキークイーン玄米で作った甘酒で喉を潤して胃を動かし、ネギダレの塩麹蒸し鶏、豆腐マヨネーズを使ったポテトサラダなど、手をかけた味わいがひと口ごとに伝わる。醤油麹で食べる玄米卵かけご飯は食欲を加速させるおいしさ。おかずは日替わり。
鰹ダシを使いつつしっかりスパイシー。ヒヨコ豆、ブラックビーンズがたっぷり。
2.獲れたての地蛸を使った炊き込みごはんを。〈定食屋うしお〉/長谷
元は漁師の住まいを店主自らがリノベして、2階にドミトリーを作り、1階はダイニングスペースに。時折、縁側から入る爽やかな海風がリラックスさせる。
朝食には和、鎌倉に来たら地物の魚を」。由比ガ浜の漁師「天神丸」から仕入れる地蛸たっぷりの炊き込みごはんと、一番ダシでとった味噌汁がここでのご馳走だ。7月頃から夜営業もスタート予定。カマスの塩焼き定食(1,100円)も登場予定。
3.焼きたて熱々のオムレツが主役のモーニング。〈FOOD STAND magali〉/御成
小町で日曜日のみ営業していた時から評判の「キッシュ」は、今も不動の人気メニュー。
焼き上がり待ちの朝の時間は、「オムレツプレート」を目指し、ふらりとお客がやってくる。サラダ、ベーコン、オムレツにパンを添えた、シンプルで飽きのこない朝食の定番だ。焼きたてのオムレツにナイフを入れると、湯気とともに立ちのぼる卵の香りに包まれ幸せな気分に。
4.さらりと軽やかな朝粥をゆっくりと味わう。〈茶館 天藍〉
ゆったりとした時間が流れる中国茶館は、朝も慌ただしさとは無縁。まず、薬膳湯でおなかを温めて食事をスタート。
七分づきのお米に胡麻油をまぶして炊いたお粥に、日替わりの副菜をトッピング。金針菜の醤油煮、白菜漬物の辣白菜(ラーパーツァイ)など、そのままつまんだりお粥になじませつつ食べ進める。暑い日は、生姜オイルだれでさっぱりと食す、ゆし豆腐朝食(600円)もおすすめ。
5.しらすとチーズの塩気が◎のガレット。〈鎌倉 長谷 珈琲&ガレット〉/長谷
長谷寺を行き来する観光客を見おろす、長谷通り沿いの2階に今春オープン。エアロプレスなど、抽出方法を選べる自家焙煎のコーヒーと合わせて、粗挽きの北海道産の蕎麦粉を使ったガレットを朝から味わえる。
専用のクレープパンで1枚ずつ生地を焼き、具材にひと工夫。名産のしらすと好相性の大葉を合わせ、ゴーダなど4種のチーズを一緒に包みこんである。鎌倉野菜サラダもたっぷり。
(Hanako1135号掲載/photo:Kayoko Aoki, text:Yumiko Ikeda)