美味しいワインと合わせて。 食通たち一押しの一軒へ。心も満たされる、東京都内の個性派ダイニングとは?

FOOD 2018.10.10

日々新しいトレンドが生まれ続ける東京のフードシーン。予約しないと場所が明かされない店やイベント性あふれるおいしいお店など、いま絶対に楽しみたいお店があるんです!食好きたちが選ぶ「訪れたい、味わいたい」をご紹介します。

1.扉を開くとそこはもう、時空を超えた仏領インドシナ。〈Indochinoise〉

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食を通じてその背景にある文化を体感。そんな空想の旅へと誘うプライベートダイニング。1日1組6~8名限定のプライベートダイニングであり、試食型の料理教室。年に何度も旧インドシナ地域を訪れ、調味料も現地調達。東京都千代田区岩本町のとあるビルの一室。住所などの詳細は予約後に知らされる。予約はこちらへ

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料理はコースのみで1人8,000円~。食前酒を飲みながらゆるりと始まる。
「素焼き鮎の豚バラ肉ココナッツ煮込み添えがけ」。

「蟹のタマリンド炒め」
「蟹のタマリンド炒め」
「デザートは桃のマリネ」
「デザートは桃のマリネ」
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もう現世にはない仏領インドシナを再現した幻の食卓。

(Hanako1146号掲載:photo : Norio Kidera text : Noriko Maniwa)

2.心地よい時を紡ぐ、中野に誕生したフレンチ。〈松㐂〉/中野

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健やかな味わいの料理が真骨頂。メニューには千葉や長野から届く野菜をたっぷりと使い、ナチュラルなワインがよく合う。屋号はオーナーシェフ・藤澤進大郎さんの祖父が営んでいた旅館名から。「料理はフレンチですがフランス一色にしたくなくて」。アンティークガラスをリデザインした照明やグラスなどにも注目。妻の侑子さん、小田奈々さんの3人で料理もサービスも担当する。通常営業とは別に不定期でイベントも開催。

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5,000円のプリフィクスから。京都〈吉田パン工房〉のモチモチのカンパーニュ。ナチュラルワインはグラス900円~。

メインの「仔羊のクスクス」
メインの「仔羊のクスクス」
「スープ オ ピストゥ」は、看板メニューのひとつ。白いんげん豆とバジルペーストを使う南仏の郷土料理。
「スープ オ ピストゥ」は、看板メニューのひとつ。白いんげん豆とバジルペーストを使う南仏の郷土料理。

(Hanako1146号掲載:photo : Mariko Tosa text : Yumiko Ikeda)

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