栄養の宝庫・種も食べられる!丸ごとピーマン
野菜ソムリエプロ、フードアナリストの資格を保有し、「大人も子どもも安心の農作物を産地直送でお届け」というコンセプトのもと、実際に自分の目で見て、食べて納得した農家の農作物を販売するサイト〈vegetaiment〉の運営を行う。インスタグラム(@hiroesugano)では、料理苦手、不器用な人でもできるズボラレシピを紹介する動画が大人気。
種まで丸ごと食べて、酷暑に負けない体づくり。

ピーマンの種には血流改善成分や抗酸化作用のあるビタミンE、食物繊維など、カラダが喜ぶ栄養が豊富。捨てるなんてもったいない!今回紹介する丸ごと調理ならば、超簡単、種までおいしくいただけます。
①種まで丸ごと栄養摂取。食材ロス削減にも!
②ピーマンは加熱してもビタミンCが壊れにくい。
③トースターで15分加熱するだけ。
④旬のピーマンの味わいをシンプルに楽しめる。
材料(2〜3人分)

- ピーマン 6個
- チーズ30g
- ベーコン 4枚
- オリーブオイル大1
- 塩コショウ適量
作り方
①ピーマンを頭からお尻にかけて切り込みを入れる(全部切れないように注意)。


②ピーマンの中にベーコンとチーズをつめる。

③耐熱皿に②をのせ、オリーブオイルと塩コショウをかける。
④トースターで15分加熱したら完成。

野菜ソムリエ直伝! 丸ごとピーマンの調理ポイントと保存法

① ピーマンは捨てるところがありません!
ピーマンの種は食べても全く問題ありません。種には血行促進効果のあるピラジン、血圧調整や筋肉の働きをサポートするカリウム、食物繊維、抗酸化作用のあるビタミンEなどが豊富に含まれています。
捨てがちなピーマンのヘタも調理し火を通せば問題なく食べることができるんです。ただし、ヘタ部分は他の部分に比べて硬い場合があるので、しっかり加熱することが重要。
ピーマンを丸ごと調理するときには、細かい土やほこりを落とすために、ヘタ部分をしっかり洗いましょう。種が黒く変色している場合は、完熟して甘みが増している可能性もありますが、古くなって傷んでいる場合もあるので、鮮度がよく購入してから時間が経過してないものを使って。
② 保存法
夏場は冷蔵保存がおすすめ。
①水気をしっかり拭き取る。ピーマンは湿気と低温が苦手。
②1個つづペーパーに包みポリ袋に入れる。
③余裕があればヘタを下にし、保存するとより長持ち。
保存のコツ
他の野菜のエチレンガスの影響を受けやすいので、りんごやバナナから離して保存。
ピーマンは収穫後も呼吸を続けているため、ヘタを下にすることで呼吸による水分や栄養の消耗を最小限に抑えられます。
text&movie_Hiroe Sugano photo_Miyu Yasuda



















