赤坂の魅力#3 わざわざ行く価値があるスポット4選

国会議事堂のある永田町に隣接し、TBSが本社社屋を構える赤坂。かつて花街として栄え、今ではビジネス街や高級住宅地へと変遷。老舗料亭から人気韓国料理店までひしめく“食の街”でもあり、街を歩けばさまざまな魅力に出会える。今回は、わざわざ赤坂に行きたくなるスポット4選をピックアップ。
赤坂、赤坂見附、溜池山王の3駅間に飲食店が密集。繁華街を外れると閑静な住宅地が広がる。地名に「坂」がつくほど坂道が多く、主な坂道だけでも19もある。その名前の由来や歴史を巡りながら街歩きするのも楽しい。
1. 8代将軍吉宗が建立した江戸時代の面影を残す神社。〈赤坂氷川神社〉

鎮座から1,000年以上の歴史を有する由緒ある神社。社殿は徳川吉宗が建立したもので、江戸時代の姿のまま現存する。境内には、毎年9月に行われる「赤坂氷川祭」で街を巡行する「江戸型山車」の展示も。最大8メートルの迫力ときらびやかな装飾を見学できる。

住所:東京都港区赤坂6-10-12
TEL:03-3583-1935
営業時間:開門6:00〜閉門17:30
定休日:無休
2. 心ときめく紙雑貨が見つかる昔ながらの文具店。〈ヨロズヤ文具〉

明治8年から続く、地元民に愛される老舗の文具店。事務用品をはじめ、レターセットやポチ袋などユニークなデザインと発想の文具や紙雑貨がひしめく。昔懐かしい文房具屋さんの紙やインクの匂いに包まれながら、童心に返ってお気に入り探しを楽しんで。
住所:東京都港区赤坂3-15-9
TEL:03-3583-3017
営業時間:10:00〜18:30
定休日:土日祝休
3. 宮内庁御用達の器屋で、心が豊かになるアイテム探しを。〈陶香堂〉

1936年創業の器のセレクトショップ。宮内庁御用達として、飲食店やホテル向けの業務用食器から家庭用まで幅広く扱う。京都や有田焼を中心に、全国各地から厳選された伝統的な絵付けや形からモダンでカジュアルなデザインまで美しい器が揃う。

住所:東京都港区赤坂3-21-12
TEL:03-3583-3915
営業時間:11:00〜19:00(土〜17:00)
定休日:日祝休
4. 赤坂の料亭御用達!プロ納得の鮮度と品揃え。〈吉池 赤坂店〉

創業から100年以上の歴史がある食品店。毎朝市場で仕入れた鮮魚を少量のサクから買えるため一般人や小さな料亭からも重宝されている。新鮮な真アジを店でさばいて揚げるアジフライ(390円〜)はフワフワの身に旨味が凝縮された逸品。

吉池 赤坂店(よしいけ あかさかてん)
住所:東京都港区赤坂2-15-18 西山興業赤坂ビルB1
TEL:03-3586-0141
営業時間:9:00〜23:00(日10:00〜20:00)
定休日:無休
各スポットを紹介してくれた赤坂の案内

赤坂は大人好みの店が集結する美食の宝庫。
「赤坂はグルメの宝庫。ランチなら〈津つ井〉のビフテキ丼や〈籠や〉のごまだれうどん。ディナーはイタリアンの〈フィレモネ〉もおすすめ。開高健が愛した〈BarKokage〉もお気に入りの一軒。大人好みの店がたくさんあります」

もっとたくさんの人たちに、赤坂に遊びに来てほしい。
「高級な印象を持たれがちですが、足を踏み入れてみると意外と手頃で満足度の高い店がたくさんある。もっとたくさんの人に知ってもらって赤坂を盛り上げていきたいですね。神社や公園、坂道もあって街歩きも楽しいですよ」
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