【京都・銀閣寺エリア】ひとりでゆっくり満喫したいカフェ、お買い物スポット7選

【京都・銀閣寺エリア】ひとりでゆっくり満喫したいカフェ、お買い物スポット7選
【京都・銀閣寺エリア】ひとりでゆっくり満喫したいカフェ、お買い物スポット7選
FOOD 2024.10.08
銀閣寺から哲学の道界隈は、今や王道の観光スポットだけじゃない、ユニークな店が点在するエリアに進化中。とりわけ注目すべきは今出川通と白川通の交差点から少し西のあたり。お茶におやつ、ランチからショッピングまで、旅の目的にしたくなる店を紹介します。

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photo_Yoshiki Okamoto text_Mako Yamato

1. 喫茶ドセイノワ/カフェ

京都 喫茶ドセイノワのクッキー
ロゴマークをあしらったクッキーやフロランタン、バターサブレなどの焼菓子200円~。持ち帰りも可。

型絵染作家・関美穂子さんの看板に誘われて2階へ。柔らかな光に包まれた空間で用意されるのは、果物が旬を伝えるケーキやタルト。

京都 喫茶ドセイノワの店内

喫茶を開くためパティスリーで修業を重ねてきた店主のすずきまいさんが作るのは、国産小麦や無農薬の素材を中心にした優しい味のおやつ。大切に味わって、のんびりとしたひとときを過ごしたい。

information
喫茶ドセイノワ
カフェ

住所:京都府京都市左京区北白川東久保田町11 2F
TEL:なし
営業時間:11:30~17:30(17:00LO)
定休日:月~水休
席数:14席
本日のケーキは季節のタルトやカスタードプリンほか6種ほど。平日は「焼きたまごのトーストサンド」なども。

2. み空/コーヒー店

京都 み空の店内

間借り営業で人気だった〈珈琲み空〉が独立の地に選んだのは、白川疏水沿いの半地下。店主の石倉源太さんは、深く焼いても香りや個性が残る豆を選び自家焙煎する。

京都 み空のコーヒー
コク深いミルクコーヒー650円、コーヒー豆100g 800円。

濃いめを楽しみたいならネルドリップで、軽めならペーパードリップと淹れ方を変えて提供。レコードの音に耳を傾けながら、コクのあるコーヒーを味わいたい。

information
み空
コーヒー店

住所:京都府京都市左京区北白川久保田町28-1 1F
TEL:なし
営業時間:11:00~20:00LO
定休日:不定休
席数:12席
コーヒーはインドネシアやタンザニアなど飲みごろの3~4種。店名はフォークシンガー・金延幸子の名盤に由来。

3. 北白川糕糰店(きたしらかわこうだんてん)/中国茶房

京都 北白川糕糰店(きたしらかわこうだんてん)のスイーツとお茶
「鳳凰単叢・紅心肉桂(ほうおうたんそう・こうしんにっけい)」600円と自家製パッションフルーツ入りパイナップルケーキ650円。ほかに蓮の実の餡が入った広東式月餅も。

茶器の産地、中国・宜興(ぎこう)の隣町で生まれ育ち、子どもの頃からお茶を飲み親しんできたという店主の江彦(こうげん)さん。留学して日本の茶文化を学び、ますますお茶の魅力の虜になったという。産地で手に入れる茶器や茶葉を揃え、選び抜いた材料で作る菓子と共に、中国茶の魅力を伝えてくれる。洗練された道具づかいの美しさにも注目を。

information
北白川糕糰店
中国茶房

住所:京都府京都市左京区北白川久保田町64-24
TEL:なし
営業時間:14:00~18:00
定休日:金土日のみ営業、予約制(予約はhttps://qiezu.thebase.in/から)
席数:5席
茶葉や菓子のみの購入も可。糕糰店は中国・江南地方の昔からの菓子店につく接尾語。

4. かかん 京都店/アジア料理店

京都 かかん 京都店のスイーツ
「山椒香る杏仁と柑橘のパフェ」1,300円。セット1,700円。

ぐつぐつと鉄鍋で運ばれてくる麻婆豆腐が看板の〈かかん〉が京都に進出。麻婆豆腐や水餃子などの料理はそのままに、新たに加わったカフェタイムは京都だけのお楽しみ。「山椒香る杏仁と柑橘のパフェ」、生クリームを贅沢に使った濃厚杏仁豆腐など、アジアンスイーツも料理同様にひねりあり。

京都 かかん 京都店の窓際の席

窓の外に白川疎水の緑を望む席で中国茶と共に味わって。

information
かかん 京都店
アジア料理店

住所:京都府京都市左京区北白川久保田町28-1 2F
TEL:なし
営業時間:11:00~15:00(14:30LO )、17:30~19:30(19:00LO) 
定休日:火休、月金ランチ休
席数:20席
「かかんの本格四川風麻婆豆腐定食」1,200円。スイーツやお茶は終日オーダー可能。

5. Nunuka Life(ヌヌカライフ)/ギャラリーショップ

京都Nunuka Lifeの店内

哲学の道から程近い住宅街にひっそり。店主の高橋周也さんが、作り手の真摯な姿勢に共感し、日々に彩りを添える器たちを提案。韓国人陶芸家・崔在皓(チェジェホ)さん、兵庫の陶工・光藤佐(みつふじたすく)さんらの作品はどれも、手にすればどう使おうかと心に刺激をもたらす。土俵からインスパイアされた土の部屋などディスプレイも印象的な空間で、じっくり器と向き合いたい。

information
Nunuka Life
ギャラリーショップ

住所:京都府京都市左京区浄土寺南田町10
TEL:075-708-8369
営業時間:11:00~17:00 金土を中心に不定期に営業。詳細はInstagram(@nunuka_life)で確認を。
御所西にあった〈SHOP & GALLERY YDS〉が10周年を機に改名して移転。

6. 古道具店 呱々(ふるどうぐてん ここ)/古道具

京都の古道具店 呱々のお皿
写真の緑の皿は先斗町・鴨川をどり、黄と白の2色の皿は上七軒・北野をどりの皿と、京都ならでは。

京都に数えきれないほどある路地の中でも、見つけにくさトップクラスの小道の奥。大正から昭和の日本の器を中心に、台湾などでも買い付けた古いものをセレクトするのは店主の平野まさこさん。

京都の古道具店 呱々のお皿

器は主張しすぎず、すっと日々の暮らしに溶け込む加減もちょうど。京都の古い家から直接買い付けた道具や籠など、ほかではなかなかない出合いがある。

information
古道具店 呱々
古道具

住所:京都府京都市左京区浄土寺西田町82-11 
TEL:075-708-7692
営業時間:11:00~17:00
定休日:木金土のみ営業(不定休あり、営業日はHPで確認を)

7. KOFUKU book & daily store(コフク ブックアンドデイリーストア)/書店

京都のKOFUKU book & daily storeの店内

雑誌の編集者から書店員に転身し、長く料理書を扱ってきた店主の佐藤夕伽子(ゆかこ)さん。いつかはと考えていた独立の背中を押してくれたのは、疎水や山並みが見える小部屋との出合いだったという。料理書の古書を中心にした暮らしにまつわる本、佐藤さんが愛用する食材や茶葉、〈コフク〉の屋号で活動してきた焼菓子など、日々を幸せにするものが揃う。

information
KOFUKU book & daily store
書店

住所:京都府京都市左京区浄土寺西田町81 マリアハイツ201
TEL:なし
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休
本も食材も暮らしに寄り添う品を厳選。新刊は〈アノニマ・スタジオ〉が中心。焼菓子は黒糖バナナココナッツマフィン300円など日替わり。

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