朝から行列に並んででも食べたい！ 朝ラー好きがオススメする至福の一杯4選

朝から行列に並んででも食べたい！ 朝ラー好きがオススメする至福の一杯4選

FOOD 2024.08.31

静岡県や東北地方から派生し、いま東京でも“朝ラー”人気が上昇。「ラーメンのためなら早起きも苦じゃない」という“ 朝ラー”好き4人に推し麺を聞きました。

photo_Yoichiro Kikuchi　text_Keiko Kodera

1. 祖師ヶ谷大蔵〈OLD RAMEN〉の塩ミルク

世田谷の豪徳寺で夜中3時に開店するラーメン店が2024年の2月に移転し、朝方営業にシフト。まるでバーのように洒落た空間同様に、ラーメンにも独自性が。豚骨を使わず、豚肉のだしと豆乳を合わせた「塩ミルク」（1,000円）のスープは後味もすっきり。カウンター内のコンロで焼き上げる焼豚のしなやかな旨みにも心を掴まれる。

OLD RAMEN

住所：東京都世田谷区砧3-5-8 2F
TEL：非公開
営業時間：9:00～14:00LO
定休日：日月休
席数：10席
アパレル出身でモノづくりが得意な店主とあって、店内ではTシャツなどオリジナルグッズの販売も。

2. 横浜〈麺場 浜虎〉の朝醤そば

朝でもロックがかかる店内で常連を虜にしているのが、鶏ガラからとる清湯をベースに、自家製XO醤を加えたスープが印象的な「朝醤そば」（590円）。通常提供しているラーメンより麺のボリュームが少なく、グリーンレタスなど生野菜を自分の好みの量でセルフトッピング可。ラーメン欲を満たしながらヘルシーさも両立できるのがうれしい。

3. 新橋〈新橋ニューともちんラーメン〉の中華そば

ラーメン激戦区の高円寺で絶大な人気を誇る〈ともちんラーメン〉の立ち食い店。駅直結のディープな雰囲気が漂う飲食ビルで大行列ができる話題店のメニューは、中華そば（750円）一択。なみなみと注がれたスープにふたをするように盛りつけられた焼豚と平打ち麺のバランスも秀逸。わかめのトッピング（+100円）もおすすめ。

4. 不動前〈えーちゃん食堂〉のチャーシューメン

元芸人の店主がワンオペで営むラーメン店は早朝から始まり、9時には売り切れじまいということもしばしば。国産小麦を使った自家製麺と鯖節や煮干し、げんこつなどからとるスープは旨みと塩味に富んでおり、定番のチャーシューメン（1,400円）を朝に食べると、アドレナリンが放出して一日元気に過ごせるという声も多数。