神田愛花さん×銀座、ドライブ旅行など新連載まとめ12選|ひとりで見るべき映画、子連れカフェほか
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夏バテ防止になるものも。旅好きがオススメする朝食に欠かせないもの5選

夏バテ防止になるものも。旅好きがオススメする朝食に欠かせないもの5選
夏バテ防止になるものも。旅好きがオススメする朝食に欠かせないもの5選
FOOD 2024.08.30
旅と食を愛する人たちが、もう一度食べたいと願う朝食を大調査。お取り寄せ食材を紹介します。

1. 京都〈京こんぶ 千波〉の『青山椒入ちりめん山椒』/〈ストローラーPR〉代表の鈴木貴之

鈴木貴之(〈ストローラーPR〉代表)

すずき・たかゆき/主に国内のファッションブランドを抱えるプレスオフィス〈ストローラーPR〉を主宰。登山が趣味で、2024年はメキシコ最高峰に挑戦予定。

 京都〈京こんぶ 千波〉の『青山椒入ちりめん山椒』
京都〈京こんぶ 千波〉の『青山椒入ちりめん山椒』

家でも旅先でも。心を奪われるのは京都の味。

多くのファッションブランドを抱えるプレスとして国内外を飛び回り、旅と食べることが大好きと公言する鈴木貴之さん。

「旅先では朝昼兼用で和食をいただくことが多いですね。京都の老舗湯葉屋〈千丸屋 本店〉の『湯葉鍋セット』は、飲み疲れた胃にそっと寄り添ってくれます。同じく京都のレバノン料理店〈汽[ki:]〉の朝食は店の雰囲気と朝の光が気持ちよく、再訪したい一軒です。自宅での朝食は和食が中心で、必需品はちりめん山椒。特に気に入っているのが、これまた京都のもので、錦市場にもお店がある〈京こんぶ 千波〉の『青山椒入ちりめん山椒』(写真)! もう15年くらい欠かさず取り寄せ続け、様々な料理に使っています」

2. 東京〈延楽梅花堂〉の『杉田梅 完熟つぶれ梅』/パティシエ・鶴見昂

鶴見昂(パティシエ)

つるみ・たかし/カフェやベーカリーなどのプロデュースのほか、菓子教室「ツルミ製菓」を主宰。東京・表参道の期間限定カフェ〈ひやかしIPPODO TEA〉のメニューも監修。

東京〈延楽梅花堂〉の『杉田梅 完熟つぶれ梅』
東京〈延楽梅花堂〉の『杉田梅 完熟つぶれ梅』

昔ながらの製法で作られた梅で体を整える。

忘れられない朝食として、富山県利賀村の地元食材と郷土料理を取り入れるオーベルジュ〈L’évo〉を挙げた鶴見昂さん。

「雪がしんしんと降り積もる冬のオーベルジュでいただいた、炊きたてのご飯や利賀豆腐の透き通るようなおいしさは忘れられません」。

外食の機会が多いため、自宅での朝食は玄米ご飯、納豆、味噌汁、漬物などでニュートラルな状態に戻るようバランスをとっているそう。

「ピラティスの先生にいただいた〈延楽梅花堂〉の『杉田梅 完熟つぶれ梅』(写真)は、野梅系品種の杉田梅を昔ながらの製法で梅干しにしたもので、酸味もしっかりとあり、体がシャキッとします。玄米ご飯のお供に欠かせません」

3. 神奈川〈岡田発酵工房〉の納豆と〈佐野みそ〉の沖縄の味噌/料理人・森枝 幹

森枝 幹(料理人)

もりえだ・かん/食文化研究家である父の影響で幼い頃から料理人を目指す。〈CHOMPOO〉〈CHICKEN RICE CLUB〉やフードマガジン『RiCE』のプロデュースを手がける。

神奈川〈岡田発酵工房〉の納豆と〈佐野みそ〉の沖縄の味噌を使った朝食
神奈川〈岡田発酵工房〉の納豆と〈佐野みそ〉の沖縄の味噌を使った朝食

室でじっくりと発酵させた納豆と沖縄の味噌で朝定食。

小さな頃から料理人になると決めていたほど、食にこだわりがある森枝幹さんの朝食に欠かせないのは、ファーマーズマーケットで販売している、10年以上自家採種してきた国産在来種の有機大豆で作る、〈岡田発酵工房〉の納豆。

「ファーマーズマーケットで新鮮な野菜を1週間分買って、作り置きおかずを作ったり、1歳の娘も一緒に食べられるように、野菜をふんだんに入れた炊き込みご飯を作ります。それに〈岡田発酵工房〉の納豆と〈佐野みそ〉で購入した沖縄の味噌で作る味噌汁を添えます。パンを食べる日は、広島のソーセージクリエイト集団〈.ドットコミュcomm〉のソーセージを。無添加で安心、かつとってもおいしいんです」

4. 静岡〈釡鶴ひもの店〉の干物/料理家・山田英季

山田英季(料理家・〈and recipe〉主宰)

やまだ・ひですえ/旅と食がテーマの〈and recipe〉主宰。幅広いジャンルでシェフとして活躍した経歴をもち、スタイリングやプロダクトデザインでも活躍する。

静岡〈釡鶴ひもの店〉の干物
静岡〈釡鶴ひもの店〉の干物

前日の夕方から、翌日の朝食をあれこれ考えるのが幸せ。

朝ごはんは、お米にしようかパンにしようかと、前日の夕方から考えることが多いという、山田英季さん。

「お米かなとなると、納豆やらハムエッグなども思いつきますが、一日がゆっくりと流れそうな日には、日本人らしく焼き魚が食べたくなります。そこで選ぶのが、熱海で160年続く〈釡鶴ひもの店〉の干物(写真)。鰯の丸干しは、ふっくらとして、脂が乗っていて絶品。お店の方いわく、本当にいい鰯が揚がったときにしか丸干しは作らないそう。炊きたてのご飯に焼き魚、やっぱり最高。〈釜鶴〉が干物の新しい可能性をテーマしたレストラン〈Himono Dining かまなり〉も大好きな店の一つ。特別な食体験ができます」

5. 東京〈YUWAERU本店〉で購入した和歌山産の梅干し/料理家・渡辺友美子

渡辺友美子(料理家・栄養士)

わたなべ・ゆみこ/企業へのレシピ提供や、間借りカフェ〈ゆうのごはん屋〉を主催。体に優しいレシピを考案し、動画や写真を通じて食の魅力や大切さを伝えている。

東京〈YUWAERU本店〉で購入した和歌山産の梅干し
東京〈YUWAERU本店〉で購入した和歌山産の梅干し

梅の名産地・和歌山の梅干しで夏バテ対策を。

高校時代にダイエットで体調を崩した経験から、栄養士の道を選んだ渡辺友美子さんの段の朝食に欠かせない食材は梅干し。

東京の〈YUWAERU本店〉で購入した和歌山産の梅干し(写真)は、讃岐の自然塩が使用されていることもあり、香り高く、お米との相性が抜群。気分を変えて玄米を合わせることも。暑さで体調を崩しそうになったときに、梅干しでリセットします。〈YUWAERU〉には様々な梅干しが並んでいるので、色々買って食べ比べるのも楽しい。旅先では現地でしか食べられない料理を必ず味わうようにしています。台湾に滞在中、連日いただいたのが〈阿宗麵線〉の麺線。鰹だしが効いていて、とろみがあり、体がポカポカになりました」

text_Ritsuko Oshima(Giraffe), Marie Takada, Michiyo Nagamine edit_Marie Takada

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