【東京】和食、洋食だけじゃない!多国籍なモーニングが自慢の店5選

【東京】和食、洋食だけじゃない!多国籍なモーニングが自慢の店5選
【東京】和食、洋食だけじゃない!多国籍なモーニングが自慢の店5選
FOOD 2024.08.13
タコス、フォー、中国式朝ご飯など、多国籍なモーニングが食べられる都内のお店を紹介します。

1. 松陰神社前〈good morning pho〉でやさしい旨味が染みわたるフォーの朝食

松陰神社前〈good morning pho〉のフォー
スープは、鶏ガラと香味野菜をベースに、塩と砂糖、ヌクマムで味つけ。「鶏のフォー 揚げパンつき」1,100円、ジャスミン茶300円。

パンとクラフトビールの専門店として長年愛されてきた〈good sleep baker〉が、2024年になって朝型のお店〈good morning pho〉へとリニューアル。人気メニューは鶏のフォーと、自家製のパンを使ったバインミーだ。「どちらもベトナムでは定番の朝食です。現地を訪れた際に見た、フォーの専門店が出勤前の人々でにぎわう様子や、バイクでやってきた人がバインミーの屋台に行列をつくっている朝の風景がとても好きで」と、オーナーの小林由美さん。朝ごはんを外で食べる文化が日本でも身近になってほしいという想いを抱き、日々厨房に立っている。やさしいスープが特徴のフォーは朝からパクパクいけて、またすぐに食べたくなるおいしさ。

松陰神社前〈good morning pho〉でフォーを食べる女性
オーナーの小林さんの愛犬、豆柴の力丸もこの町の人気者。テラス席では犬と一緒に食事することができるので、お散歩の途中に立ち寄る常連客も多いそう。

「以前と変わらず、クラフトビールは看板メニューのひとつ。朝からビールを飲む人、子連れでフォーを食べる人、犬のお散歩がてらバインミーをテイクアウトしていく人と、思い思いに朝の時間を過ごすお客さんの姿を見るとうれしくなりますね」

good morning pho
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住所:東京都世田谷区世田谷4-13-20
TEL:なし
営業時間:8:00~12:00(11:30LO)、土日10:00~12:00(11:30LO)、14:00~18:00(17:30LO)
定休日:月火休
席数:約16席
Instagram:@good_morning_pho
バインミーは売り切れ次第終了のため、Instagramで確認を。

2. 恵比寿〈ロス タコス アスーレス〉で色彩豊かなタコスの朝食

 恵比寿〈ロス タコス アスーレス〉のタコス
具の味付けは控えめで、生地や野菜の風味が引き立てられている。

寿司や天ぷらのように「おまかせ」で〝魚タコス〞を提供する〈タコスバー〉が週末限定で〝朝タコス〞の店に。三軒茶屋の1号店で提供するスタイルだが、ここではその日届いた魚を即興で調理する限定品もオンメニュー。

オーナーシェフのマルコ・ガルシアさんの自慢はメキシコ在来種のブルーコーンを使った生地。実を一度茹でてから製粉機にかけることで、小麦などのつなぎを使わず、トウモロコシの香りや味が最大限に。現地でも田舎にしか残っていなかったという伝統製法が、遠く日本に伝来した。焼きたての豊かな風味は、寝ぼけた鼻腔を刺激する。

ロス タコス アスーレス
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住所:東京都渋谷区恵比寿西2-7-1 
TEL:03-6416-0619
営業時間:9:00~15:00LO
定休日:土日のみ営業
席数:21席
「カルニータス(クラシック)」600円やコンソメスープ1,950 円、おまかせ5 種3,150円も。

3. 秋葉原〈香福味坊〉の中国式朝ごはん「早点」を

 秋葉原〈香福味坊〉の中国式朝ごはん「早点」
えび蒸し餃子、揚げパン、雲呑スープなどボリューム満点の朝食セット(C)800円。

神田〈味坊〉をはじめ、中国東北地方の家庭の味と羊肉料理を届ける〈味坊集団〉。コンセプトが異なる全8店舗の魅力を詰め込んだテーマパークとして生まれたこの店の早点は「味も価格も太っ腹」と口コミが広がり、出勤前の会社員や学生など、多くの客でにぎわいをみせている。500〜800円の全3種の朝食セットは、蒸したての点心から厨房の釜でじっくり焼く広東式焼き鴨、チャーシュー、腸詰めなど、日本人向けにアレンジをしない〝ガチ中華〞の味。食べ放題で置かれている、早点の代名詞・お粥や豆乳、日替わりの副菜2種も抜け目のないおいしさだ。

香福味坊
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住所:東京都千代田区神田佐久間町1-21 Chiyoda Terrace B1
TEL:03-3527-1658
営業時間:7:00~5:00(朝食は~10:00)
定休日:休みは施設に準ずる
席数:106席
HP:https://www.ajibo.tokyo/
個室もあり。

4. 笹塚〈ØC tokyo〉で上質な甘さとコクが口の中に広がるクレープを

〈ØC tokyo〉のクレープ
オーガニックの小麦粉とバターを使い、喜界島のざらめを挟んだ生地は絶品。クレープ1,200円、アイスコーヒー600円。

ぺろりと食べられる薄焼きのクレープは、糖分をチャージしたい朝にぴったり。2024年4月にオープンした〈ØC tokyo〉のクレープは、一見とてもミニマル。バターをのせて口に入れると、リッチな甘さと豊かな風味、ほどよい塩気が混ざり合った複雑な味わいに、思わず笑みがこぼれる。もちもちの生地に際立つじゃりっとしたざらめの食感も最高だ。

〈ØC tokyo〉のクレープを食べている女性
鮮やかなブルーにペイントされた椅子が、スタイリッシュな空間に映える。店の目の前には大山緑道が広がり、開放的な気分で食事ができるのも魅力だ。

レシピを監修しているのは、目黒のレストラン〈Kabi〉で経験を積み、デンマーク・コペンハーゲンと日本の二拠点で活躍中のシェフ・田井將貴さん。

「とびっきりのバターシュガークレープの配合を編み出したと田井くんから聞き、それを売りにした北欧コンセプトのカフェをつくれたら面白いだろうと思ったのが始まり。実際にクレープを食べると、シンプルながら想像以上のおいしさで、確信が持てたんです」と、オーナーの山本憲資さん。
 
コーヒー豆は、コペンハーゲンで人気のカフェ〈Prolog Coffee〉のものを使用。クレープと相性抜群の浅煎りのコーヒーもここを訪れる楽しみのひとつだ。

ØC tokyo
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住所:東京都世田谷区北沢5-27-16 KMK 1F
TEL:なし
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
席数:25 席
Instagram:@octokyo2024
建築家のクマタイチ氏が内装を担当し、店名の一部である「Ø」から着想を得て空間やデザインに落とし込んだ。

5. 虎ノ門〈Pacific STAND-IN〉で食感も楽しいタコスをスタンドで

虎ノ門〈Pacific STAND-IN〉のタコライス
タコライス950円。タコミートと自家製トマトサルサ、アボカドディップをよく混ぜて。

鎌倉・七里ヶ浜で人気を集めるドライブインカフェが、虎ノ門ヒルズ内の〈T-MARKET〉にも。シャキシャキのレタスやトルティーヤ、タコミートをライスと混ぜながら食べるタコライスのほか「パシフィックチキンフォー」(900円)のファンも。陽気な朝ごはんでエネルギーを補給!

Pacific STAND-IN
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住所:東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズステーションタワーB2
TEL:03-3528-8728
営業時間:8:00~23:00(日~22:00) 
定休日:休みは施設に準ずる 
席数:5席
会計はキャッシュレスのみ。

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