ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソンが愛したフィンランドの孤島「クルーヴハル島」からインスピレーションを得た
【Haru】コレクションで初夏の風吹く食卓を。
フィンランドのテーブルウェアブランド【ムーミン アラビア】から、新しいコレクション「Haru」が2024年6月26日に発売(一部商品は7月発売予定)。トーベ・ヤンソンが夏になるとよく訪れたというフィンランドの孤島からインスピレーションを得たコレクションを手に入れて、初夏を楽しむ準備を!(PR/フィスカース ジャパン)
フィンランドの孤島「クルーヴハル島(Klovharun)」からインスピレーションを得た「Haru」コレクション
新しいコレクション「Haru」は、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの人生と作品へのオマージュを込めてデザインされたテーブルウェア。「Haru」というのは、トーベ・ヤンソンが夏によく過ごしたフィンランドの孤島「クルーヴハル島(Klovharun)」からインスピレーションを得て名付けられたんだとか。
フィンランドの南海岸にあるポルヴォー群島に位置するクルーヴハル島は岩だらけの小島で、トーベ・ヤンソンは1960年代から1990年代にかけての30年間、そこにコテージを構え、夏の間暮らしながら仕事をしていました。
そんな原作者の思い出の地に注目したデザイナーは、今回大小さまざまなプレートやボウル、湯呑みとなるマグや箸置きまで、9種類の食卓を彩るコレクションで島の風景を表現。藍色のムーミンイラストは、どんなお料理にも合うデザインで、シックながらも普段の食卓に馴染む出番の多い食器になること間違いなし。朝食から夕食、パスタから丼もの、そしてスープからお寿司まで、すべての食事シーンで活躍します。
巡る季節と自然を祝福する、フィンランド×日本の文化が融合したデザイン
「Haru」コレクションを担当したメインデザイナーは、フィンランドを拠点に幅広い分野で活躍しながら日本にルーツを持つ新留直人と、フィンランド系フランス人のナタリー・ラウテンバッハー。出身の異なる二人が表現するムーミンの世界は、和のテイストが盛り込まれ、素朴ながらも洗練された印象です。
「私たちは群島を表現するために、海によって形作られた石や岩の丸みをデザインの出発点に選びました。私たちのバックグラウンドには、自然からインスピレーションを得たフィンランドの美学を補完する日本的なテイストがあります。私は日本とフィンランドのハーフですし、ナタリーは日本で働いたり受賞した経験もあるので、私たちの作品は自然と日本の影響を受けているのです。また、この島の名前「ハル」には、日本語の「春」を意味するという素敵な偶然もありました」とデザイナーの新留は語ります。
また、今回のデザインの主役となるモチーフは、トーベ・ヤンソンのリース(花輪)。彼女は、花や自然の中にムーミンのキャラクターを配置したリースを数多く描きました。それらを本の挿絵や他のイラストレーション作品、時にはファンへの手紙などに使っていたのだそう。「フィンランドの群島はトーベ・ヤンソンにとってとても大切な場所で、彼女はその自然の要素をリースのイラストによく使っていました。2023年のムーミンズデイのマグ「シーブリーズ」をご存知の方は、「Haru」コレクションと似ている点にお気付きでしょう。白地に青い線の手描きスタイルとテーマがマッチしているのです」と、ムーミン アラビアのデザイナー アンニカ・ティックルは言います。
ムーミン アラビアの「Haru」コレクションは、2024年6月26日より、ムーミン アラビア公式オンラインストア、ムーミン アラビア直営店、ムーミン アラビア百貨店ショップ、ムーミン公式ショップ、その他小売店で購入可能。(一部商品は7月発売予定)
これから訪れる猛暑の季節も、和ごころ溢れる涼しげなムーミン食器があれば気持ちよく迎えられそうです。