多くの人が待ち焦がれる、至極の味。 数ヶ月先でも待つ価値大!東京で予約必須の人気店の逸品とは?
特別な日や、自分へのご褒美には、簡単には味わうことのできない絶品料理で気分を高めたいもの。あの吉祥寺の人気焼肉店「肉山」や、亀戸で本格イタリアンを楽しめる話題の〈MESEBABA〉など数ヶ月先まで予約が埋まっている東京の名店をご紹介します。
1.日本中からファンが集結!予約必須の超人気店〈肉山〉/吉祥寺
上質な赤身肉を味わえることはもちろん、「自分が食べに行った店がそうであればうれしい」という店主・光山さんの想いと気風のよさからも、人気を集める焼肉店〈肉山〉。お酒を飲まない人は5000円、好きなだけ飲む場合は1万円で赤身肉コースを堪能することができる。
赤身のなかでも脂質によって提供の順番を変えるのが光山さんのこだわり。コースは赤身肉代表として人気上昇中のモモから始まる。肉の旨みがストレートに伝わる!
シメにおすすめなのがこちら、TKG。塩と薄口醤油、ごま油をサッとまわしかけた味わいは最高。お腹はいっぱいでもおいしい締めのご飯となれば、別腹。感動体験の余韻を楽しもう!
半年先まで予約が埋まっているけれど、待つ価値は大アリ。絶品赤身肉の味わいをぜひご賞味あれ!
(Hanako1123号掲載:photo:Kayoko Aoki text:Keiko Kodera)
2.どんなに先でも待つ価値大のイタリアン〈MESEBABA〉/亀戸
8ヶ月先まで予約の取れないイタリアンは、こんなところに!? という路地の奥にある。外にテーブル席があるのだが、外を希望する人もいるとか。なにしろ、8席しかない。でも、待つ価値大。髙山大シェフの料理にはイタリアへの愛とリスペクトが詰まっている。決して「イタリア風」ではなく、イタリアの味そのまんま。そして超シンプル。
一見、素朴だが、一口食べたら、計算され尽くした洗練の味わいに、心の底からというか、おなかの底から、「うわっ、おいしい」と思える。頭で感じてるんじゃない。体がちゃんと素直に反応するのだ。シンプルを極めた「レモンのパスタ」1,500円。その見た目とは裏腹に、レモンの酸味とチーズがマッチして、きりなく食べられそう。
「トマトのスパゲッティ」900円。ベスビオ火山の麓で栽培されているトマトの水煮缶から作ったソース。胡椒は入れない。
「パスタは南イタリアの小さな農家が、無農薬小麦で作って、手干ししたものなんですよ」「トマトのスパゲッティは、トマト料理として食べてほしい」などなど、シェフは、ニコニコ笑いながら、丁寧に答えてくれる。
(Hanako 1123号掲載/photo:Norio Kidera text:MichikoWatanabe(MESEBABA, Cignale ENOTECA)edit & text:Hiroko Yabuki)