私のオンリーワンショートケーキ 森香澄「いつも売り切れか行列でした」学生時代の忘れられない思い出の味

テレビ東京を退社後、雑誌の表紙や大規模イベントのMCを務め、2024年2月末には初となる写真集の発売も決定。最も旬のタレントと言っても過言ではない森さんが、自分を甘やかすと決めた日に買うのがケーキだという。「大きな仕事をやり遂げたら、お気に入りのケーキを買って帰り、自分でラテを淹れて一息つく。その時間が一番のご褒美です。どこのケーキでお祝いしようかと考える時間も楽しくて」（森香澄さん。以下、同）
　
そんな彼女がオンリーワンとしてあげてくれたのが、自身が通った東京女子大学近くの〈アテスウェイ〉のショートケーキ。「当時から人気のお店でしたが、学校が目の前だったので通りがかった友達が『いま並んでない！ ショートケーキとモンブランも余ってる』みたいな感じでグループラインにメッセージをくれて。オーダーを伝えて食堂で食べていました」

取材当日、撮影用のケーキをスタッフが受け取りに行くと、開店30分前にもかかわらず長蛇の列が。「そうなんです！　社会人になってから自由に動ける時間に訪れたら、行列かもう残っていないか…。気軽に食べられていたありがたみを、理解していなかったんですよね（笑）」
　
当時とは「少し形が変わった」というケーキをひとくち。「おいしい！　生クリームが本当に滑らか。甘すぎることもなく、重くもない。生クリーム、イチゴ、スポンジの3つだけで完成させるなんて、ケーキの究極はここだよなって食べるたびに思うんです」