〈虎ノ門横丁〉でハシゴ酒! 隣の店まで徒歩10秒。角打ち、タイ料理、クラフトジン… | 今日は一杯、呑みたいぞ。#1
街がようやく賑やかさを取り戻し始めた2023年は、友人同士や職場の同僚と飲み会やご飯会を開催する人も多いのでは?今日はどんなお店に行こうか、迷っているあなたの選択肢のひとつに“横丁”をおすすめしたい。和洋中はもちろん、タイ料理や韓国料理と、1箇所にさまざまなジャンルの食事がギュッと詰まっていて、場所を変えずに(隣の店まで徒歩10秒!)数種類のお店のハシゴを気軽に楽しめる。今回は手芸作家・風子さんのぬいぐるみたち(風子ズ)をお誘いして、一緒に〈虎ノ門横丁〉をぐるりとご紹介!
虎ノ門横丁をハシゴしたのは、手芸作家・風子さんによるぬいぐるみ、(風子ズ)たち
虎ノ門横丁
京都から新幹線(宅急便ではない)でやってきた風子ズ御一行。予約のとれない人気店や、普段ではなかなか手の届かない高級料理店の支店などが22店舗並ぶ「虎ノ門横丁」を巡るということで「今日は昼から飲むよ〜!」と気合いを入れて来てくれた。「どこに行こうかあ」「お腹すいたなあ」と、まずはマップを見ながら作戦会議。
1.〈ソムタム ダー〉タイ本場の味はまるで現地にいる気分
お腹ペコペコな旅とくつしたちゃんがまず向かったのは『ソムタム ダー』。代々木やニューヨーク(!︎)にも店舗を構える人気のタイ料理店で、昼も夜も大賑わい。タイ東北のイサーン地方の料理を中心に提供をしていて、イサーン地方特有の辛味の強いメニューも多め。2人は名物の青パパイヤのサラダ「ソムタムタイ」とタイの唐揚げ「ガイトート」、もち米「カオニャオ」がワンプレートになったランチメニュー「イサーンセット」と、虎ノ門限定メニューの「チューチータレー」を注文。
2.〈虎ノ門蒸留所〉東京の素材を生かしたクラフトジンを一杯
「今日はとことん飲むぞ!」と意気込んだチューリップがやってきたのは、「虎ノ門蒸留所」。オリジナルクラフトジン「COMMON」をはじめ、奥多摩や町田で採れた金木犀のジンや、静岡県の自然農園『BASIL HOUSE』の無農薬バジルを蒸留したジンなど「季節のジン」を楽しめる。チューリップは、「焼きナポリタン」やお刺身も一緒にオーダー。どんどんお酒が進んでいるみたい。
3.〈香港焼味酒家 赤坂離宮〉で香港仕立ての“本格派”な焼きものを
賞与ちゃんとうさぎちゃんが手を繋いで訪れたのは「香港焼味酒家 赤坂璃宮」。赤坂や銀座に店を構える広東・香港料理の名店「赤坂璃宮」のオーナーシェフ譚彦彬さんと焼き物師の梁さんが「焼き物専門店を出したい」とオープンしたお店。3種の焼物を食べ比べできる「離宮特製焼物盛り合わせ」と麺好きうさぎちゃんが「離宮の海老ワンタン麺」をチョイス。
4. 海鮮のアフタフヌーンティー!? 〈Äta 虎ノ門〉で新潟ワインで乾杯
少々潰れ気味のチューリップと大食漢のくつしたちゃんを引き連れて、うさぎちゃんは「Äta 虎ノ門」へ。ここは連夜満席になる代官山の『Äta』の姉妹店で、魚介を使ったフレンチを提供している。うさぎちゃんはなんと事前にある料理を予約していたらしい。心待ちにする3人の目の前には、まるでアフタヌーンティーのように魚介料理が盛り付けられたスタンドが運ばれてきたぞ!
5. 〈si si 煮干啖〉煮干しの概念が変わる!ジャンルレスな麺料理
まだまだ飲み足りないうさぎちゃんが向かったのは「si si 煮干啖」。看板メニューの「にぼたん」は煮干しの頭とワタをフレークとバター、煮干しの出汁で作るソースを歯応えのある太麺と絡めた逸品で、ランチに食べにくるもよし、飲みのシメとしても人気。ワインと一緒に、いただきます!
6. デザートは別腹! 〈ATELIER KOHTA〉の贅沢パフェ
不思議ちゃんはみんなにバレないようにこっそりと「ATELIER KOHTA」へゴー。神楽坂に本店をもつカウンターデザートのお店で、見た目も味も華やかなパフェは、スプーンですくう度に食感や味わいが変わり最後まで楽しめる。店舗ごとに特別メニューがあり、不思議ちゃんは迷うことなく「虎ノ門限定のチョコパフェ」を注文。
「楽しかったねえ」「お腹いっぱい!」と、それぞれが思い思いに『虎ノ門横丁』を満喫した様子。「また、横丁行きたいね」「行こうよ」と約束をして店を後にしたのでした(続編、あるのか!?)。
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(12月28日追記)
続編できました。こちらです