ごはんもパンも。情緒あふれるカフェの街、大阪・中崎町で朝食を
FOOD 2023.09.07
カフェの街としての注目度の高い、大阪は中崎町。韓国を中心にアジア、欧米など世界中から観光客が集まるこの街で朝食を。
「ここ4~5年でカフェや飲食店、古着のショップも増えました」と教えてくれた橋本さん。若い客層も多く、SNS映えするオシャレカフェをハシゴする人たちも増えたそう。空襲から奇跡的に難を逃れたエリアなので、第二次世界大戦前からの建物が残っていて、新旧住宅の間に路地も多く、そこにある長屋に飲食店や雑貨店が並んでいたり、洋食店や居酒屋になっていたり。宝探しをするかのように、朝から散歩するのが楽しい。梅田界隈に宿泊したら、朝の中崎町散歩、モーニングとセットでスタートしよう。
お昼過ぎてもモーニング、そのゆるさがありがたい〈べーかりーかふぇ伊勢屋〉。
〈べーかりーかふぇ伊勢屋〉のモーニングは、2種類のパンにサラダとハムエッグ、ヨーグルト付き。ドリンクは「ポットで提供する紅茶でゆっくりされる方が多いです」とも。
アンティークな空間で目移り必至のモーニング〈coffee shop WARARA〉。
〈coffee shop WARARA〉は、海外からの観光客に「もっと早く開けないの?」とリクエストされて、早朝から営業するようになった。自家製カレーをご近所のベーカリー〈ブルンネン〉のパンに塗ったトーストには、店主が自作のヘンプ生地のネルドリップで淹れてくれる特製ブレンドコーヒーがマッチする。
お昼前ならモリモリおにぎり、ダシ茶漬けでほっこりもいい〈おにぎりごりちゃん〉。
〈おにぎりごりちゃん〉は具のバリエーションが楽しい話題の店。行列必至なので朝イチでの来店がおすすめ。テイクアウトもあり、天気が良ければ公園で楽しむとしよう。