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語り出したら止まらない!休日課長の「私の最愛料理本」 FOOD 2023.03.19

料理好きなら誰もが持っている“バイブル”的な存在を休日社長さんに聞きました。
レシピに刻まれた思い出のエピソードとともに語られた、その“推し”の理由とは?

MY BEST COOKBOOK:『これだったんだ!おかずのコツ。The基本200』小田真規子

オレンジページ特別編集。定番ほか、「週末の腕まくりメニュー」や「スピード副菜カタログ」も掲載。プロセスカットも大きく、見やすいのも特徴。(オレンジページ/1,257円)
オレンジページ特別編集。定番ほか、「週末の腕まくりメニュー」や「スピード副菜カタログ」も掲載。プロセスカットも大きく、見やすいのも特徴。(オレンジページ/1,257円)

調味料も工程もシンプル。一度でしっかり頭に入るから、ずっと作り続けられるんです。

「やっと話せる! 僕はこの本の素晴らしさをずっと伝えたかった」
そう言って、目を輝かせながらページをめくり、休日課長さんは語り始めた。
「最初に手に取ったのは、約10年前。一度きちんと料理の基本を押さえておきたいと思ったのがきっかけです。たくさんある料理本の中で、これを選んだ理由は、ドンズバで僕の好物ばかりが載っていたから(笑)」
豚肉のしょうが焼き、さばのみそ煮、ハンバーグ、マカロニグラタン、麻婆豆腐、五目炒飯。和洋中の定番がずらりと並んだラインナップには、確かに食指が動かされる。

「このレパートリーが全部揃う店があったら通いまくるな、って本気で熱望しています。肉豆腐もオムライスも、生鮭のムニエルもペペロンチーノも、どれも実際に作ってみたけど、自分で言うのもなんですが、本当においしい!」
敬愛する理由は味のほかにもある。
「例えばソース焼きそば。普通は作り方が袋麺の裏に書いてあって、特に何も考えずにそれを見て作りますよね。でもこの本には、きちんとレシピとしての工程があって、ポイントがわかりやすく書かれている。例えば、袋を開けて電子レンジで温めて下味をつけるとか、豚バラは脂身が多くて加熱すると縮むから5㎝と大きめに切る、とかね。実際、その通りに作るとめちゃめちゃうまい!」

押さえるべきポイントには必ず理由があるから、一度で頭に入るのだという。
「基本を踏まえれば、そこに自分の好きな具材を加えるといったアレンジも“どうぞご自由に”、と言ってくれている気がして。その懐の深さが、また素晴らしいな、と。僕は決して料理がうまいわけじゃない。でも、料理を作っておいしいと思える時は、間違いなく、この本での学びが活きているからだと思います」幸せそうな笑顔が何よりの証拠だ。

MY FAVORITE RECIPE

こちらがインタビューで話題となった「ソース焼きそば」。どこか懐かしさを覚えるシンプルな王道の味。「約15分で完成するスピードメニューでこのクオリティは、すごい!」

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photo : Kenya Abe hair & make : Saori Hattori text : Wako Kaneshiro text & edit : Yoshie Chokki

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