ランチからスイーツ、ちょい飲みまで! 吉祥寺駅北口で1日楽しめる!吉祥寺の名店4選
長く愛される名店なら、町の雰囲気を掴みやすい。定番のあの店は、初心者の目にはどんなふうに映るのだろう。ハナコラボメンバーの仲よし二人組が体験してみた。ハモニカ横丁、東急裏、中道通りなど、小さな店が密集するエリアが点在する北口方面。中には長く続いてきた老舗も多く、喫茶店から町の中華、ジャズバーまで、「吉祥寺らしさ」を作り上げる名店ぞろいだ。
1.古きよきスピリットを守り抜く名物喫茶店。〈茶房 武蔵野文庫〉
店主の日下茂さんは、1984年に閉業した喫茶店〈早稲田文庫〉を引き継ぐ形で、翌年この店をオープン。現在は日下さん夫婦が切り盛りし、ベテランのスタッフたちと作り上げる空気感が心地いい。名物のカレーライスはスパイスの調合から始める本格派。
一日十数食限定のモーニングサービス(ドリンク代200円、各税込)。
〈茶房 武蔵野文庫〉
■武蔵野市吉祥寺本町2-13-4
■9:30~22:00 /月火休
■40席/禁煙
2.吉祥寺を代表する町のケーキ屋さん。〈レモンドロップ本店〉
ハモニカ横丁のすぐ脇にあるケーキハウスは、駅前の喧騒をかき消すかのように白く清い空間。ティールームで看板メニューを堪能しよう。「このレモンパイ5個は食べられそう!」と一番人気の品に納得の二人でした。
レモンパイは、レモンカスタードとチョコスポンジ、メレンゲの組み合わせ。
〈レモンドロップ 本店〉
■武蔵野市吉祥寺本町1-2-8 レモンビル1F
■10:30 ~ 22:30(喫茶 21:30LO )/無休
■15席/禁煙
3.手作りのもちもち餃子でちょい飲み初体験。〈みんみん〉
中華料理の〈みんみん〉では、店先でせっせと包む手作り餃子が人気だ。餃子の持ち帰りを求めて、小径には行列が絶えない。ハモニカ横丁にドキドキの二人、「餃子×ビールみたい なオヤジ飲みは雰囲気込みで最高!もちもち皮の餃子も新感覚」。
持ち帰り「おみやげ用生餃子」(5個入り)440円(各税込)も。
〈みんみん〉
■武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
■11:00 ~ 21:00/無休
■20席/喫煙
4.上質なジャズとお酒に酔いしれる。〈サムタイム〉
地下へと続く細い階段を下りると、地上とはまるで異空間なジャズバーが。吉祥寺のジャズ文化を牽引する有名店だが、気負わずに楽しめる。毎日2回の生ライブに登場するのは、国内トップクラスの演奏者だ。
〈サムタイム〉
■武蔵野市吉祥寺本町1-11-31 B1
■11:00~22:30 LO(ライブは19:30~と21:00~) /無休
■80席/分煙
(Hanako1151号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kahoko Nishimura)