【2022年版】いつものご飯が特別になる! お取り寄せのプロ・眞鍋かをりさんがおすすめ!絶品「ごはんのおとも」4選
お取り寄せの魅力は、日本全国の味が自宅で楽しめること。今回は、お取り寄せ連載をしている眞鍋かをりさんがおすすめするお取り寄せごはんのおともをご紹介します。
1.老舗が手がけるモダンなごはんのおとも。〈小倉屋山本〉の「OKiNIシリーズ」。
老舗が手がけるちょっとオシャレなご飯のおともを見つけました。嘉永元年創業、大阪の老舗,〈小倉屋山本〉のOKiNIシリーズは、モノトーンのオシャレな瓶が印象的。今回は「おかか明太」「しじみの生姜煮」「のり佃煮」3個セットで購入しました。どれも一個540円です。
いちばん気になる「おかか明太」は、鰹が飴色に輝いていて、食欲をそそります。土鍋でご飯を炊いて、スタンバイ。白米の用意ができました。もうおかずは何もいらない!いよいよ、ご飯にON!ひとくち食べると、甘辛さと鰹の旨味、そして明太があとからピリっとイイ仕事をしてくれます。そしてまた、甘辛さを求めてご飯が進む…!箸がとまらない…エンドレスにいっちゃいそう。
しじみの生姜煮は、とても上品に炊いてあって、甘味と塩気のバランスが絶妙です。千切り生姜のシャキッとした歯応えも、たまりません。海苔の佃煮は、味付けが濃すぎず、ちゃんと海苔の旨味が感じられるのが嬉しい!ちゃんと食感も残っていて、贅沢に海苔を味わっている感じがします。
どれも味わいは本格的で、デザインはシンプルでおしゃれ。冷蔵庫の中に全種類並べておきたくなりますね。日本人に生まれて良かった…!心からそう感じる、おとりよせでした。
2.近江牛をたっぷりと!滋賀の名店〈松喜屋〉の牛丼の具
おうちでパパっと食べたいけれど、適当なものは食べたくない!ってとき、ありますよね。ちゃんと美味しくて、高級感があって、それでいて栄養のバランスも良い…今回は、そんな贅沢を叶えてくれるおとりよせです。子供から大人まで、みんな大好き牛丼!でも、ただの牛丼ではありません。最高級の近江牛を使用した、滋賀県の名店が出している牛丼の具です。冷凍の状態で届きます。
原材料は牛肉、玉ねぎと調味料のみ。お店で食べる牛丼がそのまま家で味わえます。松喜屋さんは。明治初期に「近江牛」の名を全国に広めた老舗だそう。ギフトにも良さそうですね。調理は、湯煎か電子レンジで。なんて楽なんでしょう…これなら、子供の急な「お腹空いた」も怖くない!
温まった牛丼の具を、ご飯の上に乗せます。つゆがたくさん入っているので、全部かけるとかなりつゆだくに!お肉が柔らかくてとろける…!さすがは最高級の近江牛。味付けは上品で、厚めの玉ねぎも食べ応えがありますね。いつも食べている牛丼とまた違って、高級和食をいただいている感じです。
栄養もしっかりとれて、子供にも安心して食べさせられます。もう何も作りたくない!っていう日でも、これがあれば大丈夫。冷凍庫にストックしておけば心の余裕が生まれること間違いなしの、素晴らしいおとりよせでした。
3.焼き立てのパリパリ感がたまらない〈小川海苔店〉の特撰海苔。
朝食は断然、和食派の我が家。お米やお味噌など、和食に欠かせない食材にはこだわっているのですが、今回はもうずっとリピートしている大切な食材をご紹介します。東京の下町、北区滝野川にある老舗〈小川海苔店〉さんの海苔。こちら、お電話で注文をして、着払いか郵便局での支払い、という方法でおとりよせができます。ネットでポチっとできないところが、また素敵です。電話口で注文を受けてくれたご婦人が「注文をお受けしてから焼きます」と仰っていたので、きっと焼き立てを用意して送ってくれるのでしょう。電話注文が少々手間でも、もうこの海苔がない朝食なんてあり得ない…というくらい、惚れ込んでいます。
いつも注文するのは、特撰焼海苔全形30枚入り1,393円。全形で一番高いタイプですが、それでも普通のタイプと300円しか違わないので、いつも特撰にしています。手で持つと、すでにパリっとした感覚が伝わります。いつも全形海苔を好きな大きさに割って使うのですが、すごくパリパリなので、少し曲げただけで綺麗に割れてくれます。
美味しい海苔には炊き立てのごはん!毎日、炊飯土鍋で炊いています。海苔にご飯と手作りの生姜の佃煮をのせて巻きます。食べた時に驚くのは、まずその音。本当に「パリパリ」って良い音が聞こえるんです!この食感と、豊かな磯の香り…これだけで、ごはんがいくらでも食べられます。小川海苔店の海苔がすごいのは、袋をあけてからもこのパリパリの食感が続くこと。我が家では30枚入りを3つまとめて購入して、最後のひと袋を開けたら次の海苔を注文することにしています。この感動的な食感、ぜひ味わってみてください。
4.京都・ごまの専門店〈ふかほり〉の「金ごま油・一番搾り」芳醇な香りに驚くこと間違いなし!
昔ながらの圧搾製法で絞り、一ヶ月寝かせたごま油は色もかなり濃いめです。封をあけた段階から、ごまの香りがふわっと鼻を抜けていきます。濃厚なのかと思いきや、意外にサラリとしています。まずは醤油とごま油でシンプルに冷奴。ごまの香ばしさは強いのに、口を含んだ感じは軽いので、たっぷりかけても重たくなりません。たまごかけご飯に少しごま油を足すだけで、もはやメイン級のお料理に。そしてお料理に使うごま油をこれに変えると、革命が起こります。いつものお料理がひと味、いや、ふた味はランクアップしますよ。
【番外編】数々の賞を受賞!【奥信州】こだわりの有機肥料を使った「金崎さんちのお米」
我が家でこのところリピートしているお米がこちらです。奥信州で作られている
「金崎さんちのお米 飯山産コシヒカリ」です。いつもは5キロ 4,012円を購入していますが、他にも2キロ 2,036円、1キロ 1,000円など、お好みの量で購入できます。オリジナルの有機肥料を使って栽培し、お米を若くフレッシュな状態で収穫するため、通常よりも早めに稲刈りをするのだそう。収穫量は減りますが、そのぶん甘くてツヤのあるお米になるそうです。金崎さんちのお米は、あまり長時間水に漬けないのがポイントだそう。夏場は20分ほどでOKです。炊飯用の炭も入れて、いざ、焚きます!
おともは、お味噌汁にきんぴら、厚揚げの照り焼き、自家製のはちみつ梅。メインはもちろん、炊きたての白ご飯です。なんという至福…!食感、甘み、香り、すべてのバランスが整った素晴らしい味わいです。クセはないのにプレーンすぎず、しっかりした個性を感じます。このお米に変えてから、毎日の朝食が本当に楽しみになりました。和食派じゃない方には、少し割高になりますが1キロずつ真空パックした商品もあるので、そちらもオススメです。ぜひ、極上の白米を味わってみてはいかがでしょうか。