楽しみ方の幅が広がっているんです! 【焼きそば】が主役の時代が到来!麺もソースもこだわる注目の専門店3選
屋台のイメージが強い焼きそば。実は今、都内に専門店が続々オープンし、各店が個性を競っているほど、注目と人気を集めているんです。ジャンクなイメージを脱した本格派の味を体験して!
1.余計なものは使わず求めた美味しさ〈無添加焼きそば バル チェローナ〉/白銀高輪
無添加焼きそば普通盛り950円(税込)。オメガ9 を含む圧搾一番搾り製法の菜種油を使い、焼きそばに添えるのは国産生姜の自家製甘酢漬け、吉野川産の青のりと、麺やソースのみならず薬味まで無添加。
一般的な焼きそばには蒸し麺が使われていることが多いが、ここでは、オープンに際してオリジナルの生麺を開発。ツルツルとした食感を出す北海道産小麦粉と、もっちりとした弾力の出る国産小麦を配合している。
ソースのベースは2 種類。野菜と果物をベースに、スパイス類やビネガーを効かせたとろりとした濃厚ソースと、かつおと昆布のダシを効かせて4 時間以上抽出した鶏がらスープで風味を出し、隠し味にはトマトなどの旨味でコクをプラスした醤油ベースのソース。もちろん化学調味料や人工甘味料、増粘剤などは不使用。
2.〈焼きそばのまるしょう〉/本郷三丁目
特製ソース焼きそば630円(並盛)をはじめとして、雪塩味、醤油味、ナポリタンなどの創作系、etc…、店長の関口雄一さんが考案した味のバリエーションは約20種類もある。鯛ダシのスープは130円。
千葉で22店舗を展開している人気の専門店が、2016年都内に進出。店内の製麺室で、全粒粉を含め3種類の小麦粉をブレンドして作る自家製麺は、小麦の風味が豊か!夜は焼きそば食べ放題コースも。
3.女性向けの工夫も嬉しい!〈真打みかさ 自由が丘〉/自由が丘
毎日製麺する切りたて麺は、本店よりもやや細めながらもちもち! 1 カ月以上熟成させるソースも女性を意識してマイルドに。焼きそば(ソース)750円で、麺の存在感を味わって。
実はこのお店、焼きそばブームの一翼を担う、自家製麺&自家製ソースの専門店が、高田馬場〈真打みかさ〉。そこから7 月に暖簾分けを果たしたもの。新店にも関わらず、どこか懐かしさも感じる店内。
(Hanako1123号掲載/photo:Kenya Abe(Bar Cherona), Kanako Nakamura text:Haruka Koishihara)