こんな組み合わせ、知らなかった! こだわりの集まる街【三軒茶屋】だからおすすめしたい。新感覚の味に心躍るダイニング3選
味にうるさい大人が集まる三軒茶屋。なかでも注目は、思いがけないコンセプトで新感覚の味を楽しませるこの3軒。意外な組み合わせに心躍るダイニングをご紹介します!
1.鮮魚とワインと音楽が楽しめる空間〈umbilical〉
シェフの小野貴裕さんとマネージャーの髙橋春さん。料理やアートを愛する二人のテーマは〝ストリートフレンチ〟。お気に入りのアートが彩り、ソウルミュージックの流れる空間が広がる。「フレンチやワインの魅力を同世代に伝えたい」、そんな二人の思いが味に価格に滲む。
故郷・岩手の旬魚など、その日の魚介を使った繊細なフレンチを「ヴァン・ナチュール」と。フレンチ版鮮魚の盛り合わせ「本日のシーフードプレート」1人前900円(注文は2人前~)。ワインはボトル3,400円~。
2.イタリアンと日本酒の相性に感動〈Firenze Sake Tokyo〉
〝日本酒で世界をつなぐ〟を合言葉に、日本酒&イタリア料理を楽しめるバル。さりげなく旬の食材を生かした花房恵悟シェフによる大人のイタリア料理が、選りすぐりの日本酒と驚くほど自然に溶け合う。
鶏白レバーのコンフ680円、水牛モッツァレラとフルーツトマトのスープ仕立て1,180円。日本酒「秋純吟ポルチニ」1杯600円。
3.絶品イタリアン店の看板メニューは"炊き込みごはん"〈RIZO〉
イタリア語で「米」という意味を持つこの店の看板は、あさりと鶏のダシで炊いた「丸ごとボルチーニ茸と自家製ベーコンとおろしチーズのココット炊きごはん」1,980円。米は希少な山形県産「さわのはな」を使用している。これを目当てに訪れる客も多いのだとか。
もう一つの目玉は、自家製シャルキュトリー。定番のパテ・ド・カンパーニュや、食通好みのブータン・ノワール(豚血)のテリーヌなど10種類以上あり、まずは盛り合わせでその味を堪能したい。
(Hanako1146号掲載/photo : MarikoTosa,Michi Murakami (tico,kujiraso,umimachidon) text :NamiHotehama・photo :Shin-ichi Yokoyama (P.78~80), text : Chiho Ohsawa (P.78~80))