世田谷区のど真ん中! 【経堂】店主のこだわりが詰まったグルメ4選。地元の人が愛するベーカリーも。

FOOD 2021.05.18

小田急線の急行も通る便利な街・経堂。街を見回すと至る所に美味しそうなお店を見つけることができます。オリジナルカレーからクラフトビールまで、今食べに行きたい「経堂グルメ」をご紹介します。

1.〈彼女のカレー〉

名前通り、彼女がつくったカレーを食べれる場所。

店を切り盛りする“彼女“さん。彼女がこの店をはじめた理由。それは失恋だった。勇ましく新たなスタートをきった彼女が丁寧に紡ぐ、「彼女のカレー」。野菜とキノコがたっぷり溶け込んだルゥにごろりと横たわる手羽元。ほくほくの五穀米、鮮やかに散りばめられたケールと、ローストナッツ。彩りを添えるキャロットラペとほうれん草の胡麻和え。ほっこり可愛らしいチキンカレーだ。卵が定番の半熟ではなく固ゆで卵っていうのも、即菜がアチャールではなく胡麻和えっていうのも、なんだか家庭っぽくていい。

〈彼女のカレー〉
■東京都世田谷区経堂2-7-14 〈リリィスタジオ&カフェ内〉
■営業時間の詳細はインスタグラムをチェック @kanojyo_curry

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(photo:Kayo Sekiguchi)

2.〈キーマカレー スパイス婆ちゃん〉

店主の木村哲博さんが全国のカレー店を食べ歩く中でも、特に衝撃を受けたという店が京都の〈スパイスチャンバー〉。同店に対するオマージュとして「チャンバー」を「婆ちゃん」に変換し、自身の店に名付けた。けれどカレーはまったくのオリジナル。粗く切った鶏肉とトマト、玉ねぎをベースに各種のスパイスを絶妙に配合した鮮烈な辛さのカレーを作る。特徴はレッドチリの風味が効いていること。トッピングにジャガイモのスパイス炒めを加えると、さらに奥深い味わいに。

〈キーマカレー スパイス婆ちゃん〉
■東京都世田谷区経堂2-27-18 3F 
■11:30~15:00(売り切れ次第終了) 水日休 
■5席/禁煙 
※詳細はInstagram(@spicebarchan)で。

(Hanako1179号掲載/photo : Kaori Ouchi, Yoichiro Kikuchi text : Keiko Kodera, Ami Hanashima, Kimiko Yamada)

3.〈onkä(オンカ)〉

お店は経堂の駅前の商店街を抜けた先、開けた緑道のお向かいにあります。小さなお店が並びついつい目移りしてしまう商店街は、あまり経堂に詳しくない私にもウェルカムな雰囲気で足取りが軽くなります。こちらは〈パンとエスプレッソと〉の姉妹店。

「キャラメルクリーム」は砂糖の粒が徐々に焦げて飴化するその瞬間がクリームに閉じ込められているよう。フォカッチャは季節に応じて変わるみたいなので、いまは変わっているかもしれませんが…。「食パン」は一口目は甘さをほとんど感じません。それ故に小麦の香ばしさがじんわりと控えめに、でもじわじわと伝わってきます。

パンの生地がおいしいのはもちろん、甘いもしょっぱいもここでしか出会えないような組み合わせのおやつパンやお惣菜パンがいっぱいで、ショーケースの前でふふふと思わず味を想像して笑みが溢れてしまいます。

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(photo&text:Yuki Hanai)

4.〈後藤醸造〉

東京農業大学卒の店主が一念発起し、縁ある場所でみんながしあわせになれるモノ作りを、と世田谷区初のブルーパブをオープン。常連客でつねににぎわう店内はスタンディングのみでオリジナルビールは定番の経堂エールと限定、ゲストビールを2種あつかう。地元ファーストをテーマに掲げ、世田谷育ちのホップを使用するなど、地域活性の要的な存在に。餃子やソーセージなどフードも充実。

(Hanako1179号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi text : Keiko Kodera, Kimiko Yamada(Sakaduki Brewing), Ami Hanashima(Snark Liquidworks))

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