吉祥寺がクセになる理由。 子ども用メニューも充実!【吉祥寺】長年家族連れに愛され続ける名店3軒。

FOOD 2021.03.26

吉祥寺好きに話を聞くと「あのお店にも寄っていきたい」「あの人にも会って話したい」…と気がつけば吉祥寺から離れられなくなってるみたいだ。ただ「好き」というのだけとは違う、足を運ぶほどに虜になってしまうこの感覚を味わえる吉祥寺には、「クセになる」という言葉がぴったり。吉祥寺をこよなく愛する人たちに教えてもらった、クセになる理由。今回は、親子で通えるお店をご紹介します。3月22日(月)発売 Hanako CITYGUIDE「クセになる、吉祥寺。」よりお届け。

1.子どもから大人までみんなが楽しめるタイ料理。〈アムリタ食堂〉

野菜、鶏肉、卵、海老がたっぷりな「酔っ払い炒めきしめん」1,100円(右上写真)は “酔っ払いも目が覚める”刺激的なおいしさ。ココナッツシュガーの甘みがクセになる「トムヤムハーブとナッツのおつまみ」680円は「アムリタ メコンモヒート」690円とご一緒に。大きなパイナップルがのったトロピカルドリンク650円は子どもたちに大人気。

〈アムリタ食堂〉
■東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-12 藤彩ビル1F
■0422-23-1112
■ランチ11:30~15:30(14:50LO)、土日祝11:30~14:50LO、ティータイム(土日祝)15:00~17:00、ディナー17:00~22:00(21:30 LO)*無休
■60席

2.美味で生活に寄り添う心の拠り所。〈鮨 漁火料理 吉祥寺 ふじ本〉

おすすめは「穴子漬け焼き」1,600円~(下写真下段)。白焼き用の穴子を酒と水で炊き、九州のたまり醤油を塗って、きつね色にサッと焼く。ふわふわ極上の柔らかさと絶妙な味付けの穴子を京都の山椒とわさびでいただくと、その上質な味わいに感激。個性的な巻物も評判で、「干かんぴょう瓢巻き」400円(下写真上段)はしっとりとした干瓢とわさびのハーモニーが絶品だ。

〈鮨 漁火料理(すし いさりびりょうり)吉祥寺 ふじ本〉
■東京都武蔵野市吉祥寺南町4-4-12
■0422-26-1509
■17:00~22:00 *水休
■17席(カウンター9席、4人がけテーブル席×2)

3.時が止まった“中庭”で癒される。〈La cour café〉

料理はすべて手作り。「エビとマッシュルームのマカロニグラタン」(パン・サラダ・ドリンク付き)1,000円は、まろやかなホワイトソースにほっこり。店主の古くからの知人が手がける自家焙煎コーヒー、手作りケーキ、ノンカフェインで香りの良いフルーツティーも人気。作り手の顔が見える安心感と家庭的な味が、長年愛されている理由。

〈La cour café(ラクールカフェ)〉
■東京都武蔵野市吉祥寺本町2-11-9 プラタ高橋ビル2F
■0422-23-1518
■11:00~23:00 *無休
■30席

吉祥寺を訪れる人々への愛情深き名店たち。

吉祥寺の街には、長年親子や家族連れに愛され続けている店も多い。ランチタイムに子ども連れのママさんたちがにぎやかに楽しんでいるのは〈アムリタ食堂〉。お子さん用メニューもあるから親子でエスニック料理を味わえるのがうれしい。オープンから18年、子どもの頃から通い続けているお客さんもいるのだとか。〈鮨 漁火料理 吉祥寺ふじ本〉は井の頭通りに店を構えて15年。小さなお子さんから卒寿を迎えたおじいちゃんまで、我が家さながらに足を運んでいるご家族もいるという。〈La cour café〉は中道通り沿いで26年前から営業を続ける老舗カフェ。かつて営業していた姉妹店〈STONE〉から数えると数十年、四世代にわたり来店しているお客さんも。ガラス張りの窓から望む景色は変わったものの、店内は時が止まったように静かな時間が流れている。どの店も、普段使いにも、記念日にも、生活の中にさりげなく。とびきりのおいしさで期待に応えてくれる、吉祥寺を訪れる人々への愛情深き名店ばかりだ。

RECOMMENDER

◆トリンドル玲奈さん(とりんどる・れな)/モデル・女優。ファッション誌でモデルとして活動する傍ら女優としても活躍。幼少期を過ごした吉祥寺は、また住みたい街No.1。

◆稲葉大二郎さん(いなば・だいじろう)/プロバスケチーム運営会社幹部。オンライン酒場主催からプロバスケチーム運営まで幅広い事業を手がける。吉祥寺は大学時代の通学路で、今も足繁く通う。

◆吉田恭子さん(よしだ・きょうこ)/〈コマグラカフェ〉オーナー。吉祥寺の東急裏3階にある〈コマグラカフェ〉の店長。味も見た目も美しい食事とスイーツが楽しめる。

(Hanako CITYGUIDE「クセになる、吉祥寺。」掲載/photo:Kenji Nakata text:Takayuki Okamoto)

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