路地裏カフェから老舗喫茶まで。 【京都】ボリューミーなランチが人気の喫茶店&カフェ4軒!京町家を活かしたおしゃれな空間も◎

FOOD 2020.12.31

旅先ではたくさん歩くし、ランチはボリュームがあるとうれしい!今回は、京都旅でおすすめのボリューミーなランチがある喫茶店&カフェをご紹介します。しっかり食べてエネルギーチャージしよう。

1.眺め良し。Wi-Fiアリ。こんな場所あったらな、を叶えてくれる〈マールカフェ〉

眺めも良く、ゆとりのある空間で、じっくり本でも読んだりして過ごしつつ、何なら、Wi-Fiなんてあると尚嬉しいな。というワガママをすべて叶えてくれるカフェが、下京区にある雑居ビルの中にありました。テラスはもちろん、店内からも京都の景色を一望できます。

〈マールカフェ〉

「ハンバーグプレート」1,300円。温玉が添えられたハンバーグをメインに、バーニャカウダやアボカドフライなどがワンプレートに集結した大人気ランチメニュー。食欲そそる彩り豊かな盛り付けは、まるで大人のためのお子様ランチのよう。ボリューミーかと思いきや、気がつけばあっという間に完食していました。(※ランチタイムは15時迄。)ゆったり過ごしたい日にはぴったりな〈マールカフェ〉さん。次は日が沈んだ夜の時間に訪れたいです。

〈マールカフェ〉
■京都府京都市下京区西橋詰町762 京栄中央ビル8F
■11:30~23:00(L.O.22:30)
■年中無休

http://www.marcafe.jp/
@marcafe0213
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2.趣ある京町家を活かした路地裏の隠れ家カフェ〈cafe 火裏蓮花〉

印象的な店名を冠した同店は、初めて訪れる人、あるいは何度か訪れたことがある人にとっても、地図を眺めても尚迷ってしまうであろう路地裏に潜んだ隠れ家カフェです。お店は、柳馬場通から伸びる細道を進んだ先に。時間を忘れてぼーっとしたくなる店内。

必食メニューとも言える火裏蓮花名物。濃厚なデミグラスソースとマイルドなバターライスが互いに溶け込み合い、さらに奥深い味わいを演出。ごろっとしたチキンを同時に頬張れば、口元緩みっぱなしになるほどのインパクトが…!また、11時半〜14時迄の間にオーダーすれば、小さなデザートとオーガニック珈琲又は自家製たちばなジュース(酵素発酵させた自家製シロップ入りジュース)がセットに。

地図通り進んでもなかなか見つからず、前の通りを行ったり来たり。『もしかして...?』と思い、ドキドキワクワクしながら路地裏を進んだ先に、お目当のお店があったときのあの喜び。さっきまで人や車が行き交う場所に居たはずなのに、徒歩数秒先の場所で流れているのは、とても穏やかな時間。この大きな発見は、京都を訪れた大切な想い出の1つに深く刻まれることでしょう。

〈cafe 火裏蓮花〉
■京都市中京区柳馬場通姉小路上ル柳八幡町74-4
■11:30〜18:00(L.O. 17:00)火・水+不定休 祝日は営業

■HPはこちら!
■Instagram:@cafe_quarirengue
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3.喫茶カレーの真骨頂。どこか懐かしい、家庭的なカレーの味わい。〈喫茶茶の間〉

酷暑で茹だりそうな日も、極寒で凍えてしまいそうな日も、ふとしたとき求めたくなるのが、喫茶カレーの存在。素朴な見た目でありながら、お店それぞれ異なる個性を持つ喫茶カレーの中でも、初めて食べたその瞬間から記憶に焼き付き虜となった上京区にある〈喫茶茶の間〉さんのカレーは、やみつき間違いなしの魅力を秘めています。

ビーフカレーセット(11時〜):950円
ビーフカレーセット(11時〜):950円

ここを訪れたからには迷わずオーダーしたいビーフカレー。ソースポットになみなみと入ったルーを、セルフでかけて楽しむスタイル。刺激的で、だけども家庭的で、実に味わい深いその旨味が味覚に浸透するまでの時間、約0.5秒ほど。ルーだけでもいけちゃいそうなほど美味なのに、ライスに乗ったコーンフレークが放つ快音が、手に持ったスプーンにアクセスをかけてくれるのです。無意識に「これこれ!」と言葉を発したくなる味わいに、一瞬でファンになりました。

ビーフカレー以外に、もう一つカレーメニューの存在が。それがこちらの「バターコーンカレー」。バターで炒めたコーンの風味がライス&ルー全域に広がり、絶対的な”美味い”マリーアージュを演出。見た目的に大きな変化はないようだけど、一口食べればコーンに感謝したくなるほど、味覚的存在感は抜群です。食べ終えてもなお舌に残る余韻がその証。ルーの辛さは、マイルド〜大辛の4段階で選ぶことができ、”普通”でもなかなかガツンとくる味わい。甘めが希望の方はマイルド、辛いものならどんとこいっ!という方は、大辛にチャレンジを。また、+50円で生卵トッピング、+100円でご飯大盛りをいただくことも可能で、なんとルーに関しては一杯までお代わり無料という寛大なサービスも!

〈喫茶茶の間〉
■京都府京都市上京区下長者町室町西入ル南側
■075-441-7615
■7:30〜16:30 L.O 土曜日 9:30〜16:30 日・第2・4土曜休

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3.京町家を活かした店内で、本格派キーマカレーうどん&京スイーツ。〈京都四条 くをん〉

京都に来たからには京都らしいものを、と考えてはみるけれど、グルメやスイーツ含め、いざ何を食べようかと悩み始めると選択肢が多過ぎてわからない!という方にオススメしたいのが、京町家の趣を活かした〈京都四条 くをん〉で食べるキーマカレーうどん。もちろんありますよ、京スイーツも。

「串天三種盛りかしわキーマうどん」1,400円
「串天三種盛りかしわキーマうどん」1,400円

ここを訪れたからには、まずは食べていただきたい、くをん名物「和風かしわキーマうどん」。キーマカレーを構成するスパイスは20種以上にもなるらしいのだけど、複雑さは全くなく、直感で"間違いない美味しさ”とわかるレベルの味わい。麺もこのキーマカレーのためだけに作られたというのだから、"まさに主役だな"とシミジミ。かけるおつゆは、鰹出汁or豆乳出汁から選べ、「串天三種盛り」をオーダーすると、海老、タマネギ、茄子の三種がセットに。もちろん、別の串を追加でお願いしてもOK!詳しい食べ方は各テーブルに配された"お召し上がり方”を熟読推奨。

〈京都四条 くをん〉
■京都市中京区小結棚町420 新町通四条上る東側
■11:00~15:00 ランチ(14:30 L.O)17:00~21:00 ディナー(20:30 L.O)無休(年末年始除)

shijo-kuon.gorp.jp
■Instagram:@kuon_kyoto
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4.校閲会社と野菜のコラボカフェ!?豊かな時間と味わい〈本と野菜 OyOy〉

閉館後、4年の時を経てリニューアルオープンした複合商業施設「新風館」。その一角に、有機野菜を扱う、京都「坂ノ途中」と、書籍校閲の専門会社、東京「鴎来堂」とがコラボすることで生まれた〈本と野菜 OyOy〉がオープンしました。テイクアウトだけではなく、店内利用も可能。川沿いに配されたテラス席は抜群の心地よさ。

「OyOyスープランチ」1,300円
「OyOyスープランチ」1,300円

丹波シメジという、京都の山間部で育ったシメジから取った出汁をベースにした野菜たっぷりスープランチ。パンorごはんから選ぶことが可能。具材に使用される野菜は季節につれて毎日少しづづ変化するため、季節を代表する食材たちとの出会いもお楽しみに。

「OyOyベジスープランチ」1,300円
「OyOyベジスープランチ」1,300円

一番の人気を誇るというパンケーキがこちら。こんがりとキャラメリゼされた表面と、中のふわとろ感とのコントラストが風味以上の風味を演出。食べていて楽しさが生まれる、そんな一品。余談なのですが、昨年惜しまれつつも閉店したカフェ〈efish〉の食器や家具がこちらで受け継がれていて、もう二度とは出会えぬと思っていたあの名店の名残を直接肌で感じることができるのです。もしかすると、「あのとき座ってたソファだ!」なんて思わぬ再会もあるかも...。

〈本と野菜 OyOy(おいおい)〉
■京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
■11:00〜23:00LO (7月半ばまで、20:00までの時短営業)休みは施設に準ずる

https://oyoy.kyoto
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(photo&text:Kyonn)

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