台湾通がナビゲート。 トッピングも楽しめる台湾スイーツ専門店7選!【東京】今、豆花の進化がすごい。
パイナップルケーキに饅頭、仙草ゼリーや豆花など伝統的なスイーツが続々上陸中。一過性のブームにとどまらず、 新たなジャンルとして定着した台湾スイーツの魅力とは?今回は片倉真理さんと藤森陽子さんをナビゲーターにお迎えして、台湾スイーツをご紹介します。
1.「強いこだわりを感じる、手間暇かけて作る一杯(藤森さん)」〈浅草豆花大王〉/浅草
なめらかな食感の豆花と、サトウキビを使用した優しい甘みのシロップが絶妙なハーモニーを奏でる。トッピングはピーナッツ、白玉、さつまいも団子など種類豊富で、1品から選べ、自分好みの豆花が楽しめる。つるんとした喉越しの「愛玉子」も美味。
〈浅草豆花大王〉
■東京都台東区浅草4-43-4
■03-5849-4580
■12:00〜20:00(土日祝11:00〜19:00)火休
■24席/禁煙
2.「まるで抹茶プリン。この味わいは日本人向き」〈I LOVE 豆花〉/早稲田
台湾・高雄出身の店主が作る豆花は、豆の味を強く感じてほしいと、通常の2倍の豆乳を使用。にがりではなく、食物繊維が豊富な寒天で固めているのも特徴。「抹茶豆花コンボ」は、抹茶の豆花に、黒タピオカ、小豆、白玉をトッピングし、ブラックシュガーをかけた一杯。
〈I LOVE 豆花〉
■東京都新宿区西早稲田3-21-5
■03-6273-9833
■12:00〜21:00LO 不定休
■26席/禁煙
3.フルーツ豆花発祥の店。よりおいしくなった印象〈騒豆花 新宿ミロード店〉/新宿
毎日店舗で大豆を搾り、できたての豆乳で豆花を手作り。温かい「ピーナッツ豆花」は、豆花のおいしさを存分に味わえる。「イチゴ豆花」は、豆花の上にイチゴのシャーベットとフレッシュイチゴを一面に敷き詰めた豪華版。イートインのみ。
〈騒豆花 新宿ミロード店〉
■東京都新宿区西新宿1-1-3〈新宿ミロード〉7F
■03-3349-5828
■11:00~22:00LO 休みは施設に準ずる
■44席/禁煙
4.ここまで繊細な味わいは台湾でも珍しいかも(片倉さん)〈蓮月庭〉/自由が丘
自然栽培の茶葉のみを扱う台湾茶の茶藝館で味わえる「花生豆花」が評判。ヴィーガン対応の無添加豆花パウダーと寒天から作る豆花は、ふんわり軽やかな食感で、透き通った上品なシロップと好相性。イートインのみ。
■東京都目黒区自由が丘2-15-10〈A&Dハウス〉102
■03-5701-0033
■11:00~18:00(土日祝~19:00)不定休
■18席(テラス席あり)/禁煙
5.「ヘルシーコンシャスで隅々までスタイリッシュ!(藤森さん)」〈明天好好〉/中目黒
New Far Eastern Style Cafeをテーマに、南青山の老上海料理店〈MIMOSA〉の南俊郎シェフが監修するヴィーガンメニューを提供。豆花は5種類揃い、「果物豆花」はライチやバナナなどの果物がたっぷり。ぜんざい風の「明天豆花」はきな粉入り。
〈明天好好(ミンテンハオハオ)〉
■東京都目黒区青葉台2-20-7
■03-6452-3102
■11:00~23:00(22:00LO)不定休
■25席/禁煙
(Hanako1181号掲載/photo:RiE amano(P.40〜41),MEGUMI (P.42〜45)styling:Sumire Hayakawa(KiKi inc./P.40〜41)text:Emi Suzuki edit:Mutsumi Hidaka)
6.「日本に仙草ゼリーブームが来るかも(片倉さん)」〈台湾嫩仙草専門店 黒工号 上野店〉/上野
デトックス効果があり、健康にも良いことから、台湾では人気の仙草ゼリー専門店。プルプル食感の仙草ゼリーはもちろん、トッピングの具材も本場仕込みで、全て自家製。「黒工2号」は、仙草ゼリーに芋圓、タロイモ餡、緑豆をトッピング。昨年12月から日本限定で豆花も登場。
〈台湾嫩仙草専門店 黒工号 上野店〉
■東京都台東区上野4-6-8
■03-6875-1230
■11:00〜21:30LO 無休
■8席/禁煙
7.「花生湯と中華菓子は、おやつにも最高(藤森さん)」〈東京豆漿生活〉/五反田
都内初の台湾伝統豆花専門店〈東京豆花工房〉の姉妹店で、台湾式の朝ごはんが楽しめる豆漿専門店。豆乳搾り機を導入し、毎朝大豆から搾ったフレッシュな豆漿を提供。そのほか豆漿に合う台湾流のパンやパイ、花生湯など、どれも現地の味を真摯に再現。
〈東京豆漿生活〉
■東京都品川区西五反田1-20-3
■03-6417-0335
■8:00〜14:00(※なくなり次第閉店)日休
■18席/禁煙
Navigator
左・片倉真理(かたくら・まり)/台湾在住コーディネーター。台湾の書籍やガイドブックの企画・執筆のほか、女性誌の台湾特集のコーディネートも。『&Premium』にて「台北漫遊指南」を連載中。著書に『台湾探見』がある。
右・藤森陽子(ふじもり・ようこ)/台湾通ライター。台湾茶に惹かれたことを機に、定期的に通い続けて約15年。『Hanako』『BRUTUS』『anan』などの台湾特集を担当。現地での豆花と包子パトロールがライフワーク。
(Hanako1181号掲載/photo:RiE amano(P.40〜41),MEGUMI (P.42〜45)styling:Sumire Hayakawa(KiKi inc./P.40〜41)text:Emi Suzuki edit:Mutsumi Hidaka)