季節限定しっとり栗スイーツも。 全国のお取り寄せグルメ&スイーツ10選!ベテランフードライターが厳選。
おいしいものを食べ尽くしたベテランフードライター・渡辺“P”紀子さんが、無人島で暮らすことになったなら……。白米のレトルトは持ち込む前提で、何があってもどうしても!持参したい全国の“お取り寄せ”を聞いてみました。
【宮城】〈斉吉商店〉の「金のさんま」
「東日本大震災のときには津 6波で会社が全壊に。女将さんの人柄も素敵で、何か応援できないかなぁという気持ちから、お取り寄せしています。何よりおいしいので、1切れでご飯一膳は軽く食べられます」。
〈斉吉 日本橋三越店〉
■03-3241-3311(代)
【福島】〈奈良屋〉の「奥会津生中華麺3食12番 極太麺」
「スタイリストの高橋みどりさんに紹介してもらって、以来、すっかりはまっています。お気に入りは、レモン入り冷やし中華。つるつるしこしこの麺とこのスープで、シアワセ。常温で2週間保存可能なのが素晴らしい。麺もスープもバラでも購入可能です」。
■0120-123-045
【東京】〈紀ノ国屋〉の「抹茶入玄米茶ティーバッグ」
「色もきれいだし、高温で淹れても風味を損なわず飲めるから、愛飲してます。普段は茶葉を急須で淹れていますが、無人島にはティーバッグのほうが重宝ですよね。お茶はおやつには欠かせません。茶飲み星人です」。
〈e-shop KINOKUNIYA〉
■0422-28-0030
【東京】〈トラヤカフェ〉の「和栗とチョコレートのフォンダン」
「栗好きゆえ、“栗もの”には常にアンテナを立てています。これはとにかく、しっとりおいしい。無人島行きに選んだ理由は、丸ごと1本ひとり占めできるから(笑)。薄く切って少しずついただきます。ほうじ茶とともに」。
〈あんスタンド北青山店〉
■03-6450-6720
【京都】〈丸久小山園〉の「和光」
「抹茶は心を鎮めるのに最適。 お湯を沸かして、しゃかしゃかしゃか。“にわか”茶人になってお薄を一服。おやつと楽しめば、こわい〆切も一瞬忘れられます。ま、無人島まで追っかけてこないだろうけど」。
〈丸久小山園本店〉
■0774-20-0909
【京都】〈柳桜園茶舗〉の「かりがねほうじ茶 金」
「ほうじ茶は香りが命。香ばしく煎られたほうじ茶は、単独で喫するよりも、おせんべいや高級すぎないクッキーなんかと一緒に。食後にももちろんいい。普段はあまりコーヒーを飲まないので、ほうじ茶をよくいただきます」。
■075-231-3693
※〈日本橋髙島屋〉味百選にて取扱いあり
【兵庫】〈生瀬ヒュッテ〉の「いよかんのメロンパン」と「山小屋食パン」
「ここのパンは、どれもこれも夢のようにおいしい。問題なのは、なかなか予約ができないこと。無人島に行くなら、何が何でも手に入れて持っていきたい」。※「いよかんのメロンパン」は期間限定。完全予約販売(毎週月曜日10:00~14:00に電話予約受付、売り切れ次第終了)
【福岡】〈椒房庵〉の「あごだしめんたいこ(うまくち)チューブタイプ」
「福岡空港で見つけて以来、人に差し上げるお土産用としても、自宅用にも重宝しているもの。切らなくていいので、パスタやおにぎりにも混ぜやすいし、マヨネーズと混ぜて、ゆで野菜のディップとしてもいい」。
〈椒房庵 福岡空港店〉
■092-409-1134
【イタリア】〈ピエトロ・ロマネンゴ〉の「シュガーボンボン・カラー」
「一粒一粒、味わいや香りが異なって、それが楽しい。口に入れてシャリッとつぶすと、マッチ売りの少女のように夢の世界に連れてってもらえそう。どこかイタリアの香りがするんです。1日1粒とか決めて食べたい」。
〈Nonna & Sidhi Shop〉
■03-5458-0507
【イタリア】〈カステル・ルッジェロ〉の「エクストラバージンオリーブオイル」
「鎌倉の素敵なイタリア料理店で販売しています。香り高いオリーブオイルは、無人島で獲ったタコをさっとゆでて薄切りにしてかけていただきたい(妄想)。もちろん、パスタにも。できれば蜂蜜も持っていきたい」。
〈オルトレヴィーノ〉
■0467-33-4872
(Hanako1179号掲載/photo : Natsumi Kakuto text : Yoshie Chokki)