“イタリアンとパンのおいしい関係”に注目。 呑めるパン屋さん…!?パン飲み×イタリアンが楽しめるレストラン&バー4軒【東京】
イタリアンが手掛ける「呑めるパン屋さん」や、ベーカリーカフェで楽しめイタリアンコースなど、いま目が離せない“イタリアンとパンのおいしい関係”。今回は、パン飲み×イタリアンが楽しめる東京都内のイタリアン・ダイニングバー・ワインバー4軒をご紹介します。
1.〈JET BAKER〉/新川
同じく昨年オープンした〈JET BAKER〉もビブグルマン選定のイタリアン〈ターブルドット〉の2号店。
コンセプトは「呑めるパン屋」さん。「ビールとパンの材料は同じ小麦。合わないはずがないんです」と主人・日暮勝秋さんは笑う。泡がまったくないJET注ぎ、泡いっぱいのミルコなど注ぎ方も5種。
行列ができるランチパスタには山盛りのサラダとパンが。食べきれないパンはテイクアウトもOK。「パンもサラダの味も毎日違います」という工夫とサービス精神で、昼も夜もカヤバレーで働く人々の元気を支えている。
〈JET BAKER〉
国産小麦100%の自家製高加水パンが自慢の「呑めるパン屋さん」。
■東京都中央区新川2-1-3
■03-6875-7084
■11:30~13:30LO、17:30~21:30LO、土17:00~21:00LO 日祝休
■20席/禁煙
(Hanako特別編集『East Area of Tokyo Station Magazine』掲載/photo : Keiko Ichihara text : Noriko Maniwa)
2.〈Fiorata by 自由が丘BAKESHOP〉/自由が丘
開店10年のカフェ&ベーカリーが、6月にディナーを一新。
オーガニックワインや自家製パンと共にコースで楽しめるイタリアンに。アラカルトもあり。
〈Fiorata by 自由が丘BAKESHOP〉
■東京都目黒区自由が丘2-16-29 IDÉE SHOP Jiyugaoka 4F
■03-3723-2040
■10:00(ディナー17:00)~22:00LO 年末年始休
■42席/禁煙
(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo: Misa Nakagaki, Makoto Kujiraoka text: Akane Imoto)
3.〈Stonewell〉/成城学園前
駅前にある古い市場のような場所に、コンクリート打ちっぱなしの壁、木のテーブルと、ここだけシンプルモダン。目の前の〈SEIJO TAMAI〉の倉庫だったという場所をワインバーに改造。
「酒屋でワインを置いていても、言葉や文字だけで味わいをお伝えするのは難しい。試飲の延長で気楽に飲んでいただければ」と石井さん。
奇跡のコラボである。特別メニューとして〈ラトリエ ドゥ プレジール〉のパン、〈サルメリア 69〉のサラミと生ハム、そして名トラットリアとして名を轟かせる〈フィオッキ〉のズッパが、ここ1軒で全部そろうのだから、歓喜にむせびながら食べるほかない。
窓から駅前ロータリーが見える。一杯やりながらバスを待ったり、夫婦待ち合わせてタクシーで帰ったり、帰宅前のひとりの時間を楽しんだりと、実に使い勝手がいい。
〈Stonewell〉
ワインは自然派や日本産も。グラス 400円~、ボトルは隣の〈SEIJO TAMAI〉の販売価格+1,000円で。おつまみ 150円~(各税込)。
■東京都世田谷区成城2-35-11 成城ホームズ1F
■03-3417-3335
■18:30~24:30LO 日月休
■14席/禁煙
(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Keiko Nakajima text:Taeko Terao edit:Kahoko Nishimura)
4.〈Però〉/三軒茶屋
イタリアン〈ブリッカ〉の姉妹店として2017年10月に開店。
ほんのりライ麦が香るブドウ酵母のパンは、ぎゅっとしっとり。
平日はおつまみと共に、土日はランチで。ピエモンテのワイナリーに勤めていた店主が選ぶワインにも注目。小規模農園を中心に、グラス約30種がそろう。
(Hanako1150号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Wako Kanashiro)
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