“イタリアンとパンのおいしい関係”に注目。 呑めるパン屋さん…!?パン飲み×イタリアンが楽しめるレストラン&バー4軒【東京】

FOOD 2019.11.15

イタリアンが手掛ける「呑めるパン屋さん」や、ベーカリーカフェで楽しめイタリアンコースなど、いま目が離せない“イタリアンとパンのおいしい関係”。今回は、パン飲み×イタリアンが楽しめる東京都内のイタリアン・ダイニングバー・ワインバー4軒をご紹介します。

1.〈JET BAKER〉/新川

ランチでにぎわうテラス席。テイクアウト専用の窓口があるのがビジネス街ならでは。
ランチでにぎわうテラス席。テイクアウト専用の窓口があるのがビジネス街ならでは。

同じく昨年オープンした〈JET BAKER〉もビブグルマン選定のイタリアン〈ターブルドット〉の2号店。

くるみクランベリー、ヨモギ大納言、カシューナッツ黒胡椒など色とりどりの個性的なパンが次々とオープンキッチン内で焼かれる。
くるみクランベリー、ヨモギ大納言、カシューナッツ黒胡椒など色とりどりの個性的なパンが次々とオープンキッチン内で焼かれる。

コンセプトは「呑めるパン屋」さん。「ビールとパンの材料は同じ小麦。合わないはずがないんです」と主人・日暮勝秋さんは笑う。泡がまったくないJET注ぎ、泡いっぱいのミルコなど注ぎ方も5種。

ランチパスタはクリーム系、オイル系など3種から選べて1,200円。写真はさっぱりトマトのポモドーロ。パンとサラダのボリュームに驚く。
ランチパスタはクリーム系、オイル系など3種から選べて1,200円。写真はさっぱりトマトのポモドーロ。パンとサラダのボリュームに驚く。

行列ができるランチパスタには山盛りのサラダとパンが。食べきれないパンはテイクアウトもOK。「パンもサラダの味も毎日違います」という工夫とサービス精神で、昼も夜もカヤバレーで働く人々の元気を支えている。

〈JET BAKER〉
国産小麦100%の自家製高加水パンが自慢の「呑めるパン屋さん」。
■東京都中央区新川2-1-3 
■03-6875-7084 
■11:30~13:30LO、17:30~21:30LO、土17:00~21:00LO 日祝休 
■20席/禁煙

(Hanako特別編集『East Area of Tokyo Station Magazine』掲載/photo : Keiko Ichihara text : Noriko Maniwa)

2.〈Fiorata by 自由が丘BAKESHOP〉/自由が丘

自由が丘 Fiorata by 自由が丘BAKESHOP

開店10年のカフェ&ベーカリーが、6月にディナーを一新。

自家製大沼牛の生ハム“ブレザオラ”と旬のフルーツ 1,480円(税込)
自家製大沼牛の生ハム“ブレザオラ”と旬のフルーツ 1,480円(税込)

オーガニックワインや自家製パンと共にコースで楽しめるイタリアンに。アラカルトもあり。

〈Fiorata by 自由が丘BAKESHOP〉
■東京都目黒区自由が丘2-16-29 IDÉE SHOP Jiyugaoka 4F
■03-3723-2040
■10:00(ディナー17:00)~22:00LO 年末年始休
■42席/禁煙

(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo: Misa Nakagaki, Makoto Kujiraoka text: Akane Imoto)

3.〈Stonewell〉/成城学園前

立ち飲みでも、コーヒー1杯でも。ちょっと飲んで帰れる自由さがうれしい。
立ち飲みでも、コーヒー1杯でも。ちょっと飲んで帰れる自由さがうれしい。

駅前にある古い市場のような場所に、コンクリート打ちっぱなしの壁、木のテーブルと、ここだけシンプルモダン。目の前の〈SEIJO TAMAI〉の倉庫だったという場所をワインバーに改造。

兄と弟で経営しているという。写真は弟の石井信之さん。新メニューにローストビーフが登場している。
兄と弟で経営しているという。写真は弟の石井信之さん。新メニューにローストビーフが登場している。

「酒屋でワインを置いていても、言葉や文字だけで味わいをお伝えするのは難しい。試飲の延長で気楽に飲んでいただければ」と石井さん。 

〈サルメリア 69〉の生ハムとサラミの盛り合わせ 1,320円(数量限定)。〈サルメリア 69〉が、その日おいしいサルーミ4種類をチョイスしたもの。トラットリア〈フィオッキ〉のリボッリータ 750円。トスカーナ・フィレンツェの郷土料理。黒キャベツとパンを加えて煮込んだスープ。〈ラトリエ ドゥ プレジール〉のパン盛り合わせ 660円。創作意欲にまかせ日々新しいパンを作る田中シェフの日替わりスペシャリテ3種。
〈サルメリア 69〉の生ハムとサラミの盛り合わせ 1,320円(数量限定)。〈サルメリア 69〉が、その日おいしいサルーミ4種類をチョイスしたもの。トラットリア〈フィオッキ〉のリボッリータ 750円。トスカーナ・フィレンツェの郷土料理。黒キャベツとパンを加えて煮込んだスープ。〈ラトリエ ドゥ プレジール〉のパン盛り合わせ 660円。創作意欲にまかせ日々新しいパンを作る田中シェフの日替わりスペシャリテ3種。

奇跡のコラボである。特別メニューとして〈ラトリエ ドゥ プレジール〉のパン、〈サルメリア 69〉のサラミと生ハム、そして名トラットリアとして名を轟かせる〈フィオッキ〉のズッパが、ここ1軒で全部そろうのだから、歓喜にむせびながら食べるほかない。

窓から駅前ロータリーが見える。一杯やりながらバスを待ったり、夫婦待ち合わせてタクシーで帰ったり、帰宅前のひとりの時間を楽しんだりと、実に使い勝手がいい。

〈Stonewell〉
ワインは自然派や日本産も。グラス 400円~、ボトルは隣の〈SEIJO TAMAI〉の販売価格+1,000円で。おつまみ 150円~(各税込)。
■東京都世田谷区成城2-35-11 成城ホームズ1F 
■03-3417-3335
■18:30~24:30LO 日月休 
■14席/禁煙

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Keiko Nakajima text:Taeko Terao edit:Kahoko Nishimura)

4.〈Però〉/三軒茶屋

三軒茶屋 Però
家具はアンティーク。
家具はアンティーク。

イタリアン〈ブリッカ〉の姉妹店として2017年10月に開店。

パンは1カット150円
パンは1カット150円

ほんのりライ麦が香るブドウ酵母のパンは、ぎゅっとしっとり。

土日限定の「ワンプレートランチ」1,600円は山梨産のオーガニック野菜とパテなど。熟成させた白ワイン600円~(各税込)と。
土日限定の「ワンプレートランチ」1,600円は山梨産のオーガニック野菜とパテなど。熟成させた白ワイン600円~(各税込)と。

平日はおつまみと共に、土日はランチで。ピエモンテのワイナリーに勤めていた店主が選ぶワインにも注目。小規模農園を中心に、グラス約30種がそろう。

(Hanako1150号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Wako Kanashiro)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

Videos

Pick Up