バスや電車の待ち時間も上質に。 【東京】ターミナル駅にあるおしゃれブックカフェ3選。待ち合わせ時間は本と珈琲で。
都内のターミナル駅でもある池袋・新宿・渋谷で、誰かとの待ち合わせだったり、バスを待ったりする方も多いのでは?今回はそんな待ち時間も上質にしてくれる、美味しいコーヒーとおしゃれな空間が広がるブックカフェをご紹介します。
1.3,000冊の本に囲まれ、読書にもひと息つくにも。〈本と珈琲 梟書茶房〉/池袋
神楽坂にある〈かもめブックス〉代表の柳下恭平さんがセレクトした本を書棚から選び、コーヒーを飲みながら過ごせるスペース。100席以上の広い店内は4エリアに分かれている。〈ドトールコーヒー〉のコーヒーマイスター・菅野眞博さんによる「梟ブレンド」500円をサイフォンでじっくりと抽出した一杯を合わせるのがいい。是非「BOOKシフォン プレーン&ストロベリー」700円と一緒に召し上がれ。
柳下さん選書の本と、本のテーマに合わせたブレンドがセットの「梟叢書」1,500円。本のタイトルは隠し、紹介文を頼りに選ぶ「シークレットブック」の販売も。
(Hanako1139号掲載/photo : Kayoko Aoki text : Yumiko Ikeda)
2.〈ブルーノート ジャパン〉のブックカフェ。〈Brooklyn Parlor SHINJUKU〉/新宿
〈ブルーノート ジャパン〉による店。「動物好きでして」などユニークなジャンル分けのワードが目を引く。「ワイン」の棚なら、ブドウやチーズの本もひとまとめに。平日は23:30、日祝日は23:00まで営業。
「本を手に取らなくなってきた時代に、知らない本と出合う機会をと。お酒も飲めて使い勝手もいい」。すべて購入可。自家製ワッフル各1,100円(カフェタイムのみ)など食事も。
(Hanako1152号掲載 photo:Shin-ichi Yokoyama photo:Wako Kanashiro)
3.おしゃれブックカフェでオムライスランチ。〈Bookcafe days〉/渋谷
国内外の名作が常時500冊ほど楽しめる。本の売り上げの一部は国内外の子供たちの支援に充てられている。店主は図書館や専門店でたくさんの児童書に触れてきた小島ちふみさん。短い言葉と絵で多くのことを表現する絵本の魅力を伝えたいとブックカフェを開業した。「同じ人でも、読む年齢により印象が変化するのも絵本のおもしろさ」と小島さん。大人になった今だからこそ響くものもあるはず。まずは1 冊を開くことから始めよう。
持参の本と交換して持ち帰れる「交換本」のコーナーも。
「しそご飯のオムライス」850円は青ジソの爽やかな香りと半熟卵、トマトソースが好相性。
(Hanako1127号掲載/photo:Yoko Tajiro text:Mutsumi Hidaka)
【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。